注意すべきこと

リタイア準備

老後資金を株式投資に期待するのは無謀すぎる!株式投資や投資信託は知的マネーゲームと割り切るべき!

公的年金の不足分を株式投資でカバーできるのか? ゆとりある生活には月35万円必要。公的年金の平均支給額は22万円 誰もが老後はお金を気にせず、ゆとりある生活を実現したいと願っています。 そのために、サラリーマンの多くが厚生年金の保険料を毎月支払い、節約して残ったお金を貯蓄に回し、老後資金を貯めています。 では、ゆとりある老後に必要な生活費は、いくらなのでしょうか? 生命保険文化センターが全国4056人(18〜69歳)を調査した結果によると、夫婦2人でゆとりある老後を送るために必要な生活費は月額34.9万円だったということです。(参考:平成28年 生活保障に関する調査(速報)) しかし、現実には、厚生年金の平均支給額は、夫婦で月22万円ほどにすぎません。 ゆとりある生活には約13万円不足することになります。 ゆとりある生活の不足額を投資信託でカバーするのは賢明なのか 私は15年間、株式投資を...
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若手サラリーマンが管理職になりたくない理由!幸せな人生を実現する方法とは

若手社員が管理職を望まない理由 管理職になりたい社員より望まない社員が多い調査結果 最近、大学時代の友人たちと話していると「若手社員が管理職を望まなくなった」という話をよく聞くようになりました。 私が会社員時代にも若い社員はポストに対する意欲が希薄でした。 果たして一般的にはどうなのでしょうか? リクルートマネジメントソリューションズが2017年3月に発表した「新人・若手の意識調査」によると、管理職志向がある新人は3割にとどまり、2010年(55.8%)と2013年(45.0%)の調査に比べて減少傾向をたどっていることがわかりました。(参考:「新人・若手の意識調査2016」) この調査は、全国の正社員801人を対象に実施したもので、管理職に「なりたい」「どちらかといえばなりたい」人は31.9%。逆に「なりたくない」「どちらかといえばなりたくない」人は37.9%で、管理職になりたくない人がな...
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人気ユーチューバーはなぜ炎上したのか?YouTube上の投資コンテンツには要注意

最近、人気ユーチューバーが配信した金融・投資関係の動画が相次いで炎上しました。 今回は、とくに話題になった動画を紹介し、炎上の原因に迫ります。 人気ユーチューバーの言葉は本当に信じられるのか? You Tubeの視聴者が増えるにつれて、エンターテイメント系のユーチューバーを起用した金融投資商品に関する動画が増えてきそうです。 その真贋を見極めるには、どうしたらいいのか? 私が注目している二人のユーチューバーを紹介しながら、詐欺的な商品に騙されないコツを考えたいと思います。 人気ユーチューバーの炎上動画とは? 「成上りたきゃ見ろ!利回り80%超え⁉️世界一儲かる投資の現場に潜入」 チャンネル登録者数200万人を超えるラファエルさんが11月29日に配信し、大炎上したのが「成上りたきゃ見ろ!利回り80%超え!?世界一儲かる投資の現場に潜入」と題した動画です。 【2018年12月19日・追記】ここ...
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人生100年時代のリスク回避術!だまされる人には共通点がある!

世の中はだます人で溢れていることを認識すべきだ! リタイア生活で知った騙す人たちの多いこと リタイア生活を始めて最も感じているのは、世の中には詐欺的な商法が多いということです。 例えば、格安SIMや光回線を契約すると、頼んでもいないオプションが選択された形で契約されていて、契約後すぐに解約しないと課金されてしまう手口もその一つです。 お年寄りはうっかりオプションの解約を忘れて泣き寝入りしているのではないかと心配してしまいます。業者は、そんなうっかりを期待しているのかもしれません。 さらには、昼間にリサイクル業者を名乗る女性から「何か不要なものはありませんか?」と親切そうな電話が入りました。よくよく聞くと、会社の住所も名乗れないような業者でした。 ネットで調べてみると、屈強な男たちが家に上がり込んで売りたくないものまで安く買い叩く「押し買い業者」がはびこっているのだとか。あの手この手の手口で...
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自宅の通信回線をフレッツ光に変更して36万円節約計画【ソフトバンク光】

