安易なコインランドリー投資は赤字地獄に転落する!サラリーマンはツルハシ商法に騙されてはいけない

副収入
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コインランドリーで地獄を見た個人投資家

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コインランドリーで地獄を見た個人投資家の実話

収益不動産の検索サイト「楽待」を見たことがある個人投資家は多いと思います。

私も不動産物件を探す際にはよく参考にさせてもらいました。

その楽待が取材・編集して配信したYouTube動画「【毎月40万円が消えていく】コインランドリー投資で見た赤字地獄」を見て深く考えさせられたことがあります。

これから副業で投資を始めるサラリーマンが陥りやすい教訓が数多く含まれている実話だったので、今回はコインランドリー投資を取り上げたいと思います。

コインランドリー投資で地獄を見たのは不動産投資家アインさん(37)です。

アパート3棟を所有するアインさんは次の投資を検討していた際、コインランドリー投資に出会います。

初期投資は3000万円。2016年に10年返済のフルローンで資金調達し、コインランドリー経営を始めました。

毎月40万円が消えていく!妻とも離婚しシングルファザーになった

コインランドリーの営業マンが示した見積もりは、1年目から毎月70〜90万円の売り上げが発生し、利回りは15%になるというものでした。

しかし、蓋を開けてみれば、毎月40万円の赤字。毎月、40万円が消え、1年目は372万円の赤字でした。

毎月、多額の赤字を垂れ流す生活。アインさんは「破産したらどうなるのだろうかと考えている時が一番辛かった」といいます。

幸い、アインさんはアパート投資の収入もあったので、その利益と相殺してしのいだといいます。普通のサラリーマンなら”即死”です。

お金の切れ目は縁の切れ目なのか、家庭内のゴタゴタも降りかかり、奥さんとは離婚。2歳の長女を抱えるシングルファザーになってしまいます。

このため、それまでの仕事をやめ、アパート大家とコインランドリーの集金、そして知り合いの会社を手伝って生活を維持する日々です。

コインランドリー経営で毎月の赤字に苦しみ、家族も崩壊。アインさんは幼い女の子を抱えながら苦難の人生に転落したわけですが、何とか人生を切り開いて欲しいと心から願っています。

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コインランドリーが危険な理由と副業の大原則

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少額な初期投資と錯覚!加えて営業マンが描く夢のような見積もり

アインさんが陥ったコインランドリー地獄は、個人投資家が学ぶべき多くの教訓を教えてくれます。

まず、初期投資が3000万円だったわけですが、不動産投資家からみれば、少額な投資に見えてしまうのです。

なぜなら、ちょっとしたワンルームマンションでも2000万円近く、アパートだと6000万円から1億円という初期投資も珍しくないからです。

このため、3000万円という初期投資は「少額」と錯覚しがちです。

しかも、営業マンもコインランドリーを売りたいですから、投資家に夢を見させるセールストークで立ち向かってきます。

営業マンは毎月70〜90万円という推定売り上げを提示しましたが、実際はその半分。利回りも15%と言っていましたが、実際には毎月40万円の赤字といった具合です。

投資系のセールストークは話半分に聞いておくことが何よりも重要です。

むしろ、セールストークは無視して、自分自身で最悪の事態も想定したシミュレーションが必要です。

そのうえで、失敗した場合、どんなリカバリーが可能なのか?

