早期リタイアに向けて理想的な金融資産と年間収入の金額は?

リタイア準備
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安心して早期退職できる金融資産と収入額

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早期退職を目指す人は必要資金と副収入の金額に最も関心がある

当ブログを訪問される方は、早期退職するために、どのくらいの金融資産や副業収入が必要なのか、気になる人が多いようです。

退職後のお金の話に関心が高いのは当然のことです。

早期退職しても、お金がなければ生きていけないし、ある程度の資産額がなければ、悠々自適なリタイア生活は実現できないからです。

というわけで、今回は、早期リタイアに踏み切るために理想的な金融資産と退職後の収入について説明したいと思います。

ただ、早期退職時の年齢や公的年金の給付見込みによって、理想的な資金や収入の金額は異なります。

ただ、目安として50歳前後の早期退職を想定して、目安としての話を展開していきたいと思います。

また、後半は、どんな風にすれば、金融資産や退職後の不労的な収入を築きやすいのか、その方法についても、私なりの見解を述べたいと思っています。

金融資産と副収入の成長には目標値が重要だ

私は、以前、早期リタイアして自由に生きるために適切な年齢と貯蓄額について言及しました。

どのくらいの年齢で早期退職するのが適切なのか、さらには早期退職した年齢別の金融資産額、そして、その試算方法です。

早期リタイアして自由に生きるために適切な年齢と貯蓄額は?早期退職者の経験と試算方法
残りの想定寿命で早期退職の年齢と貯蓄額を考える 悠々自適な早期リタイア生活は年間生活費の計算がスタートになる いまの日本は無収入になっても失業保険や生活保護を受けて生きのびることができます。 ですから、将来をことさら不安視する必要はありません。 しかし、一度しかない人生ですから、他人に時間や心を支配される会社員を辞めて、悠々自適で自由な人生を実現してみたいと願うのは当然のことだと思います。 しかも、努力次第で経済的に自立した自由人になれるのですから、挑戦しない手はありません。 では、経済的に不安のない早期退職を実現するには、どのくらいの金融資産が必要なのでしょうか? 今回は、私が早期退職するために目標とした金融資産の試算方法を紹介したいと思います。 必要資産額を計算するには、まず、年間の生活費を計算することが必要です。 ここでは1ヶ月の生活費は30万円、これに余裕経費40万円を加え、1年間...

今回は、もう少し、ざっくりと目標とすべき金融資産額と、早期退職後に必要な収入を説明したいと思います。

サラリーマンが早期退職を目指して副業に取り組むとき、おおよそであっても目標値が重要だと考えているからです。

資産形成や副業に取り組むといっても、目標値がなければ、頑張れないものです。

逆に、目標値があれば、現在、自分の置かれている状況を客観視でき、「まだまだだめだ」と自分に喝を入れることもできます。

理想的な金融資産と副収入の金額とは?

では、必要な金融資産はいくら必要か?

それは約1億円だと考えています。これは家など不動産の評価額は含みません。いますぐ株式投資できる金融資産の金額と理解してください。

1億円あれば、まったく無収入になっても、20年間、毎年500万円の生活が可能です。65歳からは公的年金の支給も予定されているので、実際はもう少し長い期間、生き延びることが可能だと思います。

しかし、貯蓄が年々目減りする生活では、不安に怯える後半人生になってしまいます。

ですから、サラリーマン時代に副業で稼ぎ、その副業収入を早期退職後も継続できれば、リタイア生活の不安感は緩和されます。

では、退職後、どの程度の収入が必要なのか?