リタイア生活は固定費の見直しが不可欠 リタイア後の生活コストを見直した リタイア生活を始めてから、さほどお金を使うことがなくなりました。 往復の交通費や外食費はほぼゼロ円。交際費も使いません。しかし、現役時代と変わらない出費があります。それは光熱費や通信費です。 我が家は電気式の床暖房を利用しているので冬場はつ風の家庭の数倍の電気代になります。 しかし、去年、東京電力から、東京ガスの電気・ガスのセット割りに変更し、年間8万円ほど電気代が安くなりました。 水道代は変えることができませんから、残る固定費は通信費になります。 ただ、通信費に関しては「安かろう。遅かろう」では話になりません。ですから、料金を安くしても通信速度が速くなる方法はないか、虫の良いことを考えていました。 その結果、大きな無駄遣いをしていることが判明しました。 下り最大160Mbpsで月額6000円は割高 自宅の通信回線は、...
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タイ・バンコクで一人旅の日本人男性が見知らぬ女性に狙われた!海外安全ホームページが注意喚起

タイ・バンコクで一人旅の邦人男性が狙われた! 海外旅行の出発前に海外安全ホームページを見ていますか? 海外旅行や海外出張に出発する際、渡航先の治安情報や文化・習慣、衛生状況などを事前に調べていますか? 人気のレストランや観光スポット、ホテルなどの情報はすぐに変化するものではないので、ガイドブックでも十分に事足ります。 しかし、天候や災害、テロや詐欺など治安に関する情報は、次々と新たな事象が発生するので、書籍ではカバーしきれません。ですから、私は渡航先の情報をインターネットで調べています。 検索エンジンで「都市名+注意事項」のワードでググると、その国に住む日本人のブログなどが上位に表示され、比較的新しい情報を得ることができます。 しかし、そういうサイトでもカバーし切れない情報があります。 それは現地のテロや詐欺など直近の情報です。 いま、渡航先ではどんな手口で日本人観光客が騙されているのか、...
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リタイア生活の”あるある”に遭遇!「押し買い」には要注意

「不要なものはありませんか」の買い取り電話に要注意 突然、女性から電話が入った! リタイアして自宅に一人で滞在する時間が増えると、いかにもヤバそうな飛び込みセールスや電話を受けるようになりました。 「これはお年寄りだったら騙されるかもしれない」と感じる案件もあったので、私の経験を共有していただくために書き記したいと思います。 つい先日、昼食を終え、少し睡魔が襲って来た午後、自宅に女性の声で電話がかかって来ました。 女性「もしもし、こちらは〇〇ですが、ご自宅に不要なものはありませんでしょうか?」 女性の声は可愛らしい声でしたが、買取業者を装った悪質な詐欺が多いと聞いたことがあるので、すぐに要注意アンテナが働きました。 私「いま、何もないと思いますが、あったら電話するので、もう一度社名と、電話番号、会社の住所を教えてください」 相手は急に戸惑い始めた。 女性「いや、こちらは大阪に会社があって、...
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スマホの安売り広告に騙されてはいけない!消費者庁がダメな表示事例を公表

消費者庁がスマホ広告の表示に異例の注意喚起! スマホの安売り広告にはくれぐれも要注意 「大特価商品1080円」「期間限定○月○日まで10000円!」「新規限定1円」 最近、スマホの安売り広告をよく見かけます。 あまりの安さに心を奪われ、販売店に聞いてみると、いろいろな有料オプションの加入や、どうみても割高な通信料金の契約が必要なケースがほとんどで、最終的には全く安売りではないことが少なくありません。 こうした”誤解商法”には、高齢者ほど内容を理解しないまま契約させられているケースが多いと聞くので、「うまい話には必ず裏がある」と疑ってかかる必要があります。 そんなことを考えていた矢先、スマホ広告について、消費者庁が景品表示法上の考え方という文書を公表しました。 消費者庁がタイムリーな注意喚起を公表 消費者庁が今月13日に発表したのは「携帯電話等の移動系通信の端末の販売に関する店頭広告表示につ...
年金・医療・健康

税金が戻ってくる!知らないと損する医療控除の話【確定申告】

医療控除で税金還付を受ける基本的な条件は? 保険の効かない入れ歯で10万円も出費してしまった! 先日、奥歯が2本なくなったので、歯医者に行って、保険は効きませんが、金具のついていないイケてそうな部分入れ歯を入れました。 「これだと入れ歯だと分かりにくいし、娘に笑われなくて済みそうだ」と満足はしたのですが、治療費は9万6000円。リタイヤした私にとっては痛い大きな出費です。 その時、ふと思い出したのが医療控除。確か10万円以上から税金が還付されるような気がしたので、少し調べてみました。知らなかったことや、「へ〜」と思うことも少なくありませんでした。 税金還付の話は知っておいて損はないので、お得な医療控除の知識をシェアしたいと思います。 医療控除の計算方法と対象になる人は? まずは最も基本的な医療控除の計算方法ですが、所得によって異なります。 所得が200万円以上の人 医療控除額=支払った医療...
リタイア準備