そこまで考えて足を踏み入れることが必要です。

ただ、コインランドリー投資の危険なところは最悪、売却するにも売却できない、つまり「出口戦略」が描けないということです。

中古コインランドリーの取引市場は、一般的な不動産物件の取引市場に比べて、圧倒的に貧弱で売却して資金回収という手段はほぼ見込めない状況です。

副業で地獄に転落しないために留意すべき大原則

ワンルームマンション投資やコインランドリー投資にしても、最終的に最も儲かっているのは投資家ではなく、マンションやコインランドリーを売った業者なのかもしれません。

こうした商法を「ツルハシ商法」と呼びます。

ゴールドラッシュにわいた1800年代、金を掘り当てたいと一攫千金を夢見た人たちにツルハシを売っていた人たちが最終的には最も儲かったからです。

営業マンも自分自身の生活がありますから、投資家に夢を描かせようと必死です。

彼らが持ってくる事業計画は「これは売り上げを保証するものではありません」と小さく書かれているはずです。ですから、夢物語なのです。

最後に、サラリーマンが副業で地獄を見ないために必要な大原則をまとめたいと思います。

  • 初期投資が限りなくゼロに近い副業を選ぶ
  • 営業マンの話を鵜呑みにしない
  • 夢は見ることなく常に最悪の事態を想定する
  • 投資を始める前から必ず出口戦略も考える
  • 出口が見つからない投資は儲かりそうに見えても手を出さない
  • 手元資金を全力投資することは絶対に避ける

以上が、私が副業で投資を実践している際に留意した点です。

どんな投資にもリスクはあります。

しかし、よく目を見開いてリスクを取ることが大切なのです。

私は不動産投資を実践していた時も、多少、高額であっても他人も欲しくなる物件を選びました。

それは、最終的に売却して資金を回収するという出口戦略が描きやすいからです。

ただ、副業一般で考えた場合は、上記の大原則の中で最も重要なのが「初期投資が限りなくゼロに近い副業を選ぶ」ということです。

ですから、私は最初は初期資金が1〜2万円のブログで小さく稼ぎ、ビジネスの勉強をすることが遠回りであるようで近道だと考えているのです。

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コメント

  1. 申し訳ございません。書き分がやや偏重していると思います。

    コインランドリー経営がうまく行かないのは、初期の認知度不足や競合他店調査不足が大半だと聞いています。
    近隣の方に「あそこにコインランドリーがある」と知ってもらって、反復利用してもらえるようになるまで2年近くかかります。この間の赤字は「広告宣伝費」等の先行投資に近い性質のものです。

    営業マンがいいことだけを言う、というのも人によるので、一般化するのはやや難があると思います。特にチェーン展開しているところは自社チェーンの風評リスクもあるので、無茶なトークは控える傾向にあります。

    さらに、コインランドリーの機械は中古で転売が可能です。

    すみません。余計なことを言って。

    • コメントありがとうございます。

      匿名さんはコインランドリー投資でうまく行っている方でしょうか?それとも業者さんでしょうか?

      当サイトはサラリーマンが第2の人生に備えて資産形成や副業を考える場合、リスクがあるのか紹介しているブログです。
      コインランドリーはアパートやマンションの賃貸業以上に、多額の電気代や水道代、洗剤、掃除、場所を所有していない人は賃貸料など多額の運営コストが発生します。
      私も会社オーナーの端くれとして、よほど恵まれた立地に物件を所有している人でなければ、ビジネスとしてはハードルが高いと感じます。

      株式投資でも億万長者になった人もいれば、資産を失う人もいます。当然、コインランドリーで成功している人はいるでしょう。匿名さんのおっしゃる通り、初心者でも宣伝など運営が上手ければ、2年ほどで利益が発生する人がいるのかもしれません。ただ、かりに24時間、コインランドリーや洗濯機が稼働したとしても収入の上限があります。他の副業に比べて多額の投資額に見合う副業なのか吟味が必要だと思います。

      私は多額の初期資金が必要な投資についてはデメリットに軸足を置いて書くように心がけています。なぜなら、デメリットを知らずに実践して失敗した場合、痛手が大きいからです。どんなビジネスや投資にもメリットとデメリット、良い業者もいれば、悪い業者もいるでしょう。副業を探している人たちに向けてブログを書くとき、どちらに軸足を置いて書くか、答えは明らかです。

      コインランドリー投資に魅力を感じる人は取り組めばいいのです。投資はすべて自己責任です。ただ、リスクやデメリットを知っていたかどうかはとても重要だと考えています。匿名さんのようなコメントはとても参考になります。今後ともよろしくいたします。

  2. 私は業者でも経験者でもありません。投資検討しましたが、結局太陽光発電を選択しました。
    そのときにコインランドリー投資のメリット・デメリットなどを検討しました。
    個人のブログなので、ご自由な意見で結構ですが、もう少しバランスの取れた文面にして、最後に、やっぱり辞めたほうがいい、という論調を勝手に期待してしまいました。

    それだけです。

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