早期リタイアして自由に生きるために適切な年齢と貯蓄額は?早期退職者の経験と試算方法

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残りの想定寿命で早期退職の年齢と貯蓄額を考える

悠々自適な早期リタイア生活は年間生活費の計算がスタートになる

いまの日本は無収入になっても失業保険や生活保護を受けて生きのびることができます。

ですから、将来をことさら不安視する必要はありません。

しかし、一度しかない人生ですから、他人に時間や心を支配される会社員を辞めて、悠々自適で自由な人生を実現してみたいと願うのは当然のことだと思います。

しかも、努力次第で経済的に自立した自由人になれるのですから、挑戦しない手はありません。

では、経済的に不安のない早期退職を実現するには、どのくらいの金融資産が必要なのでしょうか?

今回は、私が早期退職するために目標とした金融資産の試算方法を紹介したいと思います。

必要資産額を計算するには、まず、年間の生活費を計算することが必要です。

ここでは1ヶ月の生活費は30万円、これに余裕経費40万円を加え、1年間の必要資金を400万円に想定したいと思います。

この金額は、私が早期退職したあと、このくらいの生活費があれば憂いなく生活できると体感している水準でもあります。

早期退職時の残り人生は何年か?

次に必要なのは、自分が何歳まで生きるつもりなのか、想定寿命の設定です。

自分の寿命を85歳と想定した場合、45歳で早期退職すると、残りの人生は40年になります。また、55歳で早期退職した人の残り人生は30年ということになります。

経済的な条件さえ整えば、十分、人生を楽しめる時間が残されています。

ただし、想定するべきリスクがふたつほどあります。

ひとつは介護の問題です。

個人差はあると思いますが、五体満足で体が元気なのは75歳前後までだと思われます。

75歳前後からは介護費用が必要になることを覚悟する必要があります。

もう一つは、長生きリスクです。

今回は85歳まで生きることを想定していますが、それ以上生きてしまうかもしれません。

その場合、生活費を多めに見積もる必要はないのか気になるかと思います。

ただ、今回の想定で生活費をやや多めに見積もって月30万円とし、さらに年間40万円の余裕経費を加算したのは、介護と長生きリスクを念頭に入れたためです。

ですから、私の場合は、その2つのリスクのために上方修正はしませんでした。

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目標の退職年齢で貯蓄額も決まる

若い頃の早期退職ほど多額の金融資産が必要

年間400万円の生活費で85歳まで生きると想定した場合、早期退職後に必要な金融資産はどのくらいになるのでしょうか?

早期退職時の年齢別に概算したのが次の数字です。

  • 35歳で早期退職 400万円×50年間=2億円
  • 45歳で早期退職 400万円×40年間=1億6000万円
  • 55歳で早期退職 400万円×30年間=1億2000万円

当然、若い時点で早期退職したら、残りの人生が長い分だけ、多めの金融資産が必要になります。

35歳で早期退職してリタイア生活に入る場合、2億円の金融資産があれば、なんとか乗り越えることができそうです。

ただ、若ければ若いほど将来のインフレリスクも念頭に入れなければいけません。

長い歴史の中で想定外の経済的な変動はかならず起きるからです。

そのためにも、インフレリスクに備えて外国株など海外資産も保有するといった対策を講じておくと安心かもしれません。

公的年金も加味すると50代の早期退職が一層有利になる

会社員であれば、ブラック企業でない限り、誰もが厚生年金など公的年金に加入しています。

早期退職に必要な金融資産を計算する場合、その年金分を含める必要があります。

厚生年金の平均受給額は夫婦で月額23万円前後です。年間では約270万円ということになります。(参照:「平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

ただし、この年金額から税金や社会保険料が徴収されますから、手取りは減額して計算するのが妥当です。

55歳で早期退職した場合は支給額が減少するので手取りを150万円と想定します。

すると、65歳から85歳までの20年間、年金支給分は150万円×20年間=3000万円となります。

先ほどの試算で、55歳の早期退職は1億2000万円の金融資産が必要でしたが、厚生年金の3000万円を差し引くと、必要な金融資産は9000万円になります。

残りの寿命や公的年金を考えると、若年時の早期退職より、50代で早期退職した方が経済的に不安のない生活を実現する可能性が高いことが分かります。

悠々自適な自由人になる秘訣とは?

早期退職後に必要な生活費や想定寿命、さらには公的年金の支給額は、人それぞれ異なると思います。

ですから、自分の生活環境や年金に応じた数字で計算することによって、目標とすべき金融資産の金額がイメージできるようになります。

大切なことは、早期退職に必要な目標金額を把握するということです。

副業するにしても、具体的な目標金額が見えないと頑張れないものです。数値目標が分かっただけでも、早期退職に向けて大きな前進といえます。

副業で成功するためには、その目標金額を把握したあとも重要なステップがあります。

  • 早期退職に必要な金融資産を概算する
  • 金融資産の形成に向けた5年&10年計画を策定する
  • いろいろな副業を積極的に経験する。
  • 失敗してもその経験は資産と割り切る
  • 自分が面白いと思った副業は集中的に継続する

上記の5つのステップさえ確実に消化できれば、金融資産を築くのは決して難しいことではありません。

あとは早期退職して自由な人生を実現したいのかどうか。その意思の強さ次第です。

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