株式・投資信託

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投資の神様は妥協せずに買い時を待つ!ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」

優れた投資家は売りよりも買いを重視する! バフェットの「株主への手紙」は投資の本質を教えてくれた 投資の神様は決して無理をしないものです。 時価総額約55兆円の米投資会社バークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏(88)が2月23日、毎年恒例の「株主への手紙」を公表しました。(参考:日本経済新聞「バフェット氏、封じられた大型買収、金余り価格高騰」) 「長期の展望があるビジネスを買うには価格があまりにも高すぎる」(バフェット)。 その手紙の中で、バフェットは現在の株価水準では長期的に保有するに値する銘柄が見当たらないことを明らかにしました。 では、12兆円にも積み上がった余剰金を再投資せずに、どうするのか? 無理に投資せず、株主に還元する意向のようです。 個人資産6兆円超のバフェットは、他人から預かった金融資産を守る姿勢は慎重そのものです。 そして、他人の資産を守るた...
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サルでも勝てる株式投資!日本株より米国株の配当再投資が稼げる理由とは?ウォーレン・バフェットに学ぶ

金融資産を構築するなら”博打投資”より”配当再投資” マグレ当たりの投資は数をこなせばいつかは負ける 私は早期退職を実現するにあたって、様々な投資を経験しました。 前回配信した記事「サラリーマンに適した副業は何か?選択を誤ると人生を棒に振る!」のなかで、株式のデイトレは気分が落ち着かず、生活の質が低下することから辞めたことをお伝えしました。 では、株式投資は金融資産を構築する方法としてダメなのか? いや、ダメではありません。むしろ、サラリーマンが金融資産を増やす方法として有望な選択肢だと思っています。 ただ、有望と思うのは、デイトレやスイング投資ではありません。きょう、あす、株価が上がるか下がるか、勘で当てる賭け事のようなものです。 騰落の確率は50%。これに手数料や税金も考えると、短期トレードは数をこなせばこなすほど負ける確率が高まる計算になるのです。これはバカラと同じ計算法です。 もち...
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サラリーマンに適した副業は何か?選択を誤ると人生を棒に振る!

正社員の副業は平均月収が約7万円! 前回はパーソル総合研究所の調査で、サラリーマンの10人に1人が副業に取り組み、4%の人が月収30万円以上稼いでいることをお伝えしました。 今回はサラリーマンが本業と両立させながら、将来性や夢のある副業はどんなものがあるのか、徹底考察したいと思います。 副業には時間の切り売りと資産型の2種類ある 副業の種類を見極めることが重要だ 会社勤めしながら空いた時間に副収入を稼ぐのが副業です。 サラリーマンの人生は空いた時間をどう活用するかによって大きく異なってきます。 それはなぜなのか? この点から順を追って説明していきたいと思います。 サラリーマンに可能な副業には次のようなものがあります。 飲食店などのアルバイト 株式やFXなどのトレード アパートなど不動産事業 ブログやユーチューブなどネット収益 プログラミング 難易度は異なりますが、どれも一長一短があります。...
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不労所得で生活できる資産型副業とは何か?早期リタイアした会社員の体験的ブログ考察【副業の学校②】

早期リタイアには資産型副業が絶対に必要! 不労所得を得るには資産を築ける副業が重要 前回は、ポイントサイトやクラウドソーシングなど即金型副業について、私の経験的な考察をエントリーしました。 今回は、資産型の副業を考察してみたいと思います。 資産型の副業とは、将来、自分がさほど労働しなくても自動的にお金が入ってくる仕組みを構築するということです。 将来の労働量が少なくて済みますから、自由な生き方を志向するサラリーマンには魅力的な副業ともいえます。 具体的に、どんな副業があるのでしょうか? 自分所有の会社を経営する アパート経営など不動産投資 ブログやYouTube、Instagram 株式や投資信託の配当・分配金 著作権など知的所有権 思い当たるのは、この5分野です。 この中で、最初に挙げたサラリーマンが会社経営するのは、勤め先の従業規則上、難しいと思います。会社にバレたら規約違反で処分され...
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買えば買うほど貧乏になる投資をしていませんか?初心者が陥る投資信託の罠

