最も読まれた人気の記事ベスト5
早期退職者が綴った記事が500近くになった
2019年も残り少なくなりました。
昨年暮れ、長年勤めた会社を早期退職し、今年は人生初のリタイア生活を経験しました。
40代から早期退職を計画し、着々と準備を進めてきましたから、リタイア生活が待ち遠しく、ワクワクした気分で、この1年間を過ごしました。
同時に、当ブログを立ち上げ、早期退職者の経験を振り返りながら、会社中心の生活から自由な生活になる意義や方法、生活の実態など様々な角度から毎日記事を更新しました。
その結果、現在、当ブログは500記事近くとなり、毎日、多くの読者にも訪問していただけるようになりました。
この場をお借りしまして深く御礼申し上げます。
というわけで、今年、どんな記事が読まれたのか、人気記事ベスト5を発表したいと思います。
2019年は早期退職や早期リタイアへの関心を実感した
当ブログは私が早期退職を最終的に決めた2018年秋ごろからスタートしました。
今回の人気ランキングは今年1年間の読者の関心を探るため、2019年の1年間に絞って集計しました。
その結果は、次のような記事がベスト5に入りました。
- 充実したリタイア生活は50代スタートがベスト!早期退職後の実感を正直に語ろう
- ライカの最安デジカメを購入した!ライカC-LUXとソニーRX100M5を徹底比較!
- リタイア後に生き延びれるか、貯蓄や年金を最終チェックしてみた
- 早期リタイアして自由に生きるために適切な年齢と貯蓄額は?早期退職者の経験と試算方法
- 早期リタイアを目指す米国のFIRE運動は日本でも広がるかもしれない!幸せの再定義とは?
上記のランキングを見ると、早期退職したあとの生活実感や、どの程度のお金があればリタイア生活が可能なのかといった資金関連、適切な早期リタイア年齢といった記事が上位を占めました。
当ブログは早期リタイアをテーマにしているわけですから、当然の結果なのかもしれません。
ただ、ランキングを分析すると、多くのサラリーマンが早期退職について、どんなことに関心を寄せているのか、具体的な不安や疑問が分かってきたようにも思います。
人気ランキング上位記事を具体的に分析した
5位は米国のサラリーマンに広がる早期リタイアの話
人気ランキング5位から順を追って振り返りたいと思います。
まず、5位は「早期リタイアを目指す米国のFIRE運動は日本でも広がるかもしれない!幸せの再定義とは?」でした。
この記事は米国のエリートサラリーマンを中心に若いうちに貯蓄や投資、節約で資金を貯めて、早期リタイアする「FIREムーブメント」が広がっていることを紹介した記事でした。
「FIREムーブメント」は、米国の若い人たちが定年まで働いた親世代を見ても決して幸福な老後に思えないと感じたことが最大の動機となっています。
「定年まで働いて会社に人生を捧げるべきなのだろうか?」
そんな疑問から、若い頃は必死に働いてお金を貯めて、ある時期がきたらキッパリ早期退職して、自由でストレスのない生活を選択する人生観が広がったというものです。
この記事はアップしてまもなくアクセス数が急激に伸びた記事でもあり、日本のサラリーマンも同じ思いを抱きながら、毎日働いていることを感じたものでした。
3位と4位はリタイア後の資金関連が占めた
早期リタイアは経済的な基盤がなければ、自由な生活を送ることができません。
その意味では、自由をお金で買うようなところがあります。
ですから、サラリーマン時代に、どの程度のお金を貯めておけば、自由でストレスのない人生を手にできるのか、私なりの経験も交えて綴った記事が3〜4位にランクインしました。
3位は「リタイア後に生き延びれるか、貯蓄や年金を最終チェックしてみた」
この記事は、私が早期退職する際に経済的に大丈夫か、最終的にチェックした記事です。金融資産だけでなく、年金の支給額も予測し、トータルで資金計画を最終確認しています。
続いて、4位は「早期リタイアして自由に生きるために適切な年齢と貯蓄額は?早期退職者の経験と試算方法」
この記事は、私がサラリーマン時代に給料と副業で金融資産を貯める際、どんな計算をして必要金額を算出したのか、その基本的な考え方と計算方法をまとめたものです。
サラリーマン時代、会社員という本業に加えて副業で貯蓄の増加を早めたわけですが、最低限、どのくらい貯めたらリタイアが可能なのか、具体的な数値目標が必要です。
もちろん、金融資産はあればあるほど安心なのですが、そんなことを考えていると、今度は残された人生の時間を減らすだけになってしまいます。
早期退職というのは、資金と残された時間の連立方程式を解かねかればいけませんから、ある意味、思慮深い判断力が必要だと感じています。
人気記事ランキング1〜2位の結果は実に興味深い
リタイア生活に必要不可欠なものは何か?
人気記事1〜2位は興味深い結果となりました。
まず、2位ですが、私が早期退職後に購入したデジカメの記事「ライカの最安デジカメを購入した!ライカC-LUXとソニーRX100M5を徹底比較!」でした。
自由なリタイア生活はお金がなければ、成り立ちませんし、貧困ゆえにバイトや再就職するようでは、自由どころか不自由な人生になってしまいます。
ですから、金融資産は重要ですが、それと同じくらい大切なのは趣味です。
時間を楽しく過ごせる趣味がなければ、最初は自由を感じていても、自由な人生から退屈な人生に変質しかねません。
私の場合は、いろいろな趣味がありますが、カメラもまた大切な趣味のひとつです。
カメラといえば、何と言っても歴史とストーリーを持っているライカが最高ブランド。下手に手を出すと散財の沼にはまり込む危険性もあります。
そのライカのラインナップで最も低価格なコンデジ「ライカC-LUX」を購入し、ソニーの高級コンデジと比較した記事が2019年に2番目に読まれた記事というのは、面白い結果でもありました。
2019年最も読まれた記事は・・・
2019年の人気ランキング1位は「充実したリタイア生活は50代スタートがベスト!早期退職後の実感を正直に語ろう」でした。
この記事は、リタイア生活はまだ体が元気な50代が総合的に望ましいという私の実感を書いたものです。
なぜ、50代で早期退職するのがベストなのか?
- 早期退職後の残された時間
- 金融資産を貯める期間の長さ
- 年金支給額
- 体力や健康
こんな点をひとつひとつ分析していくと、早期退職は「30代では早すぎる。40代も少し早い。50代がベスト」というのが私の実感です。
もちろん、早期リタイアの適齢期なんていうのは個人差がありますし、絶対的な基準が存在するものでもありません。
例えて言えば、「持ち家がいいか、借家がいいか」という論争に近い話ではあります。
ただ、私のような普通のサラリーマンが早期退職するには、ほぼ共通した視点や物差しがあるのも事実です。
ですから、人生を大切に生活したいと考える全国のサラリーマンにとって、私の記事が一助になれば、それだけで大満足です。
それでは来る2020年もよろしくお願いいたします。