私の失敗談!株式投資とFXの勝ち方は正反対だった

プロが逃げ出した株式相場に楽園があった 株式投資とFXの勝ちパターンは真逆だった 私がリタイアを目指し始めたころ、将来のために実践的に取り組んだものがあります。 それは外国株とFX(外国為替証拠金取引)でした。 株式投資は現物取引、先物は避けました。一方で、FXは当時、レバレッジが100倍でも大丈夫でしたから、高レバレッジで勝負しました。(現在はFXのレバレッジ規制で最大25倍です) 最初は株式投資に取り組み、運良く結構な利益を手にしたので、その利益を軍資金にFXでレバレッジをかけて大きく増やそうと考えました。 しかし、最終的には株式投資の利益の多くをFXに吸い取られてしまいました。 それはなぜだったのか? 株式投資とFXでは基本的な勝ち方が真逆だったからです。 素人が投資でプロに勝つのは至難の技 私は、投資の未経験者が定年退職後に「生活費の足しにしたい」とトレードで稼ぐのは厳しいと考えて...
ブログ収入

リタイア後の副収入は失敗しても痛手の少ない分野を選ぶのが賢い選択!

退職して蕎麦打ちはやりたくない理由 トータルコストを考えると割に合わない副収入は? 早期退職して、そば打ち職人をめざす人たちがいます。 趣味のひとつとして自宅でそば打ちする分には、それはそれで悪くない素晴らしい趣味だと思います。 しかし、田舎に最後の楽園を求めて移住し、お店を構えて蕎麦屋を出店するのは、とてもハイリスク・ローリターンだと思います。 なにより、お客さんをうならせるような味を出すために腕を磨く必要があります。 しかも、店物件を借りるとなると居抜きでも100万円は覚悟しなければいけません。 それにリフォームも必要ですから、トータルで少なくとも100万円以上は覚悟が必要です。 都心のど真ん中に出店するなら、さらに数百万円はかかるでしょう。 ですから、出店は都市近郊や田舎になりそうです。 開店当初は、物珍しさに来客があるかもしれませんが、人口が少ない所は集客に苦労しそうです。 手軽に...
リタイア準備

アーリーリタイア生活に投資は必要なのか【資産運用】

資産投資の効用と年齢の問題 早期退職で資産投資を考えるべきなのか 早期退職を間近に控えて、心にひっかかっていることがあります。 それは資産投資をどれだけやるべきかというテーマです。 いろいろなファイナンシャルプランナーらが、老後に資産の目減りを軽減するためには資産運用が必要だと口を揃えています。 しかも、毎年○%で運用すれば、手持ち資産で○歳まで貯蓄が残るといったシュミレーションを示しているサイトも少なくありません。 確かに、その通りの運用が今後20年〜30年と可能ならば、資産目減りシュミレーション通りの結果になるでしょう。 しかし、私も長年、相場を見てきて、相場ほど当てにならない世界も少ないと感じています。 例えば、株式相場ですが、投資銀行は潤沢にと機関投資家らに資金を供給し続けたら、株式市場の時価総額が増え続け、株価も上昇し続けるでしょう。 不動産投資もまた然りです。 そうはならないの...
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ブログやサイトの収入目当てに仕事を辞めてはいけない

ブログやアフィリエイト収入の現実を直視する 現在の仕事を大切にしてこそブログ収入がある 現在の仕事に不満を抱いている人ほど、副収入を考える傾向にあります。 どんな副収入があるのか調べるうちに遭遇するのが、ブログ収入やアフィリエイト収入という副業だったりします。 実際、人気ブロガーやアフィリエイターは「月収100万円」とか「年収1億円」とか、夢のような収入を引っさげ、自分自身のブランド化に余念がありません。 自分のブランド化に成功すれば、ブログからネットサロンや電子書籍化などネットビジネスの可能性が広がりますから、当然のPR方法です。 現在の仕事に不満や嫌気が指している人は、こうしたブログやサイトを見て「月収20万円の俺でもその倍は稼げるかもしれない」と思い始め、実際にブログやサイトづくりを始めます。 そのこと自体は、人生経験の幅を広げる意味でも無駄なことではありません。何事も経験は大切だし...
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早期退職時に住宅ローンを一括返済すべきか?