毎月分配金型の投資信託「グロソブ」が教えてくれる教訓 「グロソブ」の毎月分配金を頼りに早期退職した先輩の話 10年ほど前、私の先輩Tさんが50歳を機に会社を早期退職しました。 しばらくたって、先輩Tさんから「一緒に飲みませんか?」という連絡があり、東京・恵比寿の居酒屋で会いました。 Tさんは、米国を中心に海外勤務も経験した国際派。常々、私もいろいろな知見を教えていただいていた人でした。 30代半ばに郊外に一戸建ての住宅を購入し、倹約に倹約を重ねて10年ほどで住宅ローンを完済。まだ高校生と中学生のお子さんがいましたが、今後の生活費などを計算したら何とか生き延びられると読んで、早期退職に踏み切ったということでした。 特に、転職もせず、大学講師などして会社員時代の経験や知識を若い人に教えながら生活を楽しみたいとも話していました。 ただ、私にはひとつ疑問がありました。 それはいくら住宅ローンを完済...
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なぜ危なっかしい人が成功者になるのか?幸せな早期退職を実現できるサラリーマンのタイプ

崖っぷちの人が成功者になる本当の理由 危なっかしい人ほど大成功を遂げる 私たちの周りには、後先考えずに行動する人がいます。 ところが、向こう見ずで危なっかしい人ほど大きな成功を成し遂げるものです。 そういう人は、成功したあと、「先見の明があった」「度胸があるから成功した」などと、後付けで賞賛されますが、行動を起こした直後は「やっぱりあいつは危ないやつだ」と陰口を叩かれていたはずです。 例えば、楽天の創業者・三木谷浩史社長は、その一人かもしれません。 三木谷社長は一橋大学商学部を卒業したあと、当時の日本興業銀行(現みずほ銀行)に就職します。若い人は知らないかもしれませんが、当時の興銀マンといえば、銀行の中でもエリート中のエリートでした。 預金ではなく金融債を販売して資金を集め、国家的プロジェクトや大企業に融資して、戦後日本の高度経済成長に貢献しました。皮肉なことに日本の企業が成長すると資金需...
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なぜ早期退職を目指すFIREの記事が人気なのか!「人生はやったもの勝ち」の人生観

人生の後半は自分主導の人生にする運動 なぜ米国のFIRE運動にアクセス数が多かったのか? 今月21日に米国の若者の間に早期リタイアを目指す運動FIREが広がっている話題を取り上げました。 驚いたことに、その記事にはたくさんのアクセスがありました。日本にも早期リタイアに関心と共感を抱く人が多いことを実感しました。 米国の「FIRE」運動は「Financial Independence,Retire Early(経済的に自立し、早く引退しよう)」の略で、会社員時代に収入の多くを貯蓄に回し、節約して、リタイア資金を貯めて、会社主導ではなく自分主導の人生を実現するムーブメントです。 ただ、私はFIRE運動の特徴はマネーリテラシーの高さだと感じています。 単に「会社が嫌だから辞める」という追い込まれ型や逃避型のリタイアではなく、「自分が主導する人生を築きたい」という能動型リタイアです。 ですから、準...
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確定申告の簡単な方法!サラリーマンの副業に必要不可欠な知識をまとめた

年末年始が終わると、ブログ収入や不動産投資、株式やFX取引している人にとっては確定申告の季節がやってきます。 私も毎年、確定申告していますが、とても面倒なものです。 今回は、私の経験も交えて会社に副業がバレない方法など確定申告のポイントを説明したいと思います。 副収入を確定申告することで精神的に安定した生活が送れる 副収入の確定申告は幸福な生活の第一歩 今年2019年の申告期間は2月18日(月)〜3月15日(金)までです。 2018年中の副収入が20万円以上だった人は全員、確定申告が必要です。 多額の納税が嫌で税金の安い海外に移住する富裕層もいるくらいです。サラリーマンだって仕事の合間に頑張った副収入ですから、ごっそり税金を取られるのは嫌です。 しかし、副収入を確定申告するメリットは、次のような点があると考えています。 ビクビクせず心穏やかに生活できる 納税という形で社会に貢献できる 税金...
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早期リタイアを目指す米国のFIRE運動は日本でも広がるかもしれない!幸せの再定義とは?

