早くも「新型iPhoneXRを実質値下げ」と米WSJ報道!iPhoneユーザーの不満と要望

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不振のiPhoneXRが発売1ヶ月で値下げ報道

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新型iPhoneXRの需要低迷で米アップルの株価も下落

まだ10月26日に発売したばかりなのに、米Appleが日本でiPhoneXRを実質値下げすると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が22日、複数の関係者の話として報じました。

この報道が本当かどうかはまだ定かではなりませんが、iPhoneXRについては、以前から部材を供給するサプライヤー側の情報として売れ行きが芳しくないという見方が広がっていました。

ニューヨーク株式市場は米アップルの先行き懸念を強め、株価は20日につけた10月初旬の最高値から20%下落しています。

Appleファンの一人としては、とても残念な状況ですが、それにしても、なぜiPhoneXRがこれほどまでに不人気なのか?

今回、新型iPhoneXシリーズではなく、旧型のiPhone8を購入したユーザー目線から、不振の原因と対策、お得な購入方法を考えたいと思います。

価格も大きさも中途半端だったiPhoneXR

iPhoneXSやXS Maxが有機ELを採用したのに対し、iPhoneXRは液晶画面を採用し、性能も大きく落とすことなく、廉価な製品として注目されました。

ところが、発表された価格はiPhoneXSと2万8000円しか変わらず、高額でした。

256GBモデルの価格(税抜き)
iPhone8 iPhoneXS iPhoneXS Max iPhoneXR
8万4800円 12万9800円 14万1800円 10万1800円

さらに、iPhoneXRは女性に好かれそうな6色のカラフルなボディーを取り揃えましたが、サイズがiPhoneXSとXS Maxの中間という中途半端な大きさ。男性でも片手で操作するには厳しいサイズでした。

このため、廉価なスマホやおしゃれなスマホがほしい女性の人気を獲得できなかったのかもしれません。

iPhoneのサイズ・重量
iPhone8 iPhoneXS iPhoneXS Max iPhoneXR
4.7インチ 5,8インチ 6.5インチ 6.1インチ
148g   177g 208g   194g

一方で、人気が再燃したのは、私も購入した旧型のiPhone8です。

旧型のために価格は1万円値下がり、サイズもXシリーズよりも小型軽量です。指紋認証を採用したiPhoneの最終型のため、完成度の高い製品ともいえます。

少なくとも、私は値段とサイズで判断し、iPhone8に軍配をあげました。

アマゾンがアップル新製品も販売へ!新型iPhoneXRではなく型落ちiPhone8が選ばれる理由
iPhoneXR苦戦の原因は値段の高さか 新型のiPhoneXRは廉価版と思えない価格 私は普段、アップル製品を多用しています。iMac、MacBook Pro、iPhone8&7、そして今月下旬には新型のiPad Proが届く予定です。 アップル製品は洗練されたフォルムと、ユーザーフレンドリーな機能にひかれ、ついつい購入してしまいます。 私は新製品をアップル・ストアで購入していますが、今後、購入先の選択肢が広がりそうです。 ロイターなど米メディアが、米国のアマゾンがアップルの「iPhone」や「iPad」の新機種を販売すると報道しました。 アップルにとっては旧型だけでなく新製品も販路が広がるので、ありがたい話だと思います。 しかし、最近のアップル新製品は値付けが高すぎます。 アップル製品が大好きな私でも、この秋発売された新型iPhoneXSやXS Maxには、値段を見て触手が動きませんで...
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次期iPhoneかXRか?キャリア各社の動向を注視したい

次の新型iPhoneは価格の妥当性と小型軽量を考えてほしい

iPhoneXRをはじめとするXシリーズの不振は、今後、アップルが目指すべき方向性に示唆を与えたのではないでしょうか?

次期iPhoneに求めたい点は次の通りです。

  • 高額なディスプレイはいらない。現状画質で十分
  • 片手で容易に操作できる小型軽量を目指してほしい
  • 3タイプではなく、小型軽量と大画面の2タイプ体制
  • ハイスペックなタイプでも10万円以下の価格帯
  • nanoSIMも2枚装着できるデュアルSIMの導入(現在はeSIMとnanoSIM)

10万円を切る価格帯で小型軽量なiPhoneであれば、買いたい人が多いことはiPhone8の人気が物語っています。

2枚のSIMが装着できるデュアルSIMを待望したい

次期iPhoneにもう一点期待したいのは、eSIMとnanoSIMだけでなく、nanoSIMも2枚装着できるデュアルSIMを基本装備してほしいということです。現行のeSIMとnanoSIMのヂュアルSIMでは、まだ対応できない通信業者もあるからです。

中国本土向け製品はデュアルSIMだという報道を目にしましたが、日本でも1台のiPhoneに「会社用と個人用」「国内用と海外用」といったふうに2枚のnanoSIMを取り付けたいユーザーがいるのではないでしょうか。

デュアルSIMで利便性が向上し、魅力を感じる消費者は多いと思います。

値下げされたiPhoneXRか、来年の新機種かの選択

キャリア各社がiPhoneXRを本当に値下げするのか、値下げするとしたらどのくらいの下げ幅になるのか?

まだ、正式な発表がないので何とも言えませんが、仮に256GBのiPhoneXR(10万1800円)が9万円台となって、iPhone8(8万4800円)より数千円高いだけとなった場合、購入を迷う人が出てくるかもしれません。

ただ、値下がりしても大きさは解決されるわけではありません。片手で操作しやすいiPhone8がいいという人は依然として多いような気もしています。

私自身は、キャリアで契約したiPhone7が来年春に契約が満期となります。そのときに、iPhone7を継続して次期iPhoneの発表を待つのか、現在のXシリーズに機種替えするのか考えたいと思います。

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