早期退職を目指すサラリーマンに適した副業は何か?個人的経験から長所と短所を考える

リタイア準備
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サラリーマンの副業は長所と短所をわきまえることが重要

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自分に適した副業を選択する方法

早期退職してリタイア生活を目指す際、大半の人は退職後の収入面に不安を抱きます。

ですから、サラリーマン時代から副業を考えるものです。

理想的なのは、サラリーマンという安定収入が得られる期間に副業を成長させ、副業が本業、サラリーマンが副業といった状態に持ち込むことです。

経済的にも精神的にも本業と副業を逆転できれば、ほぼアーリーリタイアの準備が完了したようなものです。

残りは老後に備えた金融資産と家族の理解のみとなります。とくに、家族の理解はとても重要で、その家族から理解を得るためにも副業は重要な存在です。

では、早期リタイアを実現させるために、どんな副業が最適なのでしょうか?

それは、リタイア生活後のライフスタイルや金融資産残高、個々の性格など、様々な要因があるため、一概には言えない部分もあります。

ただ、数多く存在する副業について、それぞれの長所と短所を理解していれば、自分に適した副業を選ぶ際に参考になるものです。

サラリーマンの副業の種類は多岐にわたる

様々な副業がありますが、その副業はある人にとっては短所でも、別の人にとっては長所になるケースも少なくありません。

ですから、長所や短所が自分に適しているのか、よく考えることが重要です。

では、会社員が空き時間に取り組めそうな副業には、どんなものがあるのでしょうか?

それは、大別すると、以下の5分野があります。

  • 時給系・・・・・・・コンビニや飲食店のアルバイト、セミナーや家庭教師
  • ネット販売系・・・・ヤフオクやメルカリなどでの物販
  • 各種投資系・・・・・株式投資や不動産投資、FX、商品先物
  • スキル系・・・・・・クラウドソーシングで記事作成やプログラミングを請け負う
  • コンテンツ資産系・・ブログやYouTube、小説など創作物

時給系はコンビニのアルバイトや家庭教師、セミナー講師や大学の非常勤教授も含まれます。

次に、ネット販売系は、せどりなど物販です。ヤフオクなどの物販で生活している人もいます。

各種投資系は、株式やFXの専業トレーダーや、アパートなどの大家さんなどがあり、富を手にして悠々自適な生活を実現している人も存在する分野です。

最近増えているのが、クラウドワークなどスキル系、ブログなどネットを利用したコンテンツ資産系の5分野に分かれます。

というわけで、今回は様々な副業について、その長所と短所を列挙し、どんな人に適しているのか考えたいと思います。

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時給系バイトや物販が適しているタイプは?

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時給系副業の最大のメリットと限界とは?

副業5分野の中で、最も手っ取り早く確実に副収入を稼げるのは、コンビニのバイトやセミナー講師など時給系の副業です。

雇い主が悪質でない限り、働いた時間分は期日まで確実に支払われます。

ですから、当座の現金が足りない時にはアルバイトも悪くはありませんが、それでもって早期リタイアを目指すのは危険です。

というのは、第一に、アルバイトと言えども会社員と同じ雇われ仕事です。雇い主との人間関係や経営状態が悪化したら、収入源は絶たれてしまいます。

何よりも、会社で上司や取引先に気を遣い、アルバイトでも顧客や雇い主に配慮する生活は精神的にもお勧めできるものではありません。

しかも、アルバイトはスキルの蓄積という点で不利な仕事が多いものです。

時給系は急場凌ぎの短期間副業と割り切った方が賢明かもしれません。

副業としての物販の長所と課題とは?

ネット販売系は文字通り、パソコンやスマホを利用して不用品などをネット上で販売する副業です。

かつては、私も不用品をヤフオクで販売し、100万円前後の収入を得た経験があります。

注文が確定したら、あとは梱包して出荷するだけ。顧客との連絡はネット上で完結します。

一連の作業は少しばかり手間を要しましたが、いとも簡単にキャッシュが手に入ると感じたものです。

しかし、家庭の不用品を売っていたため、その後、徐々に売るものがなくなりました。

その時に気づいたことがあります。

物販で生活費を稼ぐためには、より安く商品を安定的に仕入れることが重要だということでした。

その仕入先を確保できなければ、長期的な副業には適しません。

もうひとつは、大量に販売する場合には、会社員の仕事をこなしながら、自分一人で完結するのは厳しく、家族の協力が必要だということです。

安定した仕入れ先の確保と家族の協力が得られれば、稼げる副業だと思います。

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株式と不動産は性格が全く異なる!

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私が実践した株式投資やFXの長所と短所!