米国で高まる40歳前後で早期リタイアを目指す運動 経済的な自立と自由な人生を模索する若者たちが増えている 米国の若者の間で広がっている潮流があります。 それは、経済的に自立して早期リタイアを目指すFIRE(「Financial Independence Retire Early」の略)という運動です。 先日、日本経済新聞にも掲載されていましたが、米国の20〜30代、いわゆる「ミレニアム世代」の人たちが、早期リタイアを目指して、収入を貯蓄し、節約に励むムーブメントです。 米国の若者の間で「FIRE」と呼ばれる運動が広がっている。「Financial Independence,Retire Early(経済的に自立し、早く引退しよう)」の略で、40歳前後でのリタイアを目指し、収入の7割を貯蓄に回したり、家賃を浮かすため船で暮らしたりする人までいる。つましい生活を受け入れるのは、2008年の金融...
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どうして若年層はNISA口座の比率が低いのか?非課税のNISAをおすすめする最大の理由!

NISA口座は売却益も配当も非課税で絶対的に有利だが・・・ NISA口座の圧倒的な有利性とは? 以前、投資信託や株式投資などの売却益や配当が非課税になるNISA口座について、その有利性をエントリーしました。 私自身、早期退職して時間の余裕ができたので、NISA(一般NISA)口座を申し込み、先日、手続きも完了しました。 NISAには、投資信託やETFを毎月積み立てる「つみたてNISA」と、投資信託だけでなく上場株式も投資できる「一般NISA」の2種類があり、年間の投資限度額や非課税期間にも違いがあります。 条件面で違いはあるものの、「一般NISA」も「つみたてNISA」も一般口座では課税される約20%が完全に非課税になるのですから、圧倒的に有利な投資になることには変わりはありません。 個別株も買える 税制面で絶対的に有利なNISAですが、「一般NISA」と「つみたてNISA」では、いくつか...
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老後資金を株式投資に期待するのは無謀すぎる!株式投資や投資信託は知的マネーゲームと割り切るべき!

公的年金の不足分を株式投資でカバーできるのか? ゆとりある生活には月35万円必要。公的年金の平均支給額は22万円 誰もが老後はお金を気にせず、ゆとりある生活を実現したいと願っています。 そのために、サラリーマンの多くが厚生年金の保険料を毎月支払い、節約して残ったお金を貯蓄に回し、老後資金を貯めています。 では、ゆとりある老後に必要な生活費は、いくらなのでしょうか? 生命保険文化センターが全国4056人(18〜69歳)を調査した結果によると、夫婦2人でゆとりある老後を送るために必要な生活費は月額34.9万円だったということです。(参考:平成28年 生活保障に関する調査(速報)) しかし、現実には、厚生年金の平均支給額は、夫婦で月22万円ほどにすぎません。 ゆとりある生活には約13万円不足することになります。 ゆとりある生活の不足額を投資信託でカバーするのは賢明なのか 私は15年間、株式投資を...
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大荒れの2019年に新たに株式投資や仮想通貨を始める3つの理由!【初心者入門】

リタイア元年の2019年はあらゆることに挑戦する 今年は未知の投資分野を体験したい 私は、株式投資を始めてから約15年になります。 その間、リーマンショックや東日本大震災など株式相場を乱高下させる局面も体験しました。 しかし、幸運にも暴落相場もくぐり抜けて現在も大きな利益を確保しています。 ただ、私の投資スタイルはわずかな現物株のバイ・アンド・ホールド、買ったら長期保有するスタイルなので、何億円も利益を出しているわけではありません。 今年2019年は、年初から東証日経平均が2万円割れスタート。信用取引の投資家は追証(追加保証金)を求められ、大損している人も少なくないと思います。 長年、世界のITを牽引してきたAppleの業績が下降し、NY株式市場など世界の市場が萎縮したのが原因です。 Appleショックは為替相場にも波及しました。1月3日朝、1ドル=109円台から104円台まで5円近い急激...
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リタイア生活の株式投資はNISAが最適な3つの理由【初心者入門】

リタイア生活にNISAが最適と考える理由 2019年はNISAで株式投資を楽しむ年にしたい 2018年も残りわずかとなりました。 今年は早期リタイアを実現し、収入を気にすることなく悠々自適な生活に入ることができました。 しかし、目標がなければ、リタイア生活も張りがありません。 2年ほど前にリタイア生活を想定して、賃貸用のマンションを売却し、現在、私が取り組んでいる投資といえば、海外株を中心とした株式投資だけになりました。 不動産は売却できなければ、最終的に資金を回収できないので、売却できてホッとしています。 ある程度、余剰資金もあるので、来たる2019年は、5年間、売却益や株式配当が非課税となるNISA(ニーサ)に取り組みたいと考えています。 このNISAという制度は、正直なところ、あまり関心がなかったのですが、調べれば調べるほど、お得な制度であることが分かりました。 利益が非課税になる口...
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アーリーリタイアを実現するために必要な生活資金の計算方法【早期退職の戦略と対策】

