成功者には共通する才能は意外に単純だ!
成功者と凡人の間に存在する最大の違いとは?
誰でも、素晴らしい偉業を成し遂げた人を見て「どうしたら、あんな風になれるのだろうか」と思ったことはあるものです。
もちろん、スポーツ選手などは天性の才能もあるでしょう。ただ、そんな天性の才能がありながらも、大成する選手と伸び悩む選手に分かれるものです。
親の代からお金持ちな人は別として、サラリーマンだった人が一念発起して副業で巨万の富を手にするケースは少なくありません。
お金儲けの才能が秀でていた人と言ってしまえば、それまでですが、一夜にして巨万の富を手にしているわけではありません。
では、成功者たちは普通の人やライバルと何が異なっているのでしょうか?
それは「継続する力」です。
何事も継続なしに成功はありえません。
あのイチローでさえ、「少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけない。一気に高みに行こうとすると、続けられない」と語っていました。
最初は結果が出なくても愚直に継続する人と、賢いがゆえに簡単に判断してしまう人とは、最終的な成果に大きな差が生まれるものなのです。
物事を継続するために必要なこととは?
ただ、物事を継続するにはモチベーションが必要です。
継続する意義も分からずに、物事を継続するのは誰でも無理なものです。
最も継続しやすいのは、自分が好きなことに取り組むことです。
好きなことであれば、熱中できます。熱中するから継続できるものです。
大学受験や司法試験といった試験勉強も、その勉強が好きならば、継続は苦ではありません。むしろ勉強している間は幸せな気分になっているはずです。
スポーツ選手にしても、最終的に、自分が取り組んでいる競技が好きなのか、その愛情が練習を継続させるのです。
イチローが引退会見で「貫いたものは何か?」と質問されて「野球のことを愛したことだと思います。これは変わることはなかったですね。おかしなこと言ってます、僕?」と答えています。
まさに、イチローが45歳までトレーニングを続けられたのは「野球を好きであり続けた」からだと思います。
熱中して継続できるものを見つける方法とは?
失敗を恐れる人は熱中できることに出会えない
「熱中できる物がない」という人も少なくないと思います。
なぜ、熱中できるものがないのでしょうか?
それは、いろいろな経験をしていないからです。あるいは、失敗を恐れ、経験する前に失敗しない方法を学ぼうとするからです。
私は40代前半にいずれ早期退職することを考え、自分が面白そうだと思ったブログと株式投資をすぐに始めました。
失敗を恐れるよりも、経験もせずに時間が経過することの方が怖いと思