ソニーRX100M7は注文から到着まで約1ヵ月だった
RX100M5持ちの私が海外旅行用にRX100M7を注文した理由
いやはや、今年8月30日に発売されたソニーのRX100M7の人気は想像以上でした。
私が注文したのは9月17日。到着したのは約1ヵ月後の10月20日でした。
発売直後からデジタルカメラ部門で人気No1になるだけあって生産が追いついていないのかもしれません。
たった300グラムの小さなカメラですが、その中にソニーのフルサイズミラーレスα9同等のAF性能や、4K動画が30分以上連続撮影可能なことから、静止画・動画、どちらのユーザーにも刺さる高級コンデジなのかもしれません。
私は2016年10月に発売されたRX100M5を所有しているのですが、昨年夏の海外旅行は大活躍してくれました。
RX100M5はオートフォーカス性能が優れているので、とにかく撮影の失敗のないカメラがでした。
しかし、ズームレンズが24〜70ミリと標準域だったので、もう少し望遠域が欲しいと思う場面もありました。
今回、購入したRX100M7は24〜200ミリまで望遠で撮影ができるので、年明け予定している海外旅行は万全だと考えました。
RX100M7とRX100M5の違い
ただ、RX100M5が優っている点もあります。
それはF値が1.8スタートで、RX100M7の2.8スタートよりも明るいレンズだということです。
このため、夜間や室内など暗所撮影に強いカメラで、発売されて3年ほど経過しているRX100M5を手放さずに保有している理由でもあります。
M5は望遠レンズがないことだけで、ほとんど不満を感じたことがありません。
ただ、今回購入したRX100M7は、新開発のイメージセンサーや最新の画像処理技術を採用しているので、基本性能は格段に向上しています。(下記比較表)
RX100M7 | RX100M5 | |
イメージセンサー | メモリー一体 1.0型積層型 CMOSセンサー |
メモリー一体 1.0型積層型 CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2010万画素 | 約2010万画素 |
オートフォーカス | 357点像面位相差AF 425点コントラストAF |
315点像面位相差AF 25点コントラストAF |
画角(35㎜換算) | 24-200mm | 24-70mm |
F値 | F2.8-4.5 | F1.8-2.8 |
ISO感度 | ISO100-12800(ISO100-25600) | ISO125-12800(ISO125-25600) |
高速連写 | AF/AE追従 約20コマ/秒 ワンショット連続撮影 約90コマ/秒 |
AF/AE追従 約24コマ/秒 |
バッテリー使用時間 | 約130分 | 約110分 |
市場価格※ | 14万2100円 | 10万2732円 |
※価格は10月20日現在のカメラのキタムラ。税込み価格 |
双方とも4K撮影が可能ですが、RX100M7は動画性能が格段に向上しました。
まず4K動画の撮影時間はバッテリーが持つ限り40分以上可能になりました。(気温によって変動があります)
しかも、手ぶれ補正が一段と強化されているので、4K動画であっても画面酔いしないような滑らかな映像が撮影できます。
RX100M5は発売当時、「世界最速0.05秒の高速AF」と言われました。
しかし、RX100M7はさらに「世界最速0.02秒の高速AF」を標榜しており、世界最先端のカメラ性能を体感することができます。
高級コンデジRX100M7を一層使いやすくする方法
高級コンデジRX100シリーズを購入した際に必要不可欠なもの
小さなボディーに男のロマン?を詰め込んだRX100M7は、姿形は先代とほぼ同じです。
旧型と並べても外形的な違いがわからないほどです。
世界最高級のライカMシリーズやポルシェやエルメスもそうですが、スタイリングを守り続けることはアイデンティティを高めるものです。
姿形が先代と変わらない故に、液晶モニターの保護フィルムや純正のグリップ等なども共通しています。
まず、定番の「Kenko 液晶保護フィルム」とソニー純正「アタッチメントグリップ 」を注文しました。
いずれもRX100M5で使用しているので安心感があります。
なお、テーブルフォトや動画を撮影したい人は、ソニー純正の「三脚機能付きシューティンググリップ」があると便利です。
私も利用していますが、この三脚のグリップに静止画や動画のスイッチが付いているので、手持ちにしながら片手で楽にON/OFFが可能になります。
さらに、今回は新たなガジェットも試してみました。
小さすぎるRX100シリーズ唯一のデメリットとは?
RX100シリースは、重さ約300g、ボディー幅が約10㎝の超小型軽量が特徴です。
他のコンデジよりも超小型なので、バックに入れてもかさばらず、ポケットにもすっぽり入るので携帯性は抜群です。
ただ、小さすぎるゆえに問題点もあります。
それは手に持っている時に落としそうになる点です。
私はRX100M5をしばらく裸で使用していましたが、少し危険だと感じ、現在は樹脂製のソニー純正「アタッチメントグリップ 」を取り付けています。(下記写真参照)
今回、RX100M7の購入と同時に同じアタッチメントグリップを取り寄せたのですが、それではM5と見分けがつかなくなります。
そこでサードパーティ製のグリップを購入してみました。(下記写真参照)
純正のアタッチメントグリップより大きめなので、よりホールド感が増しました。ただ、少し指がレンズ外側に触りそうになるので、指の太い人は注意した方がいいかもしれません。
価格は2000円余り。他のサードパーティ製グリップよりもだいぶ安値となっています。
今回のブログ写真はiPhone11 Proで撮影しました。
今後の海外旅行は、そのiPhone11 Pro(超広角レンズつき)と200㎜まで望遠で撮影できるRX100M7の超小型でお手軽なシステムで十分だと考えています。