人気の新型iPhone11はスマホ万能時代の必需品
金銭感覚に敏感な人はスマホ決済を使いたがる?
スマホのQR決済「PayPay」が10月5日、一日限りの最大20%還元キャンペーンを実施しました。
私の妻がその情報を知って、早速、消耗品を中心に2万5000円ほど買い物していましたが、彼女の計算では5000円ほど還元されるということです。
10月1日の消費増税以降、PayPayや楽天ペイなどQR決済が注目されています。
QR決済を知らない人やスマホに取り込む方法を知らない人は「不公平だ」と不満を言っているというニュースも目にしました。
確かに、我が家は都心に近い地域ですが、妻の話だと、それでもスーパーでPayPayなどで決済する人はまだ少ないのだそうです。
彼女は会社社長として大金を動かしていますが、小さな支出の損得にはとても敏感です。
ですから、QR決済がお得だと知った瞬間、自分のスマホにアプリをダウンロードしていましたが、情報に敏感な人と情報に疎い人ではどんどん経済格差が拡大するようにも感じます。
QR決済か否かで、同じ商品でも最終的な支払額が異なる「一物多価の時代」です。
研究不足を棚に上げて「不公平だ」と文句をいうよりも、1日も早く、お得な革新は積極的に取り入れる進取の精神が大切だと思います。
いまやスマホは生活インフラ!新型iPhoneが好調な理由
消費増税対策としても有効なQR決済に欠かせないのがスマホです。
そのスマホを巡って、日本経済新聞が気になるニュースを報じていました。
iPhone 19年生産を1割上方修正 新型3機種好調
米アップルが9月に発売した新型3機種のスマートフォン「iPhone」の生産台数を上方修正したことが分かった。2019年末までの生産台数を廉価版を中心に当初計画から1割程度増やす見通しで、日本などの部品を供給する企業も恩恵を受ける。18年の発売機種に比べ価格を抑えた戦略が奏功したが、米中貿易摩擦などで先行きの不透明感は拭えない。(出典:日本経済新聞)
昨年、AppleはiPhoneXR/XS/XS Maxの3機種を発表しましたが、イノベーション(革新性)が乏しい割には販売価格が高かったため、不人気に喘ぎ、発売1ヵ月ほどで事実上の値下げを強いられました。
その教訓から、今年は全機種に新たなA13Bionicチップや13㎜の超広角カメラを搭載したにもかかわらず、Appleは昨年よりも7000〜2万円ほど価格を下げて売り出しました。
スペックの大幅向上と価格引き下げ戦略が功を奏して、新型iPhoneは好調な出足で、今年は生産を当初計画よりも上方修正すると報じられたわけです。
確かに、私も昨年のXシリーズには魅力を見出せず、iPhone8を購入しましたが、今年は即座に3眼のiPhone11 Proを欲しいと思い、すぐに注文しました。
しかし、人気色(ミッドナイトグリーン)だったこともあり、自宅に届いたのは10日後。「今年の新型iPhoneは人気かもしれない」と感じていました。
購入したiPhone11 Proの使い勝手は?実感レビュー
iPhone11 Proは小ぶりで持ちやすい
当ブログではすでに基本的なスペックをお伝えしましたが、今回は実際に触れてみた実感をお伝えしたいと思います。
私が購入したのは、ミッドナイトグリーンのiPhone11 Pro、ストレージ256GBのタイプです。
容量が64GBでは不足する恐れがありますが、256GBもあれば大丈夫ではないかと考えました。
iPhone11 Proは超広角、広角、望遠の3眼カメラが搭載されていて、新型3機種の中で最もサイズが小さな機種になります。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | iPhone 11 Pro Max | |
画面サイズ | 6.1インチ | 5.8インチ | 6.5インチ |
本体サイズ | 150.9×75.7x 8.3mm | 143.6×70.9×7.7mm | 158.0×77.8×8.1mm |
重量 | 194g | 188g | 226g |
実際、手にした感触では、iPhone8よりもやや大きい程度なので携帯性は悪くはありません。
下の写真は、左側からiPhone7、iPhone11Pro、iPhone8の順に並べたものです。本体サイズはさほど大きくないのに画面サイズはかなり大きいことが分かります。
「小さくて高機能」。これがiPhone11 Proを選んだ理由でした。
では、ファーストインプレッションで、どこに高機能を感じたのでしょうか?
iPhone11 Proの顔認証は想像以上に迅速!タップ感触も滑らか
正直言って、iPhone11シリーズで最も懸念していたのは顔認証でした。
なかなか認証されず、結局は暗証番号を打ち込むようでは煩わしいからです。
しかし、それは杞憂でした。思った以上に、広い角度から素早く認証するため、全くストレスを感じません。
それ以上に快適なのは、スマホ操作の基本となる「タップ」「フリック」「スワイプ」の感触です。
新開発のA13Bionicチップを搭載した効果なのか、とても滑らかで反応も早く快適でした。
総じて操作していて高級感を感じるスマホで所有欲も満たされる機種ではないかと感じました。
超広角、広角、望遠はシームレスに変更できる
iPhone11 Proの最大のウリは、超広角、広角、望遠の3眼カメラです。
- 超広角 13mm F2.4(全機種共通)
- 広角 26mm F1.8(全機種共通)
- 望遠 52mm F2.0(ProとPro Maxのみ)
とくに、デジタル1眼カメラでも、なかなか難しい超広角が話題になりましたが、せっかくの超広角も簡単に使えないようでは宝の持ち腐れ、”機能コレクター”になってしまいます。
しかし、シャッターボタンのすぐ近くに、超広角、広角、望遠にシームレスにスライドできるダイヤルが表示されているので、簡単に画角を変更することができます。
これまでスマホはデジタルカメラに比べて画質が相当劣っていましたが、iPhone11シリーズは画質の向上も顕著です。
私は趣味のひとつがカメラですが、ちょっとした外出や散歩はiPhone11 Proがあれば、他にカメラは不要だと考えています。