リタイア生活の株式投資はNISAが最適な3つの理由【初心者入門】

株式・投資信託
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リタイア生活にNISAが最適と考える理由

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2019年はNISAで株式投資を楽しむ年にしたい

2018年も残りわずかとなりました。

今年は早期リタイアを実現し、収入を気にすることなく悠々自適な生活に入ることができました。

しかし、目標がなければ、リタイア生活も張りがありません。

2年ほど前にリタイア生活を想定して、賃貸用のマンションを売却し、現在、私が取り組んでいる投資といえば、海外株を中心とした株式投資だけになりました。

不動産は売却できなければ、最終的に資金を回収できないので、売却できてホッとしています。

ある程度、余剰資金もあるので、来たる2019年は、5年間、売却益や株式配当が非課税となるNISA(ニーサ)に取り組みたいと考えています。

このNISAという制度は、正直なところ、あまり関心がなかったのですが、調べれば調べるほど、お得な制度であることが分かりました。

利益が非課税になる口座としては、他にも「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」もあります。

いろいろ比較した結果、リタイア生活には、非課税期間が5年間の「一般NISA(NISA)」が最適だと考えています。

それはどうしてなのか?

私が一般NISAを選んだ理由を説明したいと思います。

NISAは年間120万円まで投資が可能

NISAは2014年1月から始まった「少額投資非課税制度」の愛称です。

毎年120万円まで投資が可能で、その投資から得た利益は非課税となる制度です。

一般的な株式投資には、配当金や譲渡益に所得税や住民税など合計約20%が課税されてしまいます。

100万円の利益に対して20万円以上、税金が差し引かれてしまうので、この税金を嫌がって海外に移住する人もいるくらいです。

しかし、NISAならば、売却益や配当が非課税になるので、とてもお得な制度です。

ただ、年間の投資額が120万円が上限なので、1億円や数千万円の取引を考えている人には、少し物足りないと感じると思います。

私も、その一人でしたが、リタイア生活に入って、さほど大きな

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お金を稼ごうとも思っていないので、趣味のような気分で株式投資するには、ちょうど良い金額だと思うようになりました。

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「NISA」と「つみたてNISA」の違いは何か?

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「NISA」と「つみたてNISA」の違いは金額と期間と自由度

 NISAは、年間120万円までなら上場株式や投資信託を自由に売買できます。

一方、つみたてNISAは文字通り、定期的・継続的な積み立て方式です。年間の投資限度額が40万円で、投資できる商品も金融庁の定めた基準を満たした投資信託やETFに限られます。

ただし、非課税の期間が最長20年間なので、じっくり長期にわたって貯蓄的感覚で資産を構築したいという人に向いています。

「NISA」と「つみたてNISA」を比較したのが次の表です。

  NISA つみたてNISA
非課税期間 最長5年間ロールオーバーで10年間可能) 最長20年間
投資限度額 年間120万円 年間40万円
累計の投資限度額 600万円 800万円
投資できる商品 上場株式(ETF・REIT含む)、投資信託 金融庁の基準を満たした投資信託、ETF
投資方式 一括買い付け・積み立て 積み立て
資産の引き出し いつでも可能 いつでも可能
利用できる人 日本に住む20歳以上 日本に住む20歳以上

NISAは非課税期間が最長5年間ですが、その5年間が終了すると、同一金融機関であれば、さらに5年間、非課税の投資枠に移管(ロールオーバー)することができます。

しかも、たとえば、5年前に投資した資金が非課税枠の120万円を超えていたとしても、そのロールオーバーは可能です。

ですから、NISAの非課税期間は実質10年間という見方もできます。

「NISA」と「iDeCo」の比較

次に、NISAとiDeCoを比較してみましょう。

iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金で、公的年金を補完してくれる存在です。ですから、60歳になるまで資金を途中引き出すことはできません。

20歳以上60歳未満なら誰でも加入することができます。逆に言うと、60歳以上は加入することができないということです。

iDeCoの最大のメリットは掛け金を全額所得控除できるという点です。

ですから、iDeCoは若い人が老後資金を貯めるためのもので、投資に利用するNISAやつみたてNISAとは性格が異なります。

主な比較を次の表にまとめました。

  NISA iDeCo
非課税期間 最長5年間(ロールオーバーで10年間可能) 積み立ては60歳まで・掛け金全額が所得控除・70歳まで運用益非課税
投資限度額 年間120万円 年間14万4000円~81万6000円
投資できる商品 上場株式(ETF・REIT含む)、投資信託 預金・保険・投資信託
投資方式 一括買い付け・積み立て 積み立て
資産の引き出し いつでも可能 原則60歳になるまで不可
利用できる人 20歳以上 原則20歳以上60歳未満
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最も投資の自由度が高いNISAを選択した

リタイア生活にNISAが最適な理由

リタイア生活を楽しむ一環として、利益が非課税になる口座を選ぶ場合、いざという時に、いつでもお金を引き出せることが最も大切です。

その点で、原則60歳まで引き出せないiDeCoは選択肢から外れます。

次に大切なことは、私の場合、毎年、信託報酬が取られる投資信託は好きではありません。仮に年率0.5%の報酬の低い投資信託を選んだとしても、5年間で2.5%に上ります。500万円投資したとして12万5000円です。

利益非課税の口座で投資した甲斐がありません。ですから、私はできる限り、取引コストゼロの個別株に投資したいと考えています。

しかし、つみたてNISAは金融庁が定めた基準を満たした投資信託・ETFしか投資できません。個別株に投資できるのは一般NISAだけです。

したがって、最終的に選んだのはNISAでした。

NISAがリタイア生活に最適と考えたポイントをまとめます。

  • 個別株も一括買い付けできて、いつでも引き出せる
  • 年間120万円まで投資可能
  • 非課税期間は5年だが、ロールオーバーで最長10年に延ばせる

NISA口座はどこに開設するべきか?

今回、私がNISAを始めるにあたって楽天証券を利用しました。

楽天グループのインターネット取引専業証券会社で、ネット証券最強のトレーディングツール「マーケットスピード」や、米国株や中国株、インド株など多彩な商品を取り揃えているからです。

ただ、株式投資家に人気なのは、日本最大のネット証券会社・SBI証券です。手数料も安く、株初心者から上級者まで幅広く利用されています。

ネット証券各社の主な特徴は、次の通りです。

SBI証券 口座開設数・投信本数・外国株の取扱国数が第1位。手数料が安い
楽天証券 口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、「マーケットスピード」利用可能
マネックス証券 米国株に強く、IPO取扱数2位、ミニ株も取引できて手数料も安い
早期退職後にやりたい資産運用は何か
私が資産運用する際に注意する3条件 資産運用の際に注意すること 私は早期退職後に、楽しみのひとつとして、ささやかですが、資産運用を考えたいと思っています。 その際に注意したいことがあります。 異常に利回りの高い投資は避ける 自分で理解のできないことには投資しない 資産運用額の上限額を設定する この3点が投資する際に絶対に守るべき自己ルールです。 利回りが異常に高い投資は詐欺的な匂いがします。 過去に投資や出資をさせて破綻した投資商品は、ほとんどが高利回りをうたって出資者を募っていました。 異常な高利回りには罠があると常に考えたいものです。 理解できない商品には投資しないこと さらに、重要なのは自分が理解できないものには投資しないということです。 あの世界最大の投資家ウォーレン・バフェットはでさえ、自分が理解できる内容の事業に投資すると明言しています。 ですから、自分が理解できる飲料のコカ・...
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