どうして若年層はNISA口座の比率が低いのか?非課税のNISAをおすすめする最大の理由!

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NISA口座は売却益も配当も非課税で絶対的に有利だが・・・

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NISA口座の圧倒的な有利性とは?

以前、投資信託や株式投資などの売却益や配当が非課税になるNISA口座について、その有利性をエントリーしました。

私自身、早期退職して時間の余裕ができたので、NISA(一般NISA)口座を申し込み、先日、手続きも完了しました。

リタイア生活の株式投資はNISAが最適な3つの理由【初心者入門】
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NISAには、投資信託やETFを毎月積み立てる「つみたてNISA」と、投資信託だけでなく上場株式も投資できる「一般NISA」の2種類があり、年間の投資限度額や非課税期間にも違いがあります。

条件面で違いはあるものの、「一般NISA」も「つみたてNISA」も一般口座では課税される約20%が完全に非課税になるのですから、圧倒的に有利な投資になることには変わりはありません。

個別株も買える

税制面で絶対的に有利なNISAですが、「一般NISA」と「つみたてNISA」では、いくつか取引条件に違いがあります。

その違いをまとめたのが下の比較表です。

  一般NISA つみたてNISA
非課税期間 最長5年間(ロールオーバーで10年間可能) 最長20年間
投資限度額 年間120万円 年間40万円
累計の投資限度額 600万円 800万円
投資できる商品 上場株式(ETF・REIT含む)、投資信託 金融庁の基準を満たした投資信託、ETF
投資方式 一括買い付け・積み立て 積み立て

赤字部分が優っている点ですが、私は投資限度額をできる限り大きくして個別銘柄も購入したいので、一般NISA口座を選びました。

もう少し貯蓄感覚、年金感覚で投資したいという人は、金融庁がお墨付きを与えた投資信託だけを毎月積み立てる「つみたてNISA」が最適だと思います。

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NISA口座の利用比率は60〜70代が圧倒的

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20〜30代の比率が低いNISA口座

では、NISA口座の利用者はどのくらいなのでしょうか?

金融庁が昨年10月に発表した2018年6月末時点の口座数は1197万口座で、買い付け総額は14兆円を超えました。

口座の内訳は、一般NISAが1128万口座、つみたてNISAが68万口座で、圧倒的に一般NISAを選択する個人投資家が多いという結果でした。

つみたてNISAは最長20年間非課税になりますが、一般NISAは年間の投資限度額が120万円と枠が大きく、投資信託だけでなく個別株も買える点に魅力を感じたのかもしれません。

さらに、NISA口座の年代別比率を見ると、60代が最も多く22%、続いて70代(18.9%)、50代(16.6%)、40代(45.6%)の順でした。

一方、若い世代は、30代が10.9%、20代は4.8%といった具合に、中高年層に比べて大幅に低い比率という結果になっています。(出典:金融庁の「NISA口座の利用状況調査(平成30年6月末時点)」)

引用元:金融庁の「NISA口座の利用状況調査(平成30年6月末時点)」

若年層の比率が低い理由は?

投資をするうえで圧倒的に有利なNISAですが、将来の年金不安が最も大きいと思われる若年層の利用比率が低いのは意外でした。

金融庁の調査結果はその理由まで分析していないので推測するしかないのですが、おそらく20〜30代は仕事でこき使われる世代ですから、投資どころではないのかもしれません。

さらには、少子高齢化の影響で中高年層に比べて若年層の人口がやや少ない影響もあるのかもしれません。

ただ、将来、大きな金融資産を構築できるかもしれないという株式投資の可能性を考えると、とても勿体無いような気もします。

私の長男も20代後半になったので、そろそろ株式や投資信託を覚えるように言おうかと考えていますが、その際には絶対にNISA口座を開くようにアドバイスしようと考えています。

NISAを扱っているネット証券の特徴は次の通りです。

SBI証券 口座開設数・投信本数・外国株の取扱国数が第1位。手数料が安い
楽天証券 口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、「マーケットスピード」利用可能
マネックス証券 米国株に強く、IPO取扱数2位、ミニ株も取引できて手数料も安い
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