とうとう、私も最新型のアクションカメラ「GoPro HERO7 Black」を注文しました。
すでにGoPro6を持っているので、迷いに迷いました。
しかし、GoPro7の進化は素晴らしく、結局、GoPro7の魅力には勝てませんでした。
なぜGoPro7に手を出してしまったのか?
本当に良い買い物だったのか?
新型GoPro7の魅力と弱点に迫りました。
新型「GoPro HERO7」はGoProの完成形かもしれない
海外旅行で大活躍したGoPro6
すでに、所有しているアクションカメラ「GoPro6」の魅力を数え上げたらきりがありません。
ヨコ幅約6センチ、高さ4.5センチ、重さは110グラム余りの超小型軽量でありながら、動画・写真ともに高画質です。
動画は長時間撮影も可能で、4K60Pという高性能一眼ミラーレスにも匹敵する性能を備えています。
そんな超小型軽量の高性能カメラですから、この夏のタイ・バンコク旅行ではリュックのショルダーベルトの胸上部分にマウントして、両手フリーで動画撮影できたので、非常に助かりました。
「それならGoPro6で十分じゃないか」
自分自身、そんな内なる声もあったのですが、「買わずに後悔するよりも買って後悔しよう」と購入を決めました。
GoPro6の弱点をことごとく克服したGoPro7
海外旅行で大活躍したGoPro6でしたが、不満もありました。
整理すると、以下の通りです。
- 4K動画撮影では手ブレ補正が効かない
- マイク性能がいまいちで動画の音質が悪い
- バリアングルではないので自撮りができない
この3つが克服されれば、プロも利用しているミラーレス一眼レフ・パナソニックGH-5以上の名機になると思っていました。
何と言っても、あの小ささ、携帯性は、どんなカメラもかないません。
そう思っていた矢先、9月27日に発売された「GoPro HERO7 Black」は、HERO6の弱点をことごとく改善していました。
まず、スタビライザー(手ぶれ補正)機能は、もう、これ以上必要ないというくらいのレベルで、これからは重く高価なジンバルを購入する必要がありません。
最も感動したのは音質の改善!
GoPro6を使っていて、最も不満だっったのは音質の悪さです。
おそらくGoProの製品開発にあたっては、画質や防水性能の向上に傾注するあまり、マイク性能は後回しにされてきたのかもしれませんが、動画は画像と音声がセットになって満足した映像になるものです。
音声が悪いと、せっかくの動画も何か物足りないものです。
ところが、今度のGoPro7は、その音声を驚くほど鮮明な音質に改善してきたのです。
この音質の改善は、ビデオ市場にも大きな影響を与えるかもしれません。
というのは、音声が改善されたら、もう家電で売っているようなビデオカメラは必要ないからです。
まだ、ビデオカメラが勝っている点ではズーム機能でしょうか?
運動会の撮影にはGoProは向いていないのかもしれませんが、子どもたちが大きくなった私には、手のひらに収まるGoPro7があれば、もうビデオカメラへの散財は終了しそうです。
GoPro7はコストパフォーマンスが抜群
高性能・高機能なのに初値は下がった!
というわけで、私が感動した「GoPro HERO7 Black」ですが、私が注目した性能を整理してみました。
- 強力な手ブレ補正機能「HyperSmooth」を搭載
- ユーチューブなどでライブ配信できるライブストリーミング
- 最大30倍までスピードアップできるでタイムラプス「TimeWarp」
- 高画質な 4K60p ビデオが可能
- 動画や写真をスマートフォンに自動転送
- ステレオ録音・風切り音低減
これだけの機能が詰め込まれて、GoPro7の初値は5万3099円(税込み・価格.com)で、現在もこの前後の水準で推移しています。
一方、GoPro6の初値は5万7033円(税込み)だったので、4000円ほどプライスダウンで発売したことになり、コストパフォーマンスにも優れています。
GoPro7の裏技と残った弱点
私の最後の不満「バリアングルではないので自撮りができない」という点については、GoPro7の新たな機能で克服する裏技があります。
スマホの上部にGoPro7をマウントして、GoProアプリで動画を自動転送すると、撮影している映像がスマホの画面に映し出されるので、バリアングルのような仕様に様変わりします。
これはユーチューバーのドリキンさんがスマホにGoPro7を据え付けて実践していたので、GoProのソフト面の向上に感心しました。
これで、以下の不満点はすべて解消されました。
- 4K動画撮影では手ブレ補正が効かない
- マイク性能がいまいちで動画の音質が悪い
- バリアングルではないので自撮りができない
しかし、数少ない課題が残っています。それは何か?
これはセンサーサイズの小さいGoProの宿命かもしれませんが、暗所撮影に弱いということです。
GoPro7は相当、暗所性能が向上しましたが、それでも室内での料理の映像はやや黒みがかった映像のため、美味しそうに見えません。
ただ、これは今後、ファームアップで改善される可能性もありますので、このくらいは目をつぶってもいいと考えています。