私がiPhone11 Proを予約した理由とは?デジタル一眼を超えた圧倒的カメラ機能に魅せられた

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新型iPhone11シリーズの発表に合わせて、先日、どの機種がお買い得なのか、スペックや価格の比較を配信しました。

当初は、今年も新型iPhoneの購入を見送ろうと考えていましたが、スペックを調べるうちに、とうとう予約注文を入れてしまいました。

というのも、今回のiPhone11シリーズは単なるiPhoneXSの正常進化版ではないことが分かったからです。

私が予約したのは、iPhone11 Pro(新色ミッドナイトグリーン・258GB・上記写真)。なぜ、私が魅せられたのか説明していきたいと思います。

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iPhone11シリーズは圧倒的なカメラ・ビデオ機能を搭載

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13ミリの超広角レンズが3モデルに共通搭載

今回発売されたのは、標準モデルのiPhone11と、上位モデルのiPhone11 Pro、ProMaxの3機種です。

正直言って、今回、私は新型発表までiPhoneを買い換えるつもりはありませんでした。

しかし、購入に転換させたのは、圧倒的なカメラ機能に魅せられたからです。

各モデルの徹底比較は先日お伝えしましたので、今回は上位モデルiPhone11 Proを中心に、プロカメラマンらに衝撃を与えているカメラ機能を中心に説明していきたいと思います。

新型iPhoneはどの機種がお買い得か?AppleのiPhone11/ Pro/Pro Maxのスペックや価格を徹底比較
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カメラ機能は、「iPhone11」は広角と超広角の2眼。

iPhone11 Pro/Pro Max」は超広角+広角+望遠の3眼カメラですが、どのモデルにも超広角を共通化したのが最大の特徴です。

iPhone11 Proは最良の日常&旅カメラになりそうだ

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各モデルに搭載されたレンズを分析したいと思います。

レンズの焦点距離(35mm判換算)とレンズの明るさを示すF値は次の通りです。

  • 超広角 13mm F2.4(全機種共通)
  • 広角 26mm F1.8(全機種共通)
  • 望遠 52mm F2.0(ProとPro Maxのみ)

驚いたのは、13㎜という超広角カメラはF値が2.4という明るさだという点でした。

レンズ交換式のデジタルカメラでも、それだけの超広角とF値のレンズを私は知りません。

存在したとしても超高額で巨大なレンズになるのは間違いありません。

それを総重量200gに満たないスマホに収容しているのですから、カメラに詳しい人ならば、誰でも驚くはずです。

超広角でも魚眼レンズのような周辺歪みが少ない

しかも、超広角カメラは撮影した写真を見ると、周辺に魚眼レンズのような大きな歪みも目立ちません。

これはまさに人工知能(AI)のなせる技なのかも知れません。

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これだけ広い超広角カメラがあれば、風景写真をはじめ、狭い部屋の中で集合写真を撮っても全員を楽々と撮影できるはずです。

つまり、旅行にも日常にも、超便利なカメラということができます。

しかも、当然のようにレンズ式手ぶれ補正を搭載しているので、手ブレの心配もありません。

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フルサイズミラーレスも顔負けの静止画・動画のカメラ機能

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暗所でもAIが判断して自動的に明るく撮影

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新型iPhoneは暗所で静止画や動画を撮影する際の機能も大幅に強化されました。

光が弱く暗い場所ではAIが判断して自動的にナイトモードを作動し、上記のような美しい画像を映し出してくれます。

さらに、いま、多くのカメラマンにフルサイズミラーレスカメラが人気なのは、ポートレートで美しい背景ボケを描き出してくれるからです。

ところが、新型iPhoneは、人物のポートレートだけでなく、動物や物体でもAIが判断して綺麗な背景ボケを作り出してくれます。

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いまや海外でも「BOKE(ボケ)」は共通語になっているほど、最近のカメラファンがこだわる表現方法です。

しかし、新型iPhoneは、人物や動物、そして物体までも背景ボケを描き出してくれるので、高級デジタル一眼カメラを凌駕する機能を与えられました。

動画機能は全てのレンズで4K60P!静止画から動画切り替えも容易

今回の新型iPhoneは、全機種とも動画機能も飛躍的に強化されています。

まずは、現在、デジタル一眼カメラでもなかなか搭載できないでいる4K60Pの滑らかな動画がアウトカメラとインカメラ両方で撮影することができます。

また、3眼レンズがシームレスで連動しているため、指先で13㎜の超広角から52㎜の望遠までズームイン/ズームアウトも可能です。

さらには、静止画を撮影中に動画を撮りたくなった時には、指先でボタンを長押しするだけで、即座に動画に切り替わるので、大切な瞬間の動画も撮り逃がしません。

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通常のミラーレスカメラは静止画の編集さえ内部編集できないのに、iPhoneは内部で動画編集やトリミングも可能です。

これまで説明したことは新型iPhoneの機能の一部ですが、これだけでも一眼レフやミラーレス、そして高級コンデジを超えた機能が盛りたくさんの”スマホ”なのです。

最後に、価格を見てみましょう。

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新型iPhoneの価格を比較!ベストバイは?

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各キャリアとApple Storeの販売価格が出揃った!

アップルは9月13日から新型の予約受付をスタートしました。

それに伴い、TTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの主要3キャリアも新型iPhoneの価格を発表し、各キャリアとApple Storeの販売価格が出揃いました。

そのiPhone11とiPhone11 Proの価格を比較したのが下記の表です。(2019年9月14日現在・消費税8%込)

まず、iPhone11の価格は最も安いのはApple Storeとなっています。(詳しくはApple公式サイトで確認してください)

容量 NTTドコモ au SoftBank Apple Store
64GB 85,536円 88,992円 89,280円 80,784円
128GB 93,312円 94,608円 95,040円 86,184円
256GB 104,976円 107,424円 108,000円 98,064円

次に、上位モデルのiPhone11 Proですが、こちらもApple Storeの価格が最安です。

容量 NTTドコモ au SoftBank Apple Store
64GB 124,416円 124,992円 127,200円 115,344円
256GB 139,968円 141,984円 145,920円 132,624円
512GB 163,296円 167,472円 172,320円 156,384円

iPhoneの独占販売と大安売りで成長したソフトバンクが、いまや最高値なのが印象的です。

同じiPhone11 Proでも約1万3000円の差額

私が予約したiPhone11 Pro(256GB)は、最安とApple Storeと、最高値のソフトバンクでは約1万3000円の差額です。ですから、私はApple Storeで予約しました。

ただ、今後、各キャリアが最大2万円までの値引き合戦を行う可能性もあるので、購入する際には必ずキャリアやApple Storeのサイトで確認するようにしてください。

また、上記の料金は、消費税8%で計算しています。しかし、10月1日以降は、消費税が10%に引き上げられるので、約2000円ほど高くなります。

iPhone11 Proは128GBで14万円前後と決して安くはありませんが、現行の高級コンデジやミラーレスカメラと比較すると、カメラ好きの私にとっては買って損はないと判断しました。

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