理想的なのは年収1000万円です。それが厳しい状態なら、年収600万円、つまり月収50万円あれば、不自由のない生活はできると思います。

ただ、サラリーマンの副業で年収600万円はさほど難しくはありません。

例えば、ブログなどのアフィリエイトで月収100万円以上稼いでいるのは全体の1割にも及んでいるというアンケート結果もあります。

アフィリエイターの1割が月収100万円以上という驚きの調査結果
報酬に上限のない仕事は身近に存在する 仕事探しは「安定」か「上限なし」の2択 若い人から「どんな仕事や職種がいいですか?」と聞かれたら、多くの人は「給料が高くて安定した仕事がいいよ」と答えると思います。 しかし、「安定」とはなんでしょうか? 企業は産声を上げ、元気な創業期を経て安定期を迎え、いつしか衰退期に入ります。 いまや、大手企業といえども、生き残りに苦悩している会社は少なくありません。 老舗ブランドの企業に就職が決まり、若い頃は羨望の眼差しで周囲から祝福されても、中年になってリストラの嵐に巻き込まれた人も多いと思います。 また、「給料が高い」といっても、サラリーマンでいる限り、報酬には上限があります。 もちろん、最高年収は会長・社長なのでしょうけど、その他の多くは50代で関連会社に出向・転籍となり、年収も下がるのが普通です。 「一度しかない人生だから、報酬に上限のない世界を目指したい...
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理想の金融資産と年間収入に到達する方法

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早期退職後に金融資産や不労所得を形成するのは困難

サラリーマンをやりながらでは副業の作業時間が確保できないという理由で、早期退職して副業に専念する人が少なくありません。

しかし、早期退職後に資産と収入を増やそうという考え方は危険でもあります。特に、給与や勤務条件が高水準の大企業サラリーマンは、失敗した場合、大きな損失を招くことになります。

むしろ、サラリーマン生活を続けながら副業に取り組む方が金融資産を構築しやすいということを忘れてはいけません。

なぜなら、3つの理由があるからです。

  • 給料と副収入というダブル収入は長期的に見ると非常に安定していて力強い
  • サラリーマンの身分があると不動産投資で融資を受けやすい
  • 副業に失敗してもサラリーマンという保険がある

確かに、サラリーマンをやりながらでは副業の時間を捻出するのは大変かもしれません。しかし、私自身はサラリーマンを継続したからこそ、最も重要な金融資産を築くことができたと思っています。

サラリーマンの副業は金融資産を築くには最強の立場と環境だと考えています。

それを前提に副業に取り組むという考え方が賢明だというのが私の経験上の実感です。

サラリーマン時代に給料と副業で理想の収入源を構築すべき

私は、サラリーマンの副業には、現時点では、低コストであり、全国から訪問者を期待できるブログやYouTubeなどネット系が最強だと考えています。

このところ、大手資本もアフリエイトなどネット収入に着目して、資本を投入してサイトを配信する動きが強まってきました。

このため、一昨年まで年間1億円や数千万円稼いでいたブロガーが昨年は収益が数千万円減少したと嘆いています。

しかし、年間1億円も稼ぐことを考えなければ、大資本と競合することはありません。

大資本が手を出さない分野ならば、ブログで月収数十万円の収入は難しいことではないと考えています。

最後にまとめです。

早期リタイアに向けて理想的な金融資産と月収、そして稼ぎ方は次の通りです。

  • 金融資産は1億円は理想的。ただし、不動産資産は除く
  • 退職後まで継続できる副業は年収1000万円。年収600万円あれば安心
  • 金融資産の構築にはサラリーマンの副業が最強

まずは、金融資産1億円、年間の副業収入600万円を目指しましょう。

そのためには、まずは実行することが重要です。副業しようかどうか考えているうちに、年老いてしまったという人生は避けたいものです。

サラリーマンの副業はネットビジネス以外はありえない!【副業ランキング】
副業と言っても働きながらできる仕事は限られている 政府が推奨する副業のすすめの理想と現実 2018年は政府が副業を推奨し、「副業元年」と言われました。 少子高齢化による人手不足を解消する方策として浮上した副業のすすめですが、働く側の視点に立つと、別の現実が見えてきます。 現在雇われている会社以外に、別の会社で働く副業というのは、ふたつの会社の指示に従う生活になるわけです。 他人に雇用されて働く生活は、大変なストレスです。ましてや、2つの会社に雇用され、指示をされて働くことは、二重のストレスに耐える生活を意味します。 人間はロボットではありません。 仕事は体力的苦痛よりも精神的苦痛の方がつらいものです。 いま雇われている会社の給料が少なすぎて、別の会社でもバイトしない限り生活できないという人でない限りは、2つの会社に雇用される生活は避けたいというのが普通のサラリーマンの感覚です。 他人に雇用...
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