利他の精神や夢を持って熱中する人は美しい
感動させてくれた人たちには感謝感謝です。
だれでも生きている間、感動的な瞬間に出会いたいと思うものです。
美しい景色に出会ったとき、素晴らしい映画や絵画を鑑賞したとき、美味しい食事を頂いたとき・・・・いろいろな感動がありますが、私が最も心動かされるのは美しい人を見たときです。
私が美しいと思う人は、自分の信じた道に熱中している人、利他の精神で生きている人です。
今年も、そんな美しい人たちがいました。
とくに、私の記憶に残っている「2018年最も美しく思えた日本人」を発表したいと思います。
流行語大賞「スーパーボランティア」を辞退した尾畠春夫さん
今年夏、山口県周防大島町で3日間行方不明になった2歳男児を捜索開始からわずか30分で発見し、一躍注目を浴びた尾畠春夫さん(大分県日出町在住・78歳)は記憶に残っている人も多いと思います。
毎月5万5000円の年金からボランティア活動の費用を捻出し、食料はコンビニなどで全て自分で調達、被災地では車中泊です。
質素な生活ぶりや衣食住とも被災地には一切お世話にならない自己完結する徹底ぶりが明るみになると、メディアは「スーパーボランティア」と命名しました。
尾畠 春夫(おばた はるお、1939年10月 – )は、大分県速見郡日出町在住のボランティア活動家。元鮮魚商。2012年に大分県「ごみゼロおおいた作戦功労賞」、2014年に環境省「平成26年度地域環境美化功績者表彰」、2018年に大分県「日出町功労者表彰」[8][3]および大分県「大分県功労者表彰」を受賞している。(引用元:Wikipedia)
メディアの大注目を浴びてから3ヶ月余り、尾畠さんが今年の世相を反映した「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の流行語大賞受賞を辞退しました。
朝日新聞の取材には「本人がスーパーボランティアなんて全然思っていない。当たり前のことをしただけ」と説明したということです。(参照元:朝日新聞)
その記事を見て、尾鼻さんの利他の精神は本物だと改めて感動しました。尾鼻さんの壮絶な人生や利他の精神を知りたい方は週刊現代と朝日新聞の下記の記事をおすすめします。
YouTubeライブで弾き語りを続ける歌姫shimamoしまも
もうひとりは偶然、ユーチューブライブで見つけた歌姫・shimamo しまもさんです。
shimamoさんは宮城県出身のシンガーソングライターで、ほぼ毎日、ユーチューブライブでリクエストに応えて即興でピアノの弾き語りを続けています。
shimamo (しまも)は、日本のシンガーソングライター。宮城県出身。YouTube Liveにて「リクエスト即興弾き語り」を継続的に配信しており、「YouTubeライブ配信の女王」と呼ばれている。(引用元:Wikipedia)
12月6日も、翌日レコーディングを控えているのに、リスナーのリクエストに応えて、深夜12時すぎまで3時間半にわたって弾き語りを続けるひたむきさには感動しました。
透き通った歌声も素晴らしく、音楽が大好きという気持ちが伝わってきます。リスナーから「長時間大丈夫ですか?」というコメントが入っても「大丈夫です。歌うの好きですから」と、ひたすら歌い続ける姿は圧巻です。
彼女には、東京・杉並区方南町にできたライブハウスを満員にする夢があるそうで、人間というのは、夢があれば、何時間でも好きなことに熱中できることを感じさせてくれた若き女性シンガーでした。
チャンネル登録者数はまだ12万人余りですが、おそらく、今後、ファンがもっと増えてきそうな予感がします。最後にshimamoさんの即興弾き語り(上の動画)とKiroro「未来へ」(下の動画)に心を洗われてください。