価値を与えて対価を得るのがビジネスの原理原則!
自分のスキルや経験がお金になるWebマーケット
副業といえどもビジネスです。
ビジネスの大原則は何でしょうか?
それは「相手に価値を与えて対価を得る」ということです。
ですから、いくらセールスしても、価値のないものを売っていたのでは対価を払ってもらえません。
世の中には、セールストークだけで価値がないものを売っている人もいますが、そんな商品やサービスは消費者に愛想をつかれ、早晩淘汰されてしまいます。
しかし、サラリーマンや職人の多くは長年、経験を積み、価値あるスキルを身につけているものです。
仕事で得たスキルだけでなく、趣味で取り組んでいる楽器や作曲・作詞など相当なレベルに達している人も意外に多いものです。
今回は、スキルや経験といった価値を与えて対価を得るというビジネスの原理原則を形にしたようなフリーマケットを紹介したいと思います。
スキルのウェブ上フリマ「ココナラ」は利用者が85万人突破!
スキルや経験を販売できるWeb上のフリーマーケットがココナラです。
すでにメディアにも頻繁に紹介されているので知っている人も多いと思います。
ココナラの利用者数はすでに85万人に上り、スキルの出品数は20万件、取引件数が累積250万件を超える国内最大級のスキル市場となっています。
では、どんなサービスがマーケットに出品されているのか。得意なスキル分野があるかもしれないので、よく確認してくださいね。
- 【似顔絵・イラスト・漫画】
ブログの似顔絵アイコン/ウェルカムボードの似顔絵/LINEスタンプ/VTuber用キャラクターモデリング/商品紹介の4コマ漫画 - 【デザイン】
チームや企業ロゴのデザイン/イベントのフライヤーデザイン/名刺やショップカードのデザイン - 【ライティング・ネーミグ】
ブログ記事作成/キャッチコピーの提案/文章の校正、リライト - 【Webサイト制作・Webデザイン】
バナーやヘッダーのデザイン/WordPressカスタマイズ/ホームページ制作 - 【音楽・ナレーション】
セリフや文章の読み上げ/作詞、作曲/コンペ用の仮歌/音声ガイダンス/オンライン楽器レッスン - 【翻訳・語学】
外国語文翻訳、添削/オンライン語学レッスン - 【動画・写真・画像】
写真や画像の加工/結婚式のプロフィールムービー/アニメーション制作 - 《IT・プログラミング》
VBA開発/サーバー構築、相談/アプリ開発
ブログの記事作成や外国語翻訳、オンラインの語学レッスンや楽器レッスンなど主婦にも頑張れそうなサービスが出品されています。ココナラは出品する際の初期費用や会費は無料です。
ただ、ココナラは普通のクラウドソーシングサービスとは一味違います。それはなにか?
ココナラのメリットとデメリットとは?
出品者は自分のサービスに自分で価格を設定できる
では、出品者はココナラにどんなサービスを出品しているのでしょうか?
ココナラが12月4日に初のユーザー忘年会を開催し、ユーザーの声をアップしているので、一部を紹介したいと思います。
KEN0570さん
サービス:似顔絵「好きなキャラにコスプレした似顔絵描きます」2,000円
エネルギー関連の企業に勤めながら休日に絵を描いている。独学でイラストレーターの友人に指南を受けながら勉強中。ココナラで自分のスキルを磨け、評価をもらえるのがやりがい。ココナラをきっかけに、将来はイラストレーターを目指すようになった。湖畔の音工房さん(35歳)山梨県在住
サービス:「オリジナル楽曲が必要な方に作曲・編曲します」30,000円〜100,000円
プラチナディスク、ミリオン認定、オリコン1位の実績がある作曲・編曲・トラックメーカー。地方移住を希望し、東京から山梨の湖畔がみえる場所に移り住む。地方にいながら、収入を確保し自分のスキルを全国の人に届けられることが幸せ。whitemistさん(67歳)
サービス:ネーミング「商品・サービスのお名前お付けします」「ブログネタの提供します」1,000〜7,000円
もともと外資系企業でSE・営業職を経て、起業してネットショップを運営するなど様々な経験を積んできた。妻から勧められてココナラで出品。ネーミングサービスは170件販売し、和菓子やブログのネーミングなど様々な依頼を受ける。自分の知識のストックを活用して色んな人に役に立てるのが嬉しい。(引用元:ココナラユーザー忘年会)
ご覧のように、それぞれの方が自分の経験や得意なスキルを生かしてサービスを出品しているのが分かります。
そして、ココナラの最大の特徴が、自分のサービスに自分で価格を設定しているという点です。
同時に、出品者からサービスを購入するクライアントにも便利な点があります。
クライアントにとって、ココナラを利用するメリットはなにか?
それは、クライアントがAmazonのレビューのような5段階の評価や感想(レビュー)を書き込んでいるため、サービスの出品者がどの程度のスキルなのか判断できるということです。
ココナラのデメリットは?
ココナラは、サービス提供者が自分で価格を設定し、そのサービスやスキルを必要な人が購入するのを待つシステムです。
それゆえに、実力や人気があれば、クライアントから単価を買い叩かれることもなく、理想的なWeb上のフリーマーケットといえます。
しかし、多くの出品者の中から自分を選んでもらえるようにアピールする力や個性も必要です。漫然と、お客さんを待つ姿勢では、簡単にクライアントを得ることができないかもしれません。
この点がココナラの弱点でもあります。
まとめ・クラウドソーシングは2パターンある
すぐに収入が欲しい人にとっては、必ずしもココナラが最適とは言えません。
収入を急いでいる人は、クライアントが仕事を発注し、そこにスキルを持った人たちが仕事を申し込む方式を採用しているランサーズやクラウドワークスの方が適しています。
というわけで、2つのパターンが考えられます。
どちらにするかどうかは実力次第ですが、両方とも試してみて、クラウドソーシングの世界を経験して見るのも悪くはないと思います。
とくに、ブロガーを目指す人は、その経験がのちにブログネタになると思います。