夢とお金はどちらが大切か?Apple創業者スティーブ・ジョブズの人生哲学

生活
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お金に縛られる人生を避ける方法はあるのか?

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なぜ夢を追いかけると幸福なのに決断できないものなのか?

「夢とお金、どちらが大切なのか?」

よく聞く人生のテーマです。

生活を維持するためにストレスを抱えながら仕事を続け、「いったい、自分は何のために生きているのか?」と人生の意義まで思い詰める人は少なくありません。

しかし、自分を縛っているのは、会社や上司ではなく、自分自身だということに多くの人は気づていないものです。

嫌な仕事を続けているのは、自分がお金に縛られる人生を選んでいるからです。

Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、企業向けコンピューターしかなかった時代に、初めて個人向けコンピューター(パソコン)を世に送り出しました。

その後も、音楽や動画視聴もできるiMac、1曲ずつ音楽を購入できるiPod、指先で操作できるアプリを導入したiPhoneやiPad・・・・

彼は自分の好きなデジタル商品作りに没頭した人生でもありました。

スティーブ・ジョブズは56歳の若さですい臓がんでこの世を去りましたが、なぜ、好きなことだけをやり続けたることができたのか?

彼のスピーチから幸せな人生を実現するために何が必要なのか考えたいと思います。

スティーブ・ジョブズが語った人生において大切なこととは?

スティーブ・ジョブズはシリア人留学生の父と米国人大学院生の母の間に生まれました。

ただ、母親の父がシリア人との結婚を認めなかったため、ジョブズ夫妻のもとに養子に出されました。

ジョブズ夫妻は大卒ではありませんでした。このため、母は養子に出すことを躊躇しました。

しかし、ジョブズ夫妻はスティーブを大学まで進学させると約束したため、最終的に養子縁組が成立したと言われています。

その約束通り、スティーブはリード大学に進学しました。

ところが、両親が一生涯をかけて貯めたお金を何の意義も見出せない大学の学費に使うことに罪悪感を抱きます。

そして、半年で中退。カリグラフィー(西洋書道)など好きな授業だけを聴講して過ごしました。

そのカリグラフィーはのちにAppleコンピューターのデザイン性の高い文字に役立つわけで、まさに「人生に無駄なし」です。

アップルコンピュータの成功によって25歳でフォーブスの長者番付に載り、27歳で米ニュース雑誌タイムの表紙を飾り、若くから時代の寵児となります。

そのスティーブ・ジョブズはすい臓がんが判明したあと、スタンフード大学の卒業式で講演しました。

そして、彼はある言葉に突き動かされながら生きてきたことを告白しました。

どんな言葉だったのでしょうか?

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名言「無駄に誰かのために生きてはいけない」

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死を意識することの重要性を強調したスティーブ・ジョブズ

Apple創業者スティーブ・ジョブズは、2005年6月、米スタンフード大学の卒業式で講演し、自分の生い立ちからビジネス、闘病生活、人生観、すべてを吐露しました。

多くの人たちに感動を与えた講演内容は名スピーチとして絶賛されています。

一部を紹介します。

17歳のときに私はこんな言葉に出会いました。

「1日1日を人生最後の日として生きよう。いずれ、その日が本当にやってくる」

強烈な印象を受けました。

そして33年間、毎朝、鏡を見ながら自問自答しました。

「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」と。

「ノー」という日が幾日も続いたら、私は何か変える必要があるとわかってくるのです。

自分の死を意識することは、私が人生において大きな決断をする際の大切な価値基準でした。

なぜなら、ほとんど全てのもの、外部からの期待や自分のプライド、恥や失敗への恐怖・・・

これらは死によって一切なくなるのです。

あなたが死を意識することが失うことを恐れない最良の方法なのです。

あなたはすでに丸裸なのです。自分の心に従わない理由はないのです。

〜〜〜〜〜〜

君たちの人生は限られている。

だから無駄に誰かの人生を生きないこと。

ドグマ(独断・偏見的な意見)にとらわれてはいけない。

それは他人の考え方とともに生きるということだから。

最も大事なことは、あなたの心や直感に従う勇気を持つことです。

それ以外のことは二の次でいい。      

      (Apple創業者スティーブ・ジョブズ 米スタンフォード大学卒業講演

講演の最後に、スティーブ・ジョブズは青年時代に出会った言葉を紹介します。

「ハングリーであれ。愚か者であれ」

自分は常にそうありたいと願い続けてきたと結びました。

お金でなく夢を追い続けている時が幸福な瞬間だ

私は一度しかない人生ですから、やりたかったことをやる生活を手にするために、大手企業を早期退職しました。

早期退職が経済的に損なのか得なのかといったことは重要なことではありませんでした。

「いまの生活は本当に自分が求めていた生活だろうか?」と何度も自問自答し、早期退職しか選択肢が見つかりませんでした。

いまは自由な日々です。

読書やブログやカメラ撮影、サイクリング、ソロキャン、会社経営・・・・

自分がやりたいことだけをやる暮らしです。

とくにブログは会社員時代に経験していたため、リタイア生活でも本格的に再開しました。

書くことが何よりも好きな私にとっては本当に充実した時間を過ごせる趣味のひとつです。

多くの人が好きなことで生きるという人生選択をできずにいます。

しかし、スティーブ・ジョブスのように、50代半ばで人生が終わる人も少なくありません。

「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか?」

スティーブ・ジョブスが毎日、こう自問自答したといいます。

私もサラリーマン時代、同じような自問自答の連続でした。

決定的だったのは、40代や50代で病死した友人たちが出始めたということでした。「もしかしたら自分の人生もそんなに長くはないかもしれない」と思ったのです。

私の心には「まずい。このままでは絶対に後悔する時が来る」という思いが強まり、早期退職を決意したのです。

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