住宅ローンの一括返済が最善とは限らない 退職金で住宅ローンを一括返済するという常識 サラリーマンが会社を退職するとき、退職金で住宅ローンを一括返済して借金ゼロでリタイア生活を送ることが最善とされています。 借金ゼロだと楽ですし、精神的にもリラックスできます。 何よりも、住宅ローンは金利分を銀行に支払っているわけですから、余計な出費がなくなるという意味では一括返済が常識化しているのは分からないではありません。 しかし、それは住宅ローン金利が4%や5%時代の感覚なのではないかと思うのです。 いまは日銀の異次元金融緩和で、住宅ローン金利は1%を割り込んでいます。 私も住宅ローンを借り換えたおかげで、今後、金利が上昇しても、65歳過ぎまで年率0.9%の固定金利でヘッジされています。 この低金利を活かすことができないのか、リタイアを前に考え続けています。 考えれば考える程、この一括返済か否かというテ...
生活

【幸せなリタイアの条件】早すぎる退職は失敗するのか?適齢期を考える

アーリーリタイアという言葉には幸せと苦難、2つのイメージがあります。 リタイア後の生活をどう維持していくのか、人それぞれ、格差があるからです。 十分な準備をしてリタイアしたのか、それとも追い込まれて不本意なまま退職したのか、というリタイアに至った過程が異なるからです。 その意味では、リタイア前の準備とリタイア後の気構え、双方が揃っていることがリタイアを成否を分けることになります。 ただ、どんなリタイアであっても、幸福感を感じなければ、リタイアする意味がありません。 では、幸せを感じるリタイアを実現するには何が必要なのか、連載していきたいと思います。 第1回目はリタイアの適齢期を考えたいと思います。 早すぎるリタイアの可能性と危険性 私が若年リタイアができなかった理由 運悪くブラック企業に就職しない限り、20代〜30代の頃は、仕事を覚えて成果を出し、上司や周囲に評価されようと必死に働いている...
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【27年ぶり基準地価上昇】地価が上がっても焦って不動産を買ってはいけない

7月1日時点の基準地価が1991年以来、27年ぶりに上昇しました。 この値上がりは、不動産投資を考えている人に関係のある話なのでしょうか? 私は1990年前後のバブル期後半、不動産を高づかみしました、 その名誉ある失敗談をもとに、不動産投資家が今回の地価上昇をどう捉えるべきなのか考えたいと思います。 バブル期に不動産が上昇した本当の理由 27年ぶりの上昇でも商業地が上昇し住宅地は下がっている 不動産の値上がりで資産デフレに歯止めがかかったという報道も目にしましたが、本当でしょうか? 27年ぶりの地価上昇といっても、商業地が住宅地の下落をカバーしたに過ぎません。 今回の基準地価の特徴は次の通りです。 商業地は1.1%上昇。海外観光客に人気の札幌、仙台、広島、札幌の中核都市は9.2%の上昇 住宅地の下落率は9年連続で縮小したが、依然として0.3%マイナスで27年連続の下落 地価が上昇したのは企...
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経済的な準備が不足だと本末転倒なアーリーリタイアが待っている

リタイア前の準備がすべてを決める 準備期間は10年以上が理想的 私が将来のアーリーリタイアを考え始めたのは20年ほど前でした。 そして15年前ほどに具体的な準備を始めました。 我が家の場合、幸いにも共働きでダブルインカムだったので、私が住宅ローンや光熱費、教育費を負担し、妻が食費を負担する支出の分担制をとっていました。 ダブルインカムによって、手取り収入の半分以上をコツコツ貯めて貯蓄を増やしました。 ただ、将来のためとはいえ、”いまの生活”を犠牲にするのは本末転倒だとも感じたので、極端な節約は控えました。 今にして思うと、早めに早期退職を意識して資金準備に入ったのは正解だったと思います。 貯蓄以外は株式投資と不動産投資にも挑戦 リタイアの準備は貯蓄が基本でしたが、それだけでは資産を増やすスピードは遅いと考えました。 ですから、最初に挑戦したのが株式投資と不動産投資でした。 株式投資はバブル...
株式・投資信託

人生100年時代に老後破産しない方法

リタイア後の残り時間で投資戦略を考える 「人生100年時代」に踊らされてはいけない 本当かどうかは分かりませんが、人生100年時代という言葉が踊り始めました。 政府は「人生100年時代」と称して、長寿時代に備えたライフスタイルや各種制度の整備に着手しています。 ただし、実際の平均寿命(2013年・厚労省調べ)は、男性は80歳、女性は86歳です。 しかも、日常的にお医者さんや介護に依存せず、自立した生活ができる健康寿命(2016年・厚労省調べ)は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と、意外に短いのが実態です。 男性は60歳の定年退職後、心身ともに健康に過ごせる期間は12年しか時間がありません。 定年延長して65歳で退職した場合、健康な老後は7年しか時間はなく、投資で失敗した場合には取り返しがつかないのです。 現在の年齢で投資分野を選択する 老後の投資は時間的にリカバリーが難しいため、元本...
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不動産投資で人生終了にならないための注意点!

