全世代の平均7割以上が利用するネットショッピング
我が家の買い物はほとんどネットショップ利用
みなさんは買い物はどこでしますか?
我が家はレジャーで郊外の大型ショッピングモールに出かける以外は、ほとんどネットショッピングです。コカコーラやミネラルウォーターなど重い水モノをはじめ、最近は生鮮野菜もネットスーパーを利用することがあります。
ネット通販は、検索すれば欲しい商品がすぐに見つかり、実店舗よりも安く購入できます。しかも、自宅に届けてくれるので、ガソリン代も浮きます。
最近は全国の特産品や高級食材、さらには有名料理人監修の冷凍料理を取り寄せ、食卓が相当豪華になりました。
クルマや徒歩で買い物していたころには想像がつかないほど、一流レストランに勝るとも劣らない名料理を広域から安価に取り寄せることができる時代になりました。
高齢化社会で中高年人口が増えるにつれて、ネットショップやネットスーパーの需要はますます増えてきそうです。宅配が充実すれば、ネット通販が買い物弱者を救済する一助になるかもしれません。
60歳以上のシニア層が最も利用率が多かった
では、ネット通販はどのくらい利用されているのでしょうか?
総務省が発表した「平成27年情報通信白書」によると、ネットショッピングの個人利用率は7割を超えています。3年前の調査結果ですから、現在は一段と利用率が上昇しているものとみられます。
ネットショッピングの個人利用率は全年代平均で7割を超えている。年代別にみると、60代以上の利用率は30代や20代以下の利用率をやや上回っており、少なくともインターネット利用者に限定する限り、シニア層のインターネット利用者が他の年代のインターネット利用者に比べてネットショッピング利用に消極的という事実は見られない(引用元:平成27年版情報通信白書)
興味深いのは、ネットショッピングは60歳以上のシニア層の利用率が高いということです。ネットショップは価格競争が激しいうえに宅配までしてくれるのですから、シニア層に人気なのは当然の結果だと思います。
ネット上の3大ショッピングモールで価格比較が基本
激突するAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大モール
日本国内では、Amazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大勢力が激突しています。
Amazonは全米の百貨店やショッピングモールを苦境に陥れた巨大なネットモールです。私はカメラの関連商品やパソコンの周辺機器はもっぱらAmazonを利用しています。
日本生まれの巨大ネットモールが楽天市場です。「最大ポイント41倍」などポイント還元を武器に勢力を拡大してきました。
楽天カードや楽天銀行、楽天証券、楽天モバイル、楽天トラベルなど楽天系列のサービスを利用すると、どんどんポイントが増えるシステムを取り入れ、日本の消費者を楽天経済圏に吸収しています。
ネット上の東京・銀座4丁目といえば、ポータルサイトのYahoo!です。そのYahoo!ショッピングは、売上高では楽天市場やAmazonの後塵に甘んじていますが、最近は毎月5のつく日はポイント3倍、アプリを使えば5倍といったキャンペーンなどを展開し、お得なネットモールとして関心を高めています。
ネットショッピングは負担増時代の救世主?
我が家では、ネット上で商品価格を比較し、送料が無料か否か、ポイントバックも含めた実質価格はいくらか計算して、最終的に決済するネットショップを選択しています。
2019年には消費税率が10%に引き上げられます。安いうえに自宅に届けてくれるネット通販を積極的に使わない手はありません。
では、どのショッピングモールが総合的にお得なのでしょうか?
次回は、国内のショッピングモールとしては最大級の楽天市場を取り上げ、徹底解説したいと思います。