多くのサラリーマンがつまらない仕事から解放されて自由なアーリーリタイアを夢見ています。 しかし、どのくらいお金があれば、早期退職できるのか? 必要資金の目標が見えず、リタイアしようにも陽炎に向かって走るような感覚だと思います。 ファイナンシャルプランナー(FP)たちがリタイアの必要資金を計算し様々な提案をしています。 「なるほど」と思う提案もあれば、「中高年にそんなリスクを負わせるのはどうなの?」と疑問に感じる提案も少なくありません。 今回は、私がリタイア生活に実感した必要資金を公開したいと思います。 アーリーリタイアに緻密な資金計算はナンセンス 早期退職して分かるリタイア支出の概算 私がリタイア生活に入って最初に感じたのは、さほどお金は使わないということです。 もうひとつは、固定支出を削減するのは簡単だということです。今後、順次、ブログに書いていきたいと思いますが、現在も固定経費のリスト...
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お金は自由を手にする手段にすぎない【アーリーリタイアした理由】

給料を稼ぐだけでは満足感を得られなかった理由 お金を稼ぐことが目的だった時期 私はもともと裕福な家庭に生まれたわけではありません。 ですから、一般の学生の多くが考えるように、希望する職種の中で、できるだけ給料の高い会社を中心に就職活動しました。 幸運にも数社から内定をいただき、人生観や性格に最も合っていそうな会社を選んで就職したわけですが、その後、アーリーリタイアを実現できたのは就職した会社のおかげだったと感謝しています。 ただ、定年まで働いた方が多くの老後資金が貯められるはずですが、私が途中下車したのは、なぜだったのか。 自分の心境の変化を振り返ると、人は何のために働いているのか、分かってきたような気がします。 アーリーリタイアした理由。それは、私にとってお金の意義が変化したからです。 何のためにお金を稼ぐのか? 若い頃は給料が年々増えて30歳前後で目標にしていた年収を超えると嬉しかった...
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リタイア生活は株式投資に有利なのか?仮想通貨暴落にワクワクする自分を戒めた

株式投資の稼ぎ方は意外に簡単だと考える理由 株式投資で負ける人には必ず負ける原因がある リタイアを目指している人の多くは、将来資金を稼ぐために株式や投資信託を購入していると思います。 お金にお金を稼がせて、自分の給料と投資利益の2気筒体制で収益があれば、手元資金は倍速で増えることが期待できます。 しかし、人生はうまくいかないもので、働いて稼いだ給料を投資で失う人が少なくないのもまた事実です。 では、なぜ株式投資で損をするのでしょうか? 株式相場や報道の熱気に煽られて相場が高いときに買ってしまう 2割の損失で損切りするというセオリーを守る一方、暴落時に再投資しない 銘柄研究せずに人気銘柄に手を出してしまう癖がある 急騰時でも利益を確定せず、もっと上がるはずだと天井で売りたがる トレンドよりも自分の考えに固執する だいたい、負ける人の原因は、この範囲内にあると思います。 安い相場で買って急騰時...
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私の失敗談!株式投資とFXの勝ち方は正反対だった

プロが逃げ出した株式相場に楽園があった 株式投資とFXの勝ちパターンは真逆だった 私がリタイアを目指し始めたころ、将来のために実践的に取り組んだものがあります。 それは外国株とFX(外国為替証拠金取引)でした。 株式投資は現物取引、先物は避けました。一方で、FXは当時、レバレッジが100倍でも大丈夫でしたから、高レバレッジで勝負しました。(現在はFXのレバレッジ規制で最大25倍です) 最初は株式投資に取り組み、運良く結構な利益を手にしたので、その利益を軍資金にFXでレバレッジをかけて大きく増やそうと考えました。 しかし、最終的には株式投資の利益の多くをFXに吸い取られてしまいました。 それはなぜだったのか? 株式投資とFXでは基本的な勝ち方が真逆だったからです。 素人が投資でプロに勝つのは至難の技 私は、投資の未経験者が定年退職後に「生活費の足しにしたい」とトレードで稼ぐのは厳しいと考えて...
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アーリーリタイア生活に投資は必要なのか【資産運用】

