誰もがセルフメディアを持つ時代が到来する!
サイトやブログ開設・更新のネット利用が急増している
かつて、メディアと言えば、新聞・テレビ・出版といった限られた企業が独占していました。
しかし、近年はブログやユーチューブ、ツイッターなどSNSが情報や意見の発信ツールとして台頭し、メディアの分散化が急速に進んでいます。
それに伴い、企業の広告費も大手メディアの独占状態から、個人に配分されるようになり、いまでは個人がメディア発信で生活できる時代になりました。
しかも、その速度はこの数年でさらに加速しています。
総務省が5月31日に発表した「平成30年通信利用動向調査」には、その急激な変化がうがわれる調査結果が掲載されています。
インターネットの利用目的や用途について、平成29年は「ホームページやブログの閲覧、書き込み、または開設・更新」が39%でした。
しかし、翌平成30年には61.2%がインターネットを「ホームページやブログの閲覧、書き込み、または開設・更新」に利用しており、6割を突破しました。(下記グラフ参照)
上記のように、インターネットを「ホームページやブログの閲覧、書き込み、または開設・更新」に利用している人はたった1年で20%以上も増加しています。
全員がブログの開設・更新でないとしても、相当な人たちがブログやサイトに関心を高めていることが分かります。
SNSの可能性と限界とは?
インターネットの利用目的や用途について、ブログやサイト(61.2%)と同じくらい多いのがツイッターやインスタグラムといったSNS(60%)となっています。
では、何のためにSNSを利用しているのでしょうか?
最も多かったのは「従来からの知人とのコミュニケーションのため」(87.4%)。次に、「知りたいことについて情報を探すため」(57.4%)、「暇つぶしのため」(35.3%)の順となっています。(下記グラフ参照)
私も昨年からツイッターを始め、フォワーが1000人を超えました。
ただ、ツイッターを利用した収益化は難しいうえに、字数も日本語は140字までという制限があります。
このため、主にブログの更新を告知したり、ちょっとした意見発信に利用する程度にとどまっています。
いまや、ブログやユーチューブ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど、自己メディアのツールは選り取り見取りの時代です。
では、自己メディアを始める際に、最初は何から手をつけたらいいのでしょうか?
ひとつ突き抜けたメディアがあれば多方面に展開できる
現状ではブログかユーチューブか?
自己メディアの保有は、大別すると、2通りの方法があります。
- 複数のブログ、あるいは複数のYouTubeチャンネルを保有しメディアを限定する
- ツイッターとブログ、あるいはブログとYouTubeなどクロスメディアで展開する
同一のツールで複数のメディアを発信する方法と、分野の異なるツールでメディアを発信する方法があります。
どちらが優れているということはありません。
重要なことは、まずは。どれかひとつ突き抜けたメディアを育て運営するということです。
人気のブログやチェンネルを保有できるようになれば、そこから、新たなブログやチャンネルを展開することによって相乗効果が期待できます。
ただし、私はブログとツイッターを運営していますが、ツイッターからブログにはさほどユーザーが流れていないのが実情です。
ツールが異なると、ユーザーの年齢や職業、生活状況も異なるため、関心を持つ分野もことなってくるのではないかと推察しています。
個人がブログを育てるにはWordPressが最適
最後に、サラリーマンが自己メディアを保有する場合、具体的に、どんなメディアを運営するべきなのか考えたいと思います。
サラリーマンが自己メディアを始める際、次のような点が重要です。
- 本業に支障をきたさないこと
- 無理なく長期間継続できること
- 自分の趣味や得意分野を発信できること
もっとも重要なのは、最初の本業に支障をきたさないことです。
YouTubeは顔出しした場合、会社内で噂になって働きにくくなったり、顔出しせずにVR(バーチャルリアリティー)で配信する場合には手間暇と特別なスキルが必要になります。
その点では、ブログは個人が特定されるリスクがありません。しかも、暇な時間を利用して自分のペースで運営を継続できます。
何よりも情報発信が簡単です。ですから、趣味や得意分野を発信するブログ自体が新たな趣味になるかもしれません。
私自身、ブログが趣味になったのは、好きなことを自由に発信できるからです。
しかも、ブログには収益がブレイクしたとき、将来、「好きなことで生きる」可能性も出てきます。
ブログの最大の魅力とは何か?
リスクなしに夢を持てるということです。