サラリーマンの副業で最も一般的なのは株式投資だと思います。

私は現物取引しかしていないので先物取引の世界はあまり知りません。

ただ、証拠金があれば、その何倍かの取引が可能なFXは一時期熱中したことがあるので、その面白さとリスクは想像することができます。

先物やFXの魅力は少額資金であってもレバレッジを効かせて大きな取引が可能だという点です。

その意味では買った時の利回りは大きいのですが、逆に損失を被った時には痛手もまた小さくありません。

まさに、リスクと利益は比例するという原則通りの投資ともいえます。

ただ、レバレッジが効く先物やFX取引の最大の課題は、損益が大きく上下動するため、相場が荒れた時は落ち着いて仕事に専念できなくなるという点です。

勤務中にパソコンやスマホで証券口座を見ながらハラハラドキドキしている会社員は少なくありません。

そういう生活はいやだという人には不向きです。

逆に、それでも一発大きな利益を狙いたいという人は先物やFX投資が向いているかもしれません。

私は前者を選んだサラリーマンなので、中心となったのは株式の現物取引でした。

ただ、コツコツ資産を積み上げるタイプの株式投資をやりたいという人は、年間取引額が限定されてしまいますが、取引利益や配当が非課税になるNISA口座を利用するのが賢明です。

リタイア生活の株式投資はNISAが最適な3つの理由【初心者入門】
リタイア生活にNISAが最適と考える理由 2019年はNISAで株式投資を楽しむ年にしたい 2018年も残りわずかとなりました。 今年は早期リタイアを実現し、収入を気にすることなく悠々自適な生活に入ることができました。 しかし、目標がなければ、リタイア生活も張りがありません。 2年ほど前にリタイア生活を想定して、賃貸用のマンションを売却し、現在、私が取り組んでいる投資といえば、海外株を中心とした株式投資だけになりました。 不動産は売却できなければ、最終的に資金を回収できないので、売却できてホッとしています。 ある程度、余剰資金もあるので、来たる2019年は、5年間、売却益や株式配当が非課税となるNISA(ニーサ)に取り組みたいと考えています。 このNISAという制度は、正直なところ、あまり関心がなかったのですが、調べれば調べるほど、お得な制度であることが分かりました。 利益が非課税になる口...

不動産投資の本質は「入居者ファースト」のサービス業

最近、不動産投資をめぐっては悪質な不動産業者や金融機関による被害が社会問題化しています。

キャッシュで買えるだけの金融資産があれば別ですが、多額の銀行ローンを組んで投資するサラリーマンが大半です。

ですから、「この物件は失敗だった。すぐに売却する」といっても、なかなか売れずに、毎月のローンだけが残るハイリスクな投資です。

いろいろな投資がありますが、最もキャッシュ化の難しい投資だということを最初に覚悟する必要があります。

ただ、立地条件の良い物件を安値で仕入れることができれば、管理を業者に委託して、まるで不労所得のような気分を味わえるのも事実です。

立地と価格は比例関係にあるので、割安な物件を購入するのは決して簡単ではありません。

立地が良いからと高値の物件を購入したために利回りが低く、まるで銀行ローンを支払うために不動産投資したかのような物件を掴む恐れもあります。

ですから、指値を入れても価格が下がらない場合は買わないくらいでなければ、不動産投資で成功することはできません。

不動産投資で大切なことは次の3点です。

  • 立地にこだわること
  • 仕入れ値にこだわること
  • 入居者の苦情には迅速に対応すること

不動産投資は入居者の苦情に迅速に対応することもまた大切です。

私は不動産業者に管理を委託していたので、機器の修理は業者に任せました。

悪質な不動産業者だとリフォーム業者と組んで、割高な修理費を請求する場合があります。なぜなら、不動産業者はリフィーム業者から紹介リベートを取っているからです。

しかし、割高な修理代であっても、「入居者ファースト」で迅速に対応する姿勢が大切です。

その点が我慢ならないようなら、むしろストレスの溜まる投資になるかもしれません。

不動産投資は、投資という文字がついていますが、本質的にはサービス業だと感じています。

次回は、最近人気のスキルや経験をネット上でお金にするクラウドソーシングと、小説家やアーチストのようにコンテンツ資産を築く副業の長所と短所、さらには副業全体のランキングを発表したいと思います。

不動産投資で人生終了にならないための注意点!
私が経験した不動産投資の勘所 買値の半値以下で売却したマンション 私はバブル期に当時築年数20年のマンションを7000万円以上で購入したことがあります。 そのマンションには3年ほど住み、2人目の子供が誕生したときに手狭になっため、持ち家に住み替え、以後、20年以上、賃貸物件として運用しました。 その途中、売却も考えましたが、日本はバブル崩壊とデフレ経済の時代。物件価格は年々下がり続けたため、売るタイミングが難しく、2年前にようやく3300万円で売却しました。実に、売値は買値の半値以下というありさまでした。 しかし、20年以上、そのマンションは空き室になることもなく貸し続けることができたので、最終的には売値と賃貸収入を合算して、収支はトントン。ヤレヤレという結果でした。 いかに安く仕入れるかが不動産投資の勘所 この経験から得たことは、不動産はなんと言っても仕入れが重要だということです。 不動...
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