ブログやサイトの収入目当てに仕事を辞めてはいけない

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ブログやアフィリエイト収入の現実を直視する

現在の仕事を大切にしてこそブログ収入がある

現在の仕事に不満を抱いている人ほど、副収入を考える傾向にあります。

どんな副収入があるのか調べるうちに遭遇するのが、ブログ収入やアフィリエイト収入という副業だったりします。

実際、人気ブロガーやアフィリエイターは「月収100万円」とか「年収1億円」とか、夢のような収入を引っさげ、自分自身のブランド化に余念がありません。

自分のブランド化に成功すれば、ブログからネットサロンや電子書籍化などネットビジネスの可能性が広がりますから、当然のPR方法です。

現在の仕事に不満や嫌気が指している人は、こうしたブログやサイトを見て「月収20万円の俺でもその倍は稼げるかもしれない」と思い始め、実際にブログやサイトづくりを始めます。

そのこと自体は、人生経験の幅を広げる意味でも無駄なことではありません。何事も経験は大切だし、「人生、無駄なし」の精神は前向きで素晴らしいことです。

会社から帰宅して疲れた体に鞭打って、せっせせっせとブログを書き続け、そのうちブログを書くための時間が欲しくなってきます。

多少の報酬が発生すると、「よし、この調子」と嬉しくなると同時に、ふと「会社に通うのも億劫だし、仕事を辞めて専業のブロガーになろうかな」という気持ちが心を支配するようになるかもしれません。

しかし、そのときには冷静に沈思黙考してほしいと思います。

なぜなら、ブログ収入やアフィリエイト収入で生活するのは、そんなに甘くはないからです。

月収50万円以上のアフィリエイターは15%に過ぎない

NPO法人・アフィリエイトマーケティング協会が2018年6月に発表した調査があります。

2450人のアフィリエイターが回答した結果をみると、1ヶ月のアフィリエイト収入が20万円に満たない人たちが、全体の77%に上っています。

引用元:アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2018」

1ヶ月の収入が「ゼロ円」の人は23%、「1000円未満」は14%、「1000円以上5000円未満」8.8%で、ほとんど稼げていない人が45%以上というのがアフィリエイト収入の実態なのです。

そんな世界に毎月20万円以上の安定収入が約束されている現状を投げ捨てて飛び込むのは、あまりにもリスクが高いと言わざるを得ません。

調査結果を見ると、確かに「月収50万円以上100万円未満」の人も5.2%、「月収100万円以上」の人は9.9%と、高収入の人も存在します。

しかし、そうした人は一握りの人たちで、家族やお子さんがいて、住宅ローンが残っていたり、これから教育費がますます必要になりそうな20代から40代の世代は、仕事をやめずに複業で頑張るのが賢明です。

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複業ブロガーが理想的な理由

コンテンツ内容に余裕が生まれる複業ブログ

専業ブロガーになって最初に感じるのは、稼がなくてはいけないというプレッシャーです。

多少サボっていても、病気で休んでも、毎月安定した給料を振り込んでくれるサラリーマン時代とは違って、広告経由で成果を上げない限り、無収入生活が続くからです。

稼がなくてはいけないという焦りから、専業ブロガーが陥るマイナス点があります。

  • 内容よりも広告紹介に偏りがちな記事が増える
  • 成果が出ないと高額なセミナーに行きたくなる
  • 怪しげな広告でも報酬の高さから紹介したくなる
  • 収入減で夫婦喧嘩が増え、離婚の危機に陥る

ブログはコンテンツ(記事内容)が何より重要です。

しかも、ひとさまのお役に立つ記事でなければ、Google検索も評価してくれず、上位掲載は厳しいというのが、現在のSEO(検索エンジン最適化)の常識です。

多少のテクニックよりも記事内容こそ、ブログの命なのです。

しかし、ブログで生活を立てようと思うと、広告主体の記事になりがちです。

広告だらけの記事なんて誰も見たいとは思いません。

広告だらけのブログはますます収入を減らし、負のスパイラルに陥る危険性があります。

心の余裕は、記事の内容を高め、検索順位を上げ、1年後、2年後に収益となって返ってくるのが、ブログ収益の特徴なのです。

高収入ブロガーの養分になる危険性

専業ブロガーになって収入が思うように上がらないと、高収入をうたっているブロガーやアフィリエイターのセミナーに参加して技術やコツを知りたくなります。

彼らのテクニックを教えてもらえば、自分もある程度は稼げると思うからです。

しかし、そうしたセミナーは高額です。

当初無料でも「本当のコツを知りたければ、このセミナーに参加してください」と有料セミナーを紹介され、数十万円だったり、高額なものが少なくありません。

もちろん、そうしたセミナーに参加してコツを掴んで高収入に転じるブロガーもいるかもしれません。

ただ、ブログ収入はテクニックよりも、毎日、記事を投稿する努力と継続が命ですから、セミナーで教わったからといって収入がうなぎのぼりに増えるものではありません。

むしろ、高収入ブロガーの養分になってお終いという人も少なくないはずです。

サラリーマン時代の経験こそブログのコンテンツ

私は若いうちは複業ブロガーが理想的だと考えています。

会社員時代は、その時は辛いことが多くても、その経験や辛い出来事が将来、専業ブロガーになったときに、ひとさまの役に立つコンテンツの素材になるかもしれません。

良質なブログとは、ブロガーが自分の目で見たことや知ったことが盛り込まれているブログです。

そうした役立つコンテンツが増えれば増えるほど、ユーザーは「きょうも役に立つことがあるかもしれない」と期待し、リピートしてくれるようになります。

長年、複業ブロガーを続けながら、本業とインターネットから収入を得て、ブログ収入が本業収入を超えてから、専業ブロガーになろうかどうか考えても遅くはありません。

サラリーマンから逃げ出す受け皿としてブログ収入を考えているのならば、それは慎重に考えるべきです。

テキストのコピーはできません。