早期リタイアに向けて副業ブログが最適と感じた理由
ブログ収益の最大の特徴は何か?
前回は、早期リタイアを目標にしたあと、給料以外の副収入を得ようと考え、ブログを始めた当初の体験談を紹介しました。
要約すると、ブログによる副業は年収30万円まで労働時間1000時間を要しました。1000時間でスタートラインだったという話でした。
「1000時間も頑張って、1年間でたった30万円?」
こんな風に思う人も少なくないと思います。
逆に、ブログで1000万円以上稼いだ経験がある人は、「1年目はだいたい、そんなものだよ」と思うでしょう。
では、その後の収入の成長はどうだったのか?
確かに、ブログによる年収は当初1000時間労働で年収30万円ほどでしたが、それから3年後には1800万円超に急増していました。
年収30万円から年収1800万円まで要した時間は約2000時間。およそ2倍の労働時間を経過して、ブログ収入は爆発的に増えたのです。
30万円まで稼ぐのに1000時間も要したのに、次の2000時間で1800万円の収入。まさに、この急激な増収こそ、ブログの特徴なのです。
しかし、多くの人がブログに挑戦して、1〜2年で成果が出ないと諦めてしまいます。
しかし、私から見ると、最も美味しい部分を食べないまま、味見を終えているようなものです。
年収800万円を超えた3年目で手応えを感じた!
早期退職した後は経済的にゆとりのある生活を実現したい。
その一心で毎日夕食後や土日は、サイトやブログの記事を更新し続けました。
ただ、ブログを書くのは辛い作業とは感じませんでした。
ブログは、執筆のために新たな知識を得る楽しさや、給料以外の収入を手にするというゲーム感覚もあるからです。
昨年、早期退職したあと、ブログ収益を目指して特化型ブログも始めましたが、毎月、広告収入が増え始めていて、当時のワクワク感が蘇ってきました。
私が「ブログ収入がブレイクするかもしれない」と手応えを感じたのは年収800万円を超えた3年目でした。
まだ給料よりは少ないブログ収入でしたが、もう少し頑張れば、ブログ収入が急増する予感のようなものがありました。
そういう感覚になると、ブログの更新作業が一層楽しくなるものです。
自宅で空き時間を利用して楽しみながら給料以外の収入を手にするブログという副業にはサラリーマン生活との親和性の良さを実感したものでした。
そして、4年目にブログ収入が1800万円に急増し、その時点でトータルの収入は3000万円を超えていました。
何よりも、ブログ収入のおかげで貯蓄があっという間に貯まり、50代で早期退職する目標は夢ではなくなっていたのです。
副業で金融資産を形成して早期リタイアするための秘訣
どんな副業も最初は労働時間と収入がアンバランス
ブログに限らず、副業の多くはスタートした当初が最も大変なものです。
YouTubeにしても登録者数が1000人を超えないと収入ははいりません。つまり、無収入です。
私の場合、ブログ収入は最初の1年目は年収30万円にすぎませんでした。
ネット上で仕事を探し在宅作業で稼ぐクラウドワークも最初は信用度が低いため、報酬単価は格安です。
多くの副業は、当初は少ない収入に甘んじなければいけません。
しかし、それは当然なことです。ど素人に高いお金を払う人はいません。
仮に、最初から多額のお金を支払う副業があるとすれば、それは詐欺師の手先になって稼ぐ仕事ばかりです。
ただ、コンビニなど時給で働くアルバイトは最初から労働時間に応じて時給をもらうことができます。
しかし、時給の仕事は自立するスキルが身につかないうえに、疲労が蓄積し本業に悪影響を及ぼす可能性が高いものです。
ですから、時給アルバイトはサラリーマンには親和性が低いと副業なのです。
資産型の副業と即金型の副業を意識することが重要
副業には2つのタイプがあります。
ひとつは、コンビニや飲食店などの時給のアルバイトです。
時給アルバイトの長所は働き始めて、すぐにアルバイト代をもらえる点です。一方で、仕事を休むとお金はもらえない点が欠点といえます。
もうひとつは、ブログやユーチューブ、不動産の家賃収入、株式の配当収入のように、自分が所有する資産が収入を産んでくれる副業です。
自分が休んでいる時でも収入を産んでくれる点が最大の長所です。しかし、大きな収益を手にするまでに時間を要する点が欠点とも言えます。
まとめると、次のようになります。
- 即金型副業→コンビニや飲食店など時給アルバイト
- 資産型副業→ブログや不動産、株式配当など
明日にもお金が必要な人は即金型副業で稼ぐのが賢明です。資産型の副業はミスマッチになります。
逆に、給料と同じくらいの副収入が欲しい人は資産型の副業に取り組む必要があります。
ですから、早期退職後に豊かなリタイア生活を実現したいのなら、ブログがサラリーマンにとって最も低コストで取り組める資産型の副業だと考えています。
次回は、サラリーマン生活と副業を両立するために、作業時間をどんな風に捻出したのか、私が実践した方法について述べたいと思います。