子どもの就職が内定して考えた親の責任とは?義務を終えて感じること
親はどこまで子供の行動に責任を持つべきなのか?子供の行動に苦労する親は多いのかもしれない最近、社会的な地位を得た人たちが子供の犯罪や家庭内暴力に直面し、人生が暗転するニュースが後を絶ちません。私も社会人になった子供を持つ親として黙認することができず、今回、親の責任について考えました。農林水産省の元事務次官が東京練馬区の自宅で長男を視察した事件ですが、正直なところ、当初、父親に強く同情しました。44歳の長男が無職のまま実家に引きこもり、父母に対する家庭内暴力に悩んだ末の犯行だと報じられています。犯行前、元事務次官は息子が近隣の小学生がうるさいと叫んでいるのを見て口論になったともいいます。その直前、川崎市で引きこもりの中年男が小学生を殺傷した事件が発生し、元事務次官は「自分の息子も同じような犯行に走るかもしれない」と不安を感じたといいう報道も目にしました。事務次官という中央省庁の官僚トップを経...