私が経験した不動産投資の勘所 買値の半値以下で売却したマンション 私はバブル期に当時築年数20年のマンションを7000万円以上で購入したことがあります。 そのマンションには3年ほど住み、2人目の子供が誕生したときに手狭になっため、持ち家に住み替え、以後、20年以上、賃貸物件として運用しました。 その途中、売却も考えましたが、日本はバブル崩壊とデフレ経済の時代。物件価格は年々下がり続けたため、売るタイミングが難しく、2年前にようやく3300万円で売却しました。実に、売値は買値の半値以下というありさまでした。 しかし、20年以上、そのマンションは空き室になることもなく貸し続けることができたので、最終的には売値と賃貸収入を合算して、収支はトントン。ヤレヤレという結果でした。 いかに安く仕入れるかが不動産投資の勘所 この経験から得たことは、不動産はなんと言っても仕入れが重要だということです。 不動...
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副業に潜む可能性と落とし穴

2018年は政府が起業や国民に副業を推奨したことから「副業元年」と言われます。 私自身は、それ以前に本業以外にネットで副収入を得ることを経験し、アーリーリタイア後の生活に自信を持つ一因となりました。 しかし、政府が音頭に素直に従って大丈夫なのでしょうか? きょうは副業時代の可能性と落とし穴について考えたいと思います。 副業は国民全員働け時代の号令か 政府は「副業は第2の人生の準備として有効」 そもそも、なぜ、いま、副業の奨励なのか? 安倍総理が議長を務める「働き方改革実現会議」が昨年、「副業や兼業は、第2の人生の準備として有効である」とお墨付きを与え、弾みがついたためためです。 それまで副業といえば、会社に見つかれば、処罰の対象であり、本業に熱が入っていないとみなされる日陰の存在でした。 しかし、政府が第二の人生の準備として有効と認めたことから、法制上の整備も進んでいます。 もちろん、会社...
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高齢者が資産運用で注意すべきこと

高齢者は資産運用に臆病であるべき 銀行が勧める投資信託は安心か 晴れて定年退職し退職金が振り込まれると、早速、あるところからお祝いの電話が入ります。 あなたの退職金を誰よりも早く知る人、そうそう銀行です。 うっかり支店に出向くものなら、仕事一筋の真面目なサラリーマン生活を送ってきたお父さんは、銀行員の低姿勢と厚遇ぶりに驚くと思います。 豪華な部屋に通され、まるでVIPにでもなったかのよう。そして祝福の言葉とともに、今後の退職金の運用について提案が待っています。 定期預金の優遇金利とセットにした投資信託や各種保険のお誘い。 「銀行の人が勧めるのだから、変なものではないだろう」と信じてはいけません。 銀行で購入する投資信託の手数料の高さは有名でした。 メガバンクで購入した投資信託は4割が損失 朝日新聞が4日、今年3月末時点で、3メガバンクで投資信託を購入した個人客のうち、4割が損失を抱えている...
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絶対に買ってはいけないマンションとは

不動産で人生を無駄にしてはいけない 不動産投資は気苦労所得 将来の年金不安のせいでしょうか、30〜40代で多額のローンを組んでマンションやアパート経営する人が跡を絶ちません。 不動産投資自体、決して悪いことではなく、成功すれば、毎月の家賃収入で富裕層のような生活だって夢ではありません。 しかし、不動産投資はやればやるほど難しく、不労所得というよりは気苦労所得であることも事実です。 私自身、過去にマンションを貸して、アパート経営も考え、実際に不動産屋さんのドアを叩いたこともありました。 ただ、どうしても、あと一歩踏み出せませんでした。 大事な視点は入居者が集まる物件か 最近、社会問題となったカボチャの馬車。 業者の家賃保証を信じて、多額のローンを組んでシェアハウスに投資した人たちがその家賃保証が消失し、途方にくれている問題は、お気の毒としか言いようがありません。 最も悪いのは、人気薄の土地に...
テキストのコピーはできません。