私が散歩やドライブなどちょっとした外出に携帯しているカメラはソニーRX100M5という高級コンデジです。
発売時10万円以上のコンデジは一般的に高級コンデジと呼ばれています。
高級コンデジは値段が高いだけでなく、オートフォーカスの速さや画質などレンズ交換式のミラーレスカメラに勝るほど機能・性能が高品質である点も特徴です。
その中でも、人気実力ともに頂点に立つのが、ソニーのRX100シリーズと言っても過言ではないと思います。
私は2016年に発売されたRX100M5に加えて、8月30日に発売されたばかりのRX100M7を注文しました。
ソニーRX100M7は発売早々、人気ナンバーワンとなった注目機種です。(参考:マップカメラ)
なぜ、私も購入したのか、RX100M7の魅力も含めて説明したいと思います。
ソニーRX100M7は高級コンデジの完成形
RX100シリーズはM5に続いて2代目の購入
正直言って、現在使用しているRX100M5には不満があるわけではありません。
しかし、新型のRX100M7は、そのスペックを分析すると高級コンデジの完成形と感じました。
「これなら半永久的に使える」と考えて注文しましたが、発売早々、大人気の機種だけあって在庫切れの店舗が続出し、私も約1ヵ月待ちの状態です。
私がカメラに求める条件があります。
- 小型軽量であること
- オートフォーカス(AF)が爆速で正確なこと
- 高画質であること
- 4K動画が時間無制限で撮影できること
- 手ブレ防止機能を搭載していること
- 液晶モニターはバリアングルか180度チルド式を採用していること
今回購入したRX100M7は、この全ての条件を満たしている希少なコンデジです。
RX100M7のスペックに不満点が存在しない
RX100M7の特徴を簡単に説明します。
どんなに高級なカメラでも、常時携帯できて撮影したい瞬間に即座に使うことができなければ、意味がありません。
ですから、小型軽量はとても重要ですが、RX100M7は幅10センチ、幅5.8センチとコンパクト。重さも300グラムと軽量で、ポケットに入れて持ち運べるサイズ感です。
さらに、オートフォーカス(AF)は世界最速0.02秒。最上位のフルサイズミラーレスα9と同等のAF性能で、ピンボケの心配がありません。
動画はバッテリーがなくならない限り、4Kでも時間制限なしで撮影できます。しかも、手ぶれ補正が搭載されているので、手持ち撮影でも安心感があります。
また、私の長女が注目している点なのですが、液晶画面が180度チルド式で正面にも向くようになっています。
このため、スマホのように自撮りにも便利に使えます。
スペックを調べれば調べるほど、死角のない高級コンデジと言っても過言ではありません。
RX100M7とM5の違いとは何か?
望遠に優れたRX100M7とF値が明るいRX100M5
では、RX100M5とM7の最大の違いは何でしょうか?
もちろんRX100M7は新型なので画像処理エンジンと新開発イメージセンサーはブラッシュアップされています。
それ以外では、焦点距離とF値(レンズの明るさ)が異なります。
焦点距離(35㎜判換算)はRX100M5が24〜70㎜。一方、RX100M7は24〜200㎜と、望遠が優れています。
運動会や遠景を望遠で撮影したいと言う人はM7が便利だと思います。
もうひとつ、レンズの明るさを示すF値はM5がF1.8~2.8。一方のM7はF2.8〜4.5とやや暗めです。
F値が明るいほど暗所撮影には有利とされますが、これはM7が届き次第、検証して見たいと考えている点です。
主なスペック比較が下記の表です。
RX100M7 | RX100M5A | |
発売日 | 2019年8月30日 | 2018年7月13日 |
焦点距離(35mm換算) | 24〜200mm | 24〜70mm |
F値 | F2.8-4.5 | F1.8〜2.8 |
最短撮影距離 | 8cm(標準) | 5cm(標準) |
AFスピード | 0.02秒 | 0.05秒 |
AF測距点(位相差) | 357 | 315 |
コントラストAF | 425 | 25 |
瞳AF・静止画 | 人間と動物 | 人間 |
リアルタイム瞳AF | ○ | ー |
リアルトラッキング | ○ | ー |
以下・動画機能 | マイク端子 | ー |
リアルタイム瞳AF | ○ | ー |
リアルトラッキング | ○ | ー |
サイズ | 101.6×58.1×42.8 mm | 101.6×58.1×41 mm |
重さ | 302g | 299g |
価格 | ¥145,000 | ¥104,880 |
(注)価格は2019年9月29日時点のソニーストア税抜き価格 |
ご覧のように、RX100M7は望遠が200㎜まで伸び、AFの速度と精度が大幅に向上しているのが分かります。
私が利用している高級コンデジの便利ガジェット
私は海外旅行やドライブ、散歩などあらゆるシーンにRX100M5を携帯しています。
ショルダーバックに入れても邪魔にならないサイズ感なので、通常のカメラと違って持ち出すことが苦にはならないからです。
先日も東京・豊洲で公演されたブロードウエイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の鑑賞に向かう際、「ゆりかもめ」から広がった風景があまりにも綺麗だったので、RX100M5で撮影しました。
コンデジでも周辺ボケは結構、綺麗に描き出します。
ミュージカル終了後、暗い会場で望遠端(70㎜)でも鮮やかに撮影できました。
こうした手軽に撮影できるRX100シリーズをより一層便利にしてくれるのが、テーブル三脚にもなるシューティンググリップです。
image:SONY公式サイト |
このグリップには写真撮影や動画撮影の操作ボタンもついているので、手軽に撮影のオンオフが可能です。
私も利用していますが、テーブル上の撮影も楽にできるので、結構、重宝しています。