2018年のリタイア生活を総括!メリットとデメリットは何だったのか?

リタイア準備

あと1日で2018年が終わろうとしています。

2019年には30年間という「平成」も終わってしまいます。

私はこれまで勤めていた会社に辞表を出し、今年10月で早期リタイアしました。その1ヶ月ほど前から、当ブログをスタートしてリタイア生活を実現するために必要なことや、リタイア生活の満喫の仕方、私の趣味など記事を書き続けました。

当初数十人だったユーザーも、現在は毎日200人以上に増えました。4ヶ月という短い間に、これほど多くの方々が愛読してくれるようになったことに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。

リタイア生活は長年の夢でした。ようやく、たどり着けたという気分でもあります。

この1年間を振り返って、自分自身の心の葛藤や早期リタイアを決断したきっかけなどを思い出し、現在の心境を正直に述べたいと思います。

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早期リタイアへの道!2018年を振り返る

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2018年前半は早期退職の時期を考え続けた

早期リタイアを目指している人の多くは、いつ会社をやめるのか、そのタイミングをめぐって悩んでいると思います。

私もそうでした。

今年初めの時点では、仕事は面白くないものの、会社に大きな不満もなく、60歳の定年まで働いて退職しようかなとも考えていました。

定年退職ならば、あと数年の給料が手に入るし、経済的にもより豊かなリタイア生活を送れるという損得勘定もありました。

しかし、春になって桜が咲く頃、美しい風景を見ても、心から癒されない自分がいました。

美しい光景や楽しい場面でも常に仕事のことが心の片隅に存在していたからです。

「自分が生きているうちに、あと何度、この美しい桜を見ることができるのだろうか?」

そんな思いで美しく咲き誇る桜の花びらを趣味のカメラで撮影していました。

夏の海外旅行で早期退職を決断した

転機となったのは、今年夏の海外旅行でした。

初めてのタイ・バンコク旅行は、空港とホテルの往復以外は、一切タクシーを使わず、もっぱら船と電車のみで移動しました。このため、過去の海外旅行で経験したことがないほど、歩いて歩きまくる旅行でした。

カメラバックを背負っていたせいか、暑さと疲労でクタクタとなってホテルに帰る日々でしたが、滞在中、不思議と体は元気で心地よい気分でした。

「自分の体が元気なうちにたくさん海外旅行も楽しみたい」「年老いてからだとリタイア生活も存分に楽しめないのではないだろうか」

こんな気持ちを募らせていました。

しかも、妻は「いつまで生きていられるか分からないんだから、これからは好きなんことをして、好きな物を買って楽しんだほうがいいよ」と言ってくれます。

日本の美しい桜や、まだ見ぬ世界の風景。そして、ストレスのない生活。人生後半に差し掛かった私には、どれも魅力的で価値のあるものです。

「これからはお金よりも時間が大切かもしれない。お金のために人生の時間を浪費するのはもったいない」

定年退職すれば、その分、多くのお金をもらえるかもしれない。しかし、お金と引き換えに、最も大切な時間を会社に提供することになります。

「残りの人生の時間は会社ではなく、自分のために使おう」

そう決断して羽田空港に到着していました。

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決断後は早めに動いてリタイア生活に入った

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会社に迷惑をかけない時期を選んで最短の早期退職

「今年中に早期リタイアする」と決断して以降は、もうまったく仕事になりませんでした。

心を込めて仕事に打ち込むことができません。

「早めに早期退職を申し出るしかない」と判断し、9月後半には退職願を出し、職場の引き継ぎなどを済ませて11月以降はリタイア生活に入りました。

決断してからは、比較的、瞬時に動きました。

もちろん、早期退職にあたっては、誰もが経験するような早期退職特有の出来事もありました。早期退職をめぐる様々なことは、来年、詳しくお伝えしていこうと思います。

私の性分なのかもしれませんが、あれこれ迷わず、決めたら1日も早く行動してしまうのです。

早期リタイアをしたいけど、なかなかできないという人の多くは経済的な問題が大きいと思います。

ただ、私の場合、40歳前後から早期リタイアを目指していたので、経済的な準備はできていました。ですから、あとは、いつ、会社をやめるのかというタイミングの問題だけでした。

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「これからは美しい風景を見ても心から美しいと思える日々がやってくる」

そう思えただけでも幸せでした。

リタイア生活で手にした3つのメリット

早期退職して3ヶ月になりました。

その間に感じたリタイア生活のメリットとデメリットを整理したいと思います。

まずメリットですが、一番大きなメリットは仕事上のストレスから全く解放されたということです。これはお金に代えられないメリットです。そのためか、毎日の体調も良好です。

2つ目のメリットは、時間を自由に使えるということです。唯一、不自由なのは、最近、我が家では食材から洋服まで、あらゆるものを楽天市場やアマゾンなどネット通販で購入しています。

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このため、ネット通販で注文したものを受け取るのは、もっぱら私の役目になってしまいました。

とはいえ、日々、ブログを更新しているので、自宅の滞在時間も長く、商品をただ受け取るだけなので、大して苦にはなりません。

最後に、3つ目のメリットですが、生活の基礎コストを下げることができたということです。

リタイア後に改善したのは、次のようなコストです。

  • 自宅の通信環境を割高なCATVから光回線に変更した
  • 自宅のセキュリティー(月額7000円)を解約した
  • 外食やタクシーで散財することが少なくなった

上記の3点だけでも、月間5万円ほどはコスト安になっていると思います。

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リタイア生活で感じた3つのデメリット

リタイア生活がメリットばかりかといえば、そうではありません。

もちろん、デメリットもあります。

まず、安定した労働収入がなくなったことです。

これは、当初から想定内ですから、私にとっては大問題ではありませんが、多くの人たちが早期リタイアに二の足を踏んでしまうのは、この無収入状態が怖いということだと思います。

その無収入状態を防ぐ方法や心構えは、すでに何度も書いているので、そちらを参考にしてください。

もうひとつ、これは私にとっては大きなデメリットなのですが、それは運動量が減ったということです。

会社員のときは、通勤など歩く機会は多いものですが、リタイア後はすっかり体を動かす機会が減少しました。

最初の頃は散歩したり、サイクリングしたりしていたのですが、寒くなってくると、外出自体が億劫になってきます。健康のための運動は2019年の課題にしたいと考えています。

3つ目のデメリットは、家事に関することはとにかくあてにされるということです。

私は主夫なので、宅配の受け取り、リビングの後片付け、洗濯物の取り込み、風呂場の掃除など、様々な用事をこなしています。

ただ、奥さんが専業主婦であっても、早期リタイアした人は邪魔にならない程度に家事に参加することをおすすめします。

というのも、家族には、とても感謝され、喜ばれます。

ですから、私はリタイアして家事を手伝うのは社会貢献の一貫と考えています。

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