様変わりしたブログの世界
無料ブログの時代は終わった?
これまで私は、無料ブログを利用してきました。
具体的には、livedoorblogとseesaablog、FC2ブログです。
どれも開設すると、すぐにドメインを割り当てられ、装飾も簡単にブログ生活を始められるし、コミュニティーもあって、アクセス数も比較的早く増やせるという利点がありました。
何よりも無料というのは気楽で、仮にブログをやめるとしても何の不都合がありません。
ただ、無料ブログは、ブログをただで利用できる代わりに、運営会社が表示したい広告を掲載してきます。
これを嫌って、広告が表示されない有料版を利用する人も少なくありませんが、なぜか無料ブログの有料版は使う気になれませんでした。
私のブログ歴はすでに20年近く、それでも無料ブログを利用してきたのですが、リタイアするにあたって心機一転、ブログを一から勉強してみました。
すると、時の流れというのは大きなもので、ブログの世界は様変わりしていました。
いまやブログの3割がワードプレス
WordPressが人気なのは、独自ドメインでなければ、Google検索の評価は低く、検索結果で上位に掲載されないということです。
このため、最近はワードプレス(WordPress)を利用している人が急増しています。
ワードプレス(WordPress)はGoogle検索と相性も良く、オープンソース(設計図を無償で公開)のため、世界中の技術者が開発に加わり、利用者の要望に合わせてバージョンアップが繰り返されているプログです。
いわば、集合知の結晶のようなブログで、いまや世界中のブログの3割がワードプレスだと言われています。
Google対策は独自ドメインと高速サーバー
ワードプレスは無料だが、独自ドメインとレンタルサーバーが必要
ワードプレス自体は無料ですが、お金を一切使わずにブログを運営することはできません。
独自ドメインを購入し、レンタルサーバーを用意するコストが必要だからです。
ブログはGoogleに評価されないと、検索上位には掲載されず、多くの人に見てもらうことは困難です。
Google検索に評価されるためにも、Googleが推奨するブログ環境を構築する必要があります。
私はお名前.comで独自ドメインを入手し、heteml(ヘテムル)でサーバーをレンタルしました。
お名前.comは、比較的、低価格で独自ドメインを入手することができ、何よりもメジャーなので安心だと思います。私の場合は、オプションを含めて2年間で1700円でした。
一方、レンタルサーバーのheteml(ヘテムル)は、ややレンタル料が高いものの、高速かつ大容量、分からないことがあったら電話で問い合わせができる点が安心でした。
実際、一度、途方に暮れたことがあって電話で問い合わせましたが、丁寧な説明ですぐに疑問点は解消されました。ベーシックプラン24ヶ月契約で月額850円、トータル2万400円です。
ブログ開設に要した費用は2年分で合計2万2100円。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思います。
ブログは知的で楽しめる趣味
私はブログを通じてインターネットの世界の深さと面白さを学んできました。
散歩しながらカメラで撮影した画像をブログに貼ったり、経験したり学んだことを記したり、表現の場として楽しいツールです。
何よりもブログを通じて多くのジャンルの人たちと交流したり、人生の幅を広げることもできます。さらには、副収入ツールとしても、ブログは自宅でコツコツ作業できるのでリタイア生活に最も適しています。
一方、まったくお金がかからないといえども、企業の運営する無料ブログだと、企業の事情で閉鎖されたら、ブログは消えてしまいます。
独自ドメインのワードプレスならば、いろいろなレンタルサーバーに切り替えることも可能ですし半永久的に残すことが可能です。つまり、ブログが将来的に資産になります。
大切な時間を要し、人生の日々を刻んだブログ。それを資産化できる費用だと考えれば、独自ドメイン料やサーバーレンタル料は安いものだと考えています。