早期退職して良かった事と悪かった事!快適な早期リタイアを実現する方法とは

生活

私は昨年末に30年余りの会社員生活に終止符を打ちました。

自分の人生は「大学から会社員終了までの前半期」と「早期退職以降の後半期」という2つのフェーズに分け、会社員時代は10年計画で早期退職の準備にあてました。

その甲斐あって経済的独立を構築し、早期退職することができました。

では、実際のところ、早期退職後のリタイア生活はどんなものなのでしょうか?

早期退職を目指しているサラリーマンはとても多いと思います。

私が早期退職したあと実感したメリットとデメリットを紹介したいと思います。

スポンサーリンク

早期退職して良かった事は何か?

スポンサーリンク

嫌な仕事や嫌な人に自分を合わせる必要がない

会社員を辞めて最も感じるのは、毎日が自由だということです。

嫌いなことをやらない自由、時間の自由、いつでも遊べる自由、好きなことで1日を終える自由・・・

自由であることはストレスがなく素晴らしいものです。

会社員時代は嫌な仕事や会食であっても我慢する必要がありました。すべては給料のためです。

お金をいただく代償として、自分の人生や心を削っていたのです。

しかし、早期退職後は仕事上のしがらみや義務から解放されます、ですから、嫌な事はすべて拒否することができます。

嫌な事や嫌な人から解放された幸福感は、早期退職した人が実感できる特権だと思います。

早期退職後は1日が短く感じるようになった

早期退職後は好きなことだけをやる生活ですから、毎日が充実しています。

そのため、1日が過ぎ去るのがとても早く感じられるようになりました。

「えっ、もう、こんな時間?」

そう感じる日が頻繁にあります。それだけリタイア生活を楽しんでいるのかもしれません。

翌日のことを考える必要がありませんから、ついつい夜更かしもしてしまいます。

会社員時代は寝る前になると、翌日の仕事の段取りなどが脳裏に浮かんだものです。

しかし、リタイア生活では、翌日の仕事を考える必要のありませんから、好きな時間に寝て、好きな時間に起床できます。

起床から就寝まで、変なストレスを感じないのは早期退職の大きなメリットだと感じています。

もうひとつのメリットは平日に遊べるということです。平日を有効活用できるだけでも、相当、人生の時間を得した気持ちになるものです。

映画やミュージカル、イベントなどは混雑が予想される土日・祝日を避けて予定を組んでいます。

先日、東京・豊洲の劇場で始まったブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を鑑賞しに行ったのも平日でした。

マイカーで出発し、豊洲ららぽーとに駐車。そのあと新交通「ゆりかもめ」に乗って市場前駅で下車して劇場に到着しました。

ミュージカル鑑賞後は豊洲ららぽーとで買い物をして駐車した車で帰宅したのですが、平日なので人混みで疲れることはありませんでした。

早期退職後は、会社員時代と正反対に土日・祝日は自宅にこもっています。

平日のレジャーはどこも空いていて快適です。

私がソニーRX100M7を購入した理由!旅行や日常生活に重宝する高級コンデジの完成形
私が散歩やドライブなどちょっとした外出に携帯しているカメラはソニーRX100M5という高級コンデジです。 発売時10万円以上のコンデジは一般的に高級コンデジと呼ばれています。 高級コンデジは値段が高いだけでなく、オートフォーカスの速さや画質などレンズ交換式のミラーレスカメラに勝るほど機能・性能が高品質である点も特徴です。 その中でも、人気実力ともに頂点に立つのが、ソニーのRX100シリーズと言っても過言ではないと思います。 私は2016年に発売されたRX100M5に加えて、8月30日に発売されたばかりのRX100M7を注文しました。 ソニーRX100M7は発売早々、人気ナンバーワンとなった注目機種です。(参考:マップカメラ) なぜ、私も購入したのか、RX100M7の魅力も含めて説明したいと思います。 ソニーRX100M7は高級コンデジの完成形 RX100シリーズはM5に続いて2代目の購入 ...

早期退職のメリットBEST5は?

というわけで、早期退職して良かったことは数えきれないほどありますが、あえて5つ挙げるとすれば、次のようになります。

  • 嫌な事をしなくて済む
  • 毎日好きなことができる
  • 夜に翌日の事を考える必要がない
  • 平日を有効活用できる
  • ストレスが大幅に減る

最後に、会社員時代に感じていたストレスですが、これはなくなります。

しかし、ストレスが全くなくなるのは体にも悪いものです。

仕事上の体に悪そうなストレスは別として、適度なストレスはリタイア生活に必要だと考えています。

私の場合、妻と家事を折半しています。

私は風呂掃除と洗濯物の世話、宅配の受け取りが主な任務です。その家事の義務感とブログを毎日更新する義務感、この2つは程よいストレスになっていると考えています。

スポンサーリンク

早期退職して感じたデメリットとは?

