新型コロナが浮き彫りにした働き方改革の本丸とは?
テレワークこそ将来性のある働き方
新型コロナウイルスの感染拡大が長期化しそうです。
大袈裟に言えば、日本人だけでなく、人類にとって危機的な状況なのかもしれませんが、いずれ、ワクチンや治療薬が開発され、感染は鎮静化するはずです。
ですから、いたずらに恐れたり、萎縮するのではなく、今回のコロナ騒動から、これからの人生にとって何が重要なのか、冷静に分析し、自分の生き方を改革することが大切です。
まず、今回の騒動で明らかになったのは、今後、多くの人が自宅で働くテレワークの重要性や安全性を認識したということです。
先日、テレビ東京の社長が記者会見で、27日は全社員の2割が出社し、残りの8割は在宅勤務で放送業務を行うことを明らかにしました。
テレビ東京の小孫茂社長の定例会見が26日、東京・六本木の同局で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大について「ワンステージ、深刻な方に変わったと受け止めている」と述べ、今後、外出禁止などの措置がとられることを想定し、在宅勤務や会社に出社しない「リモートワーク」の態勢を強化する方針を示した。27日は全社員の2割強が出社、残りの7~8割は出社せず通常の放送を続ける。(出典:ITmedia)
放送業務はとても現場感の高い業種ですが、それでも8割を在宅勤務でやってみると言えるほど、テレワークが浸透し成熟してきたともいえます。
この数年、大手企業を中心に残業規制や時短・育休、有給休暇の完全消化など、様々な働き方改革がニュースを賑わせてきました。
そんななかで、最も大きく生活の変化をもたらし、未来感のある取り組みが在宅勤務、いわゆるテレワークやリモートワークではないかと考えています。
なぜなら、テレワークは人々の行動様式や意識を大きく変え、新たな産業や稼ぎ方を誕生させ、街の風景や様子も変えてしまうからです。
私が早期退職を実現できたのはブログの存在だった
私は会社員が資産形成し、副収入を増やすことが人生を大きく変えて幸福感を高めることを提唱してきました。
経済的な基盤さえあれば、早めに他人に雇われる人生を卒業し、自由な人生を手にすることができるからです。
これまで早期リタイアを目指す副業といえば、詐欺的な物が少なくありませんでした。
内職関係であれば「●●するだけで月収100万円」とか、投資関係であれば「富裕層だけが知っている自動売買システム」といった類です。
現在でも騙されている人は少なくないと思いますが、早期リタイアを目指すには努力と知恵と戦略が必要です。
ただ、サラリーマンの場合、外で働くアルバイトは体力的にも本業に悪影響を及ぼし、知的資産も蓄積できませんから、自ずと自宅でパソコンを活用した副業になるはずです。
つまり、早期退職の準備こそテレワークの原型なのです。
私がサラリーマン時代、早期退職するために実践したのは、①ブログやサイト運営②株式投資③外国為替証拠金取引(FX)④不動産投資⑤事業の5つでした。
このなかで、最も副収入が多かったのはブログやサイトの運営でした。
サラリーマンとしての給料は年収1800万円ほどでしたが、それを超える副収入になって自分でも驚いたものです。
同時に、現在、最も生活を安定させてくれているのは事業(社長は妻)で、サラリーマン時代に小さな会社を家族に実践してもらって本当に良かったと思っています。
いずれにしても、ブログと事業がなければ、いまだに誰かに雇われ、ストレスに堪えて労働する日々が続いていたと思います。
私がブログで稼いだ過程は次の記事を参考にしてください。
早期退職後に私が楽しんでいるブログと株式投資
ブログは趣味と実益を兼ね備えた貴重なツール
自宅で空き時間を利用するブログという副業は、稼ぐことだけでなく、趣味としても実に優れたツールだと考えています。
私はいくつか自分の好きな分野のブログを開設していますが、好きな分野ですから記事を書くという行為が楽しみでもあります。
資産形成に一生懸命だったサラリーマン時代と違って、早期退職した現在は経済的にも精神的にも余裕があるので、ブログも収益よりも自分の趣味的なものになっています。
それでも、早期退職したころに立ち上げ、1年半続けたブログが、現在は毎月数万円の収入を安定的に稼いでくれるようになりました。
やはりブログは資産性の高い副業だと実感しています。
新型コロナ不安で暴落した日本株にも参入した
早期退職後、参加しようと思いながらも先送りしていたことがありました。
それは日本株の購入です。
外国株はもう15年以上保有し続け、毎年配当収入を得ていますが、日本株は後回しにしてきました。
なぜなら、資産のポートフォリオに円資産ではなく、外貨資産も組み込んでおきたいと考え、外国株を組み入れていたからです。
しかし、今回の新型コロナ不安で世界的な大暴落相場が発生しました。
日本株を現物で仕込むには、こんなビックチャンスはありません。
「もうはまだなり、まだはもうなり」と申します。
つまり、株式を仕込むときには「まだまだ下がるかもしれない」「2番底があるかもしれない」と考えて、なかなか買えないものです。
とくに、いろいろな評論家や素人投資家が「まだ買うのは早い」「2番底が来る」とユーチューブなんかで言っているのをみると、余計、足が止まります。
しかし、私はリーマンショックや中国経済不安で暴落した相場を経験しています。
その結果、学んだことは、現物取引であれば、まずは1番底で買い、2番底が来たら、そこでもう一度買うという行動こそが長期的には大きな富を手にできるということです。
ただ、ひとつだけいえるのは、これだけボラティリティーの高い相場で信用取引で大儲けするという考え方は資産を大きく失うのでやめた方がいいということです。
そして、もうひとつ、絶対に中央銀行には勝てないということです。
いま、日米欧の中央銀行や政府がジャブジャブに資金を投入しているのですから、いずれバブルがやってきます。
いま、ブログ運営と株式投資という2つのテレワーク、そしてカメラ(東京 CAMERA BLOG)が私の生活を豊かにしてくれています。