キヤノン初のフルサイズミラーレス「EOS R」を評価

8月にフルサイズミラーレス「Z6」「Z7」を正式発表したニコンに続いて、キヤノンも9月5日に初のフルサイズミラーレス「EOS R」を発表しました。

発売日は10月下旬、希望小売価格はオープンですが、同社のオンラインショップの予定価格は23万7500円(税別)で、ソニーのα7Ⅲと同価格帯。大人気のα7Ⅲに対する挑戦状ともみえます。

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9月6日のブログで大手カメラメーカーが三つ巴のフルサイズ競争に入ったことを紹介しました。私はソニーα7Ⅲユーザーですが、今回発表されたキヤノンの「EOS R」は売れそうな予感がします。

それはなぜか?

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フルサイズを選ぶ際に考慮するべき点

価格の妥当性は?

キヤノンの「EOS R」は、先程申し上げたように売出し価格が23万7500円でした。

では、ライバルとなる他のソニーα7ⅢやニコンZ6と比較してみます。(価格.comの9月8日現在最安値・いずれも税込み)

・ソニーα7Ⅲ 20万9700円

・ニコンZ6 24万5430円

・キヤノンEOS R 25万6500円(キヤノン・ショップ)

キヤノンEOS Rは、まだ価格.comに最安値がアップされていなかったので、キヤノンのオンラインショップ価格に消費税分をプラスした価格です。

ただ、価格.comに最安値が反映されてきたらニコンZ6と同程度になるのではないかと予想しています。

というわけで、カメラ本体の価格は、今年3月に販売されて半年経過したα7Ⅲの価格がこなれてきた感もありますが、どのメーカーもいい勝負です。

しかし、価格を考えるうえで、もうひとつ大切なことがあります。

カメラはレンズも含めて考える

写真や映像はカメラボディーだけでは撮れません。レンズが必要です。

そのレンズの価格ですが、明るさがF4の標準ズームレンズで比較してみました。(いずれも税込み・キヤノンは小売り希望価格)

・ソニー FE24-105 F4 G OSS 14万4131円

・ニコン NIKKOR Z 24-70 f/4 S 11万9070円

・キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM 16万7400円

キヤノンは小売希望価格なので、今後、各ショップで売り出されると、ソニーと同価格帯まで低下するものと思われます。

こうして標準レンズの価格を比較すると、ニコンがやや安くなっています。

ただ、ニコンは焦点距離が24-70mmですが、ソニーとキヤノンは105mmまで望遠側をカバーしています。

価格差は、その焦点距離の差とも言えます。

今回、ご紹介した標準ズームレンズは、いずれも高品質のレンズです。

ソニーはもっと低価格のキットレンズ(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS・4万円程度)を発売していますが、私の経験では徐々により高品質のレンズが欲しくなるのです。

ですから、最初から、ご紹介したレベルのレンズを購入しておくと、さほど目移りすることもなく、結果的に散財も少なく済みます。

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どのメーカーがコストパフォーマンスに優れているのか

カメラのボディーとレンズの合計価格

旅行では、いちいちレンズを交換するのは面倒なものです。

何よりも、ミラーレスカメラはセンサーにゴミが付着する恐れがあるため、旅行先での頻繁なレンズ交換は避けたいところです。

ですから、今回、ご紹介した標準ズームレンズはアマチュアカメラマンには品質的にも文句はなく使い勝手の良いレンズといえます。

私はどちらかというと、焦点距離が単一の単焦点レンズが好みですが、旅行や行楽用に標準ズームレンズも備えています。

というわけで、ボディー本体と標準ズームレンズの合計価格は、以下の通りです。

・ソニー 35万3831万円

・ニコン 36万4500円

・キヤノン 42万3900円

こうしてみると、3月に発売されたソニーの割安感が目立ちます。

ただ、今後、各社がボディー本体とレンズをセットにしたパッケージ商品(キットレンズ商品)で価格競争を繰り広げることは確実です。

各社の価格動向を注視せよ!

フルサイズミラーレスカメラの競争は始まったばかりです。

ソニー、ニコン、キヤノンに続いて、パナソニックもフルサイズに参戦するという噂もあります。

すると、性能面だけでなく、価格面の競争はより激化する可能性もあります。

ですから、各社の価格動向を見極めたうえで購入を決定するのが懸命です。

今回は価格面の比較をしてきましたが、私がなぜキヤノンが発表した「EOS R」が売れそうな気がするのか。

その理由は機能面から詳報したいと思います。

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