資産投資の効用と年齢の問題 早期退職で資産投資を考えるべきなのか 早期退職を間近に控えて、心にひっかかっていることがあります。 それは資産投資をどれだけやるべきかというテーマです。 いろいろなファイナンシャルプランナーらが、老後に資産の目減りを軽減するためには資産運用が必要だと口を揃えています。 しかも、毎年○%で運用すれば、手持ち資産で○歳まで貯蓄が残るといったシュミレーションを示しているサイトも少なくありません。 確かに、その通りの運用が今後20年〜30年と可能ならば、資産目減りシュミレーション通りの結果になるでしょう。 しかし、私も長年、相場を見てきて、相場ほど当てにならない世界も少ないと感じています。 例えば、株式相場ですが、投資銀行は潤沢にと機関投資家らに資金を供給し続けたら、株式市場の時価総額が増え続け、株価も上昇し続けるでしょう。 不動産投資もまた然りです。 そうはならないの...
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早期退職後にやりたい資産運用は何か

私が資産運用する際に注意する3条件 資産運用の際に注意すること 私は早期退職後に、楽しみのひとつとして、ささやかですが、資産運用を考えたいと思っています。 その際に注意したいことがあります。 異常に利回りの高い投資は避ける 自分で理解のできないことには投資しない 資産運用額の上限額を設定する この3点が投資する際に絶対に守るべき自己ルールです。 利回りが異常に高い投資は詐欺的な匂いがします。 過去に投資や出資をさせて破綻した投資商品は、ほとんどが高利回りをうたって出資者を募っていました。 異常な高利回りには罠があると常に考えたいものです。 理解できない商品には投資しないこと さらに、重要なのは自分が理解できないものには投資しないということです。 あの世界最大の投資家ウォーレン・バフェットはでさえ、自分が理解できる内容の事業に投資すると明言しています。 ですから、自分が理解できる飲料のコカ・...
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早期退職時に住宅ローンを一括返済すべきか?

住宅ローンの一括返済が最善とは限らない 退職金で住宅ローンを一括返済するという常識 サラリーマンが会社を退職するとき、退職金で住宅ローンを一括返済して借金ゼロでリタイア生活を送ることが最善とされています。 借金ゼロだと楽ですし、精神的にもリラックスできます。 何よりも、住宅ローンは金利分を銀行に支払っているわけですから、余計な出費がなくなるという意味では一括返済が常識化しているのは分からないではありません。 しかし、それは住宅ローン金利が4%や5%時代の感覚なのではないかと思うのです。 いまは日銀の異次元金融緩和で、住宅ローン金利は1%を割り込んでいます。 私も住宅ローンを借り換えたおかげで、今後、金利が上昇しても、65歳過ぎまで年率0.9%の固定金利でヘッジされています。 この低金利を活かすことができないのか、リタイアを前に考え続けています。 考えれば考える程、この一括返済か否かというテ...
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リタイア後に生き延びれるか、貯蓄や年金を最終チェックしてみた

悠々自適に生きていける資産はあるのか 最後に自分を守ってくれるのは貯蓄 アーリーリタイアにあたって、最も不安なのは、この先、生き延びる経済的な基盤があるのかどうかということです。 私の考える経済的基盤は大別すると、以下の3点です。 貯蓄や株式など有価証券 公的年金 最後に現金化できる自宅 ふだんは、支給された年金と貯蓄の切り崩して暮らします。 ただ、貯蓄は、自宅の補修や電化製品の買い替え、冠婚葬祭、病気など不測の事態に備え、多めに見積る必要があります。 最後に無一文になった時には、最終手段として自宅を売却し、生き延びることも覚悟しなければいけません。 その意味では、貯蓄・有価証券と公的年金、自宅は、生き延びるための3点セットだと考えています。 理想的な貯蓄は1億円だが・・・ アーリーリタイアの必要資金は、死ぬまで必要な費用から逆算する必要があります。 悠々自適に生活するには、毎月40万円、...
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人生100年時代に老後破産しない方法

リタイア後の残り時間で投資戦略を考える 「人生100年時代」に踊らされてはいけない 本当かどうかは分かりませんが、人生100年時代という言葉が踊り始めました。 政府は「人生100年時代」と称して、長寿時代に備えたライフスタイルや各種制度の整備に着手しています。 ただし、実際の平均寿命(2013年・厚労省調べ)は、男性は80歳、女性は86歳です。 しかも、日常的にお医者さんや介護に依存せず、自立した生活ができる健康寿命(2016年・厚労省調べ)は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と、意外に短いのが実態です。 男性は60歳の定年退職後、心身ともに健康に過ごせる期間は12年しか時間がありません。 定年延長して65歳で退職した場合、健康な老後は7年しか時間はなく、投資で失敗した場合には取り返しがつかないのです。 現在の年齢で投資分野を選択する 老後の投資は時間的にリカバリーが難しいため、元本...
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不動産投資で人生終了にならないための注意点!

