早期退職後にやりたい資産運用は何か

株式・投資信託
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私が資産運用する際に注意する3条件

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資産運用の際に注意すること

私は早期退職後に、楽しみのひとつとして、ささやかですが、資産運用を考えたいと思っています。

その際に注意したいことがあります。

  • 異常に利回りの高い投資は避ける
  • 自分で理解のできないことには投資しない
  • 資産運用額の上限額を設定する

この3点が投資する際に絶対に守るべき自己ルールです。

利回りが異常に高い投資は詐欺的な匂いがします。

過去に投資や出資をさせて破綻した投資商品は、ほとんどが高利回りをうたって出資者を募っていました。

異常な高利回りには罠があると常に考えたいものです。

理解できない商品には投資しないこと

さらに、重要なのは自分が理解できないものには投資しないということです。

あの世界最大の投資家ウォーレン・バフェットはでさえ、自分が理解できる内容の事業に投資すると明言しています。

ですから、自分が理解できる飲料のコカ・コーラや、コンピューターのアップル(Apple)、自動車のゼネラルモータース(GM)といった誰もが知っている分かりやすい銘柄に投資しています。

自分が理解できないものに投資しないという考え方は銘柄の選択に限りません。

なぜ、その投資商品が儲かるのか、仕組が理解できないものには投資を控えるという判断も重要です。

「儲かる」というセールストークを鵜呑みにせず、複雑なスキームには裏があると判断することは投資家の基本中の基本なのです。

自分が許容できる投資金額の上限を決める

最後に、注意したいのは、自分が投資する上限額を決めるということです。

投資は必ず儲かるわけではなく、損をすることだってあります。

その場合、どれぐらいの損失ならば許容できるのか判断することは重要です。

もちろん、投資ですから、それなりにリスクを取らないといけません。

問題なのは、投資で失敗して生活が立ち行かなくなることです。

そんな金額を投資していては、毎日が不安で投資を楽しむどころの話ではなくなります。

リタイア生活における投資は、儲けよりも楽しめるかどうかで判断できるくらいの金額に抑えることが大切です。

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リタイア生活でやりたい投資分野

最初に考えたい投資分野は換金が容易かどうか

まず、私がリタイア生活で本格的にやってみたい投資は、投資の王道である株式投資です。

日本株はもちろん、米国株や中国株といった外国株にも挑戦してみたいと考えています。

ただ、株式相場は、世界的な調整期間に入っているように見えます。

その意味では、これから下落局面では仕込める場面がありそうに感じています。

株式投資の最大の利点は、すぐに現金に換金できるという点です。

インターネット口座ならば、瞬時に決済して現金化できます。

一方、不動産投資はいざ現金化したくても、何ヶ月も買い手が現れるまで現金化できません。

場合によっては売れないかもしれません。

現金化が容易かどうかは資金運用の柔軟性に影響する重要なポイントだと考えています。

現金化の容易な株式投資ですが、投資資金はどのくらいにするのか?

私は1000万円ほどに抑えたいと考えています。

世界の政治・経済に目を向けた投資分野も魅力

比較的、少ない金額でも楽しめるといえば、FX(外国為替証拠金取引)も、その代表格です。

かつて、私も実践した事がある分野ですが、小銭で楽しめる投資分野でした。

FXは投資というよりは投機に近い分野です。

ですから、ロスカットの設定などリスク管理が重要です。

ただ、パソコンだけで取引していた昔と違って、スマホで取引できるようになったので、場所や時間を選ばず、利益確定やロスカットがしやすくなりました。

また、FXはドルやユーロといった先進国通貨だけでなく、新興国通貨も取引できる点が魅力です。

新興国通貨は、値動きが激しい局面もありますが、暴落したときに、底値を予想し、逆張りし、反発したときのキャピタルゲイン(値動きによる利益)も楽しめます。

何よりも、新興国通貨は利息のようなスワップ収入の高さが魅力です。

FXは高金利通貨と低金利通貨、例えば日本円のような通貨を組み合わせることによって、スワップ収入が期待できます。

その際に注意すべきことは、レバレッジを低く抑えることによって激しい値動きによる強制ロスカットを回避することです。

ロスカットを避けて長期保有でスワップ収入を狙い、為替相場が回復したときに決済すれば、スワップ収入とキャピタルゲインの両方が狙える点も魅力的だと考えています。

このFXですが、私の投資上限額は200万円を考えています。

リタイア生活では控えたい投資分野は何か

リタイア生活で投資を考える場合、注意したいことがあります。

まず第一に、多額の一時出費を伴わない投資に留めることです。

リタイア生活は現役時代とは違って、毎月給料を貰えるわけではありません。

ですから、常に手元資金を潤沢にしておくことが肝心です。

そのためには、現時点では不動産投資は、まずは控えておこうと考えています。

不動産投資で人生終了にならないための注意点!
私が経験した不動産投資の勘所 買値の半値以下で売却したマンション 私はバブル期に当時築年数20年のマンションを7000万円以上で購入したことがあります。 そのマンションには3年ほど住み、2人目の子供が誕生したときに手狭になっため、持ち家に住み替え、以後、20年以上、賃貸物件として運用しました。 その途中、売却も考えましたが、日本はバブル崩壊とデフレ経済の時代。物件価格は年々下がり続けたため、売るタイミングが難しく、2年前にようやく3300万円で売却しました。実に、売値は買値の半値以下というありさまでした。 しかし、20年以上、そのマンションは空き室になることもなく貸し続けることができたので、最終的には売値と賃貸収入を合算して、収支はトントン。ヤレヤレという結果でした。 いかに安く仕入れるかが不動産投資の勘所 この経験から得たことは、不動産はなんと言っても仕入れが重要だということです。 不動...

もうひとつ、留意すべきことがあります。

それは高齢になればなるほど投資の損失をリカバリーするのは難しくなるということです。

若い時と違って、高齢になると、残された時間は減り、毎月の給料も期待できません。

それだけに投資の失敗を挽回するのは難しくなります。

では、どうするか?

基本に立ち返って、自分が理解出来ないことには投資しないということです。

最近、大流行した仮想通貨ですが、私には全く理解できませんでした。

私の疑問は次の通りです。

  • なぜ、安全なのか?
  • 通貨と称しているが、どこで商品が買えるのか?
  • 通貨ではなく暗号商品ではないのか?

私自身は、仮想通貨は、小豆など商品相場と同じく、暗号をお金で買っているような感覚に思えてなりませんでした。

とにかく理解できない。理解できないから、近づきませんでした。

そうこうしているうちに、仮想通貨の不正流出問題が相次ぎ、あっという間に下火なってしまいました。

「君子、危うきにに近寄らず」

この言葉を思い出した投資分野でした。

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