どんな成功者にも共通点が存在する!
理由をつけて何もやらない人と理由をつけて何でもやる人
人が行動するとき、2つのタイプに大別されます。
ひとつは、何かを目の前にした時、「でも、・・・・」と、いろいろな理由を言って、結局、何もしない人。「慎重な人」とも言えますが、「好奇心に乏しい消極的な人」でもあります。
もうひとつは、いろいろ必要な理由を並べ立てて何でもやろうとする人です。
「向こう見ずな人」とも言えますが、見方を変えると「好奇心が旺盛な積極的な人」でもあります。
では、どちらに成功者が多いのか?
それは圧倒的に後者の「何でもやろうとする人」です。
何でもやろうとする人にビジネス感覚があれば、まさに「鬼に金棒」です。
たとえ、ビジネス感覚が乏しい人でも、多くの経験でビジネス感覚や当たる勘所が分かってくるものです。
それはなぜでしょうか?
失敗を経験することは人生の宝物
何億円ものローンで不動産投資に失敗したケースは別ですが、数万円や数十万円の出費で経験できることは、たとえ失敗したとしても、さほど大きな痛手にはなりません。
むしろ、その失敗の積み重ねが将来の成功を導く資産になることは、過去に多くの成功者が実証しています。
例えば、発明王のエジソンは「失敗したわけではない。勉強したのだと言いたまえ」と前向きに捉えています。
また、ビル・ゲイツは「成功を祝うよりも失敗から学ぶ方が重要だ」と述べ、自動車メーカーフォードの創設者ヘンリー・フォードは「失敗はもう一度最初から始めるきっかけにすぎない」と強調しています。
成功者ほど、最初から成功することはあり得ないと分かっていううえに、失敗の積み重ねこそ、大きな成功に繋がることを体得しているのです。
ですから、いろいろな理由をつけてまで何でも経験しようとする人は、失敗の経験が多いかもしれませんが、成功する可能性も高いのです。
ただ、失敗を重ねるだけでは進歩がありません。
失敗の積み重ねと同時に、成功するにはもうひとつ欠かせないことがあります。
私がサラリーマンの副業でブログを始めた経験をもとに考えてみたいと思います。
成功するブロガーは必要労働量を知っている
一度成功したブロガーが次々稼げるブログを量産する理由
私がブログで年収1800万円を超えたとき、実は多くの失敗を繰り返しました。
というのも、トータルで5つほどブログを立ち上げ、最終的にモノになったのは1つだけでした。
しかし、ひとつブログが成功したあとは、他ジャンルのブログも新たに立ち上げ、そのブログからも収益が発生するようになりました。
今にして思うと、それは当然のことだったのです。
一度ブログで成功すると、収益が発生するまで、どれくらいのページ数や更新頻度が必要なのか、体得したからです。
それまでは、1ブログ20ページほどで収益が出ないと見切りをつけていました。
しかし、成功したブログは300ページ以上に達し、検索から流入する読者が増えていたのです。
私がブログを始めた頃は、副業でブログ収益を考えるサラリーマンがまだ少ない時代でした。
ネット上にブログ集客のノウハウを説明したサイトも少なく、自分で失敗を繰り返しながら体得するしかありませんでした。
ブログの収益発生が教えてくれた成功の秘訣
ブログ収益を目指して途中で挫折する人の多くは、収益化に必要な労働量が分からない人が少なくありません。
何記事まで更新すれば、収益が発生するようになるのか?
ゴールの見えないマラソンは不安と疲労を高めるものです。
しかし、一度、ブログの収益化に成功すると、収益化に必要な記事量が体感的に分かるようになります。
ですから、予断を持たずに、ひたすら記事を書き続けることができます。
「継続は力なり」と言います。
ただ、どの程度継続すれば成果が出るのか目処がついていれば、気分的にも楽なものです。
現在、ブログで月収1000万円以上というブロガーも、それまでの経緯を聞いていると、複数のブログを運営して、いずれからも多額の収益が発生しています。
ブログの収益化に必要な労働量、つまりは収益が発生する記事量を体得しているからこそ、複数のブログをつくっても苦にはならないのだと思います。
そうなってくると、ブログを書く作業が楽しくなります。
副収入で成功するポイントとは?
自分も副業で収入の複数化を実現したい人は、次の点に留意すると成果が上がると思います。
- 頭の中だけで可能性を判断しないこと
- 何事も経験することが大切だと思うこと
- 失敗しても「それも勉強のひとつ」と割り切ること
- ひとつ成功したら、その成功に派生する副業も考えること
- 副業は最終的に継続した人が成功する
「終身雇用の終焉」「老後2000万円不足」など、将来不安を煽るニュースが相次いでいます。
しかし、地に足をつけて、地道に副業を実践し、そして継続すれば、収入の複数化は思った以上に簡単に実現できるようになるものです。