私が経験した不動産投資の勘所 買値の半値以下で売却したマンション 私はバブル期に当時築年数20年のマンションを7000万円以上で購入したことがあります。 そのマンションには3年ほど住み、2人目の子供が誕生したときに手狭になっため、持ち家に住み替え、以後、20年以上、賃貸物件として運用しました。 その途中、売却も考えましたが、日本はバブル崩壊とデフレ経済の時代。物件価格は年々下がり続けたため、売るタイミングが難しく、2年前にようやく3300万円で売却しました。実に、売値は買値の半値以下というありさまでした。 しかし、20年以上、そのマンションは空き室になることもなく貸し続けることができたので、最終的には売値と賃貸収入を合算して、収支はトントン。ヤレヤレという結果でした。 いかに安く仕入れるかが不動産投資の勘所 この経験から得たことは、不動産はなんと言っても仕入れが重要だということです。 不動...
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副業に潜む可能性と落とし穴

2018年は政府が起業や国民に副業を推奨したことから「副業元年」と言われます。 私自身は、それ以前に本業以外にネットで副収入を得ることを経験し、アーリーリタイア後の生活に自信を持つ一因となりました。 しかし、政府が音頭に素直に従って大丈夫なのでしょうか? きょうは副業時代の可能性と落とし穴について考えたいと思います。 副業は国民全員働け時代の号令か 政府は「副業は第2の人生の準備として有効」 そもそも、なぜ、いま、副業の奨励なのか? 安倍総理が議長を務める「働き方改革実現会議」が昨年、「副業や兼業は、第2の人生の準備として有効である」とお墨付きを与え、弾みがついたためためです。 それまで副業といえば、会社に見つかれば、処罰の対象であり、本業に熱が入っていないとみなされる日陰の存在でした。 しかし、政府が第二の人生の準備として有効と認めたことから、法制上の整備も進んでいます。 もちろん、会社...
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高齢者が資産運用で注意すべきこと

高齢者は資産運用に臆病であるべき 銀行が勧める投資信託は安心か 晴れて定年退職し退職金が振り込まれると、早速、あるところからお祝いの電話が入ります。 あなたの退職金を誰よりも早く知る人、そうそう銀行です。 うっかり支店に出向くものなら、仕事一筋の真面目なサラリーマン生活を送ってきたお父さんは、銀行員の低姿勢と厚遇ぶりに驚くと思います。 豪華な部屋に通され、まるでVIPにでもなったかのよう。そして祝福の言葉とともに、今後の退職金の運用について提案が待っています。 定期預金の優遇金利とセットにした投資信託や各種保険のお誘い。 「銀行の人が勧めるのだから、変なものではないだろう」と信じてはいけません。 銀行で購入する投資信託の手数料の高さは有名でした。 メガバンクで購入した投資信託は4割が損失 朝日新聞が4日、今年3月末時点で、3メガバンクで投資信託を購入した個人客のうち、4割が損失を抱えている...
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絶対に買ってはいけないマンションとは

不動産で人生を無駄にしてはいけない 不動産投資は気苦労所得 将来の年金不安のせいでしょうか、30〜40代で多額のローンを組んでマンションやアパート経営する人が跡を絶ちません。 不動産投資自体、決して悪いことではなく、成功すれば、毎月の家賃収入で富裕層のような生活だって夢ではありません。 しかし、不動産投資はやればやるほど難しく、不労所得というよりは気苦労所得であることも事実です。 私自身、過去にマンションを貸して、アパート経営も考え、実際に不動産屋さんのドアを叩いたこともありました。 ただ、どうしても、あと一歩踏み出せませんでした。 大事な視点は入居者が集まる物件か 最近、社会問題となったカボチャの馬車。 業者の家賃保証を信じて、多額のローンを組んでシェアハウスに投資した人たちがその家賃保証が消失し、途方にくれている問題は、お気の毒としか言いようがありません。 最も悪いのは、人気薄の土地に...
テキストのコピーはできません。