スポンサーリンク

早期退職のデメリットは退職後に実感するもの

早期退職して良いことばかりかというと、そんなことはありません。

早期リタイアすると、サラリーマン時代に比べて、圧倒的に歩く時間が減少します。ですから、運動量が最大の課題になります。

サラリーマン時代は自宅と会社の往復はできれば避けたいものです。

しかし、早期退職してみると、健康という点で通勤の利点を実感するようになりました。

毎日強いられるだけに、通勤は良い運動になっていたと感じるのです。

地方だと会社までマイカーで通える会社員が多いようですが、都市部の場合は、電車通勤が一般的です。

しかし、電車通勤は、意外に結構な歩数になっているものです。

スポーツクラブで運動するのも悪くはありませんが、通勤によって無意識のうちに運動している方が運動量の維持という点では楽だと思います。

歩くことは人間にとって最も基本的な運動です。

早期退職したあと、歩くという基本的な運動が格段に減少してしまったと感じています。

早期退職のデメリットには個人差がある

私は早期退職のデメリットはとても個人差があると思っています。

会社員の身分を失うということは、社会的信用を失うということでもあります。

ですから、住宅ローンはもちろんのこと、新たにクレジットカードを申し込んでも審査を通らず、借家に転居しようにも断られてしまいます。

しかし、早期退職前にローンを組んで持ち家を取得し、すでにクレジットカードも複数枚保有していれば、社会的信用を失ったデメリットを感じる必要はありません。

借家住まいの人であっても、早期退職前に理想的な借家に転居していれば、すでに審査を終えていますからデメリットを感じなくて済むでしょう。

ですから、早期退職のデメリットをどれだけ減らすことができるかどうかは、個人差があるのです。

もうひとつ、デメリットを減らすために重要なことがあります。

それは無収入であっても死ぬまで生きていける資金形成や経済的基盤をつくっておくことです。

早期退職後、お金に困ってバイト生活に追われるようになるのでは本末転倒です。むしろ、サラリーマンを続けていた方が自由な人生になっていたかもしれません。

早期退職のデメリットを減らしてリタイア生活を成功させるためには、経営者的感覚になって自分の人生計画や資金計画を綿密に立案し、迅速に実行することが必要です。

早期退職は”二期作人生”と”二毛作人生”が重要

私は早期退職の成功には「二期作人生」を考えて「二毛作人生」を実行することが必要不可欠だと考えています。

  • 二期作人生・・・人生を前後半に分けて後半人生を有意義に送ること
  • 二毛作人生・・・会社員時代に給料のほかに副収入を稼ぐこと

「二期作」というのは、農家が同じ田んぼに1年に2回米を作ることです。

サラリーマンの二期作人生とは、会社員人生だけで一生を終えるのではなく、早期退職したあと自分が幸せだと感じる人生を実現するということです。

ですから、早期退職が早すぎても失敗しますし、遅すぎても残された時間はあっという間に終わってしまいます。

以前にも当ブログで申し上げましたが、私は50代の早期退職が経済的にも残された時間的にもちょうど良いと考えています。

もうひとつの「二毛作」というのは、同じ田んぼや畑で1年に2度、別の作物を作ることです。

サラリーマンも給料のほかに副業で副収入を稼ぐ「二毛作人生」を実行することが大切です。

二毛作人生によって、総収入が増えますし、副業の中から退職後に熱中できる趣味が見つかるかもしれません。

何れにしても、「二期作人生」を考え、「二毛作人生」を実行することによって、早期退職のデメリットを大幅に減らすことができると実感しています。

副業はいつから始めるのが賢明か?早期退職に向けて収入源を複数化する方法
サラリーマンが副業を始めるために最適な時期とは? 中高年のリストラや副業解禁で”昭和的人生観”は終焉 政府は「人生100年時代」という掛け声と同時に、企業に70歳まで雇用することを推奨しています。 しかし、高齢者の押し付けを恐れる企業は、先手を打って40代でリストラする動きを強めています。 サラリーマンには会社依存から脱して、自力で稼ぐ力が一層必要な時代になってきました。 政府も2018年は「副業元年」と位置付けて”副業解禁”の方針を打ち出しました。 「会社に与えられた仕事をこなしてさえいれば、定年まで安泰」。 こんな昭和的人生観が終わろうとしています。 では、どのくらいのサラリーマンが副業に取り組んでいるのでしょうか? 今後副業をやりたいサラリーマンは4割を超えた! パーソル総合研究所が実施した「副業実態・意識調査」によると、正社員の10.9%が副業に取り組んでいました。(調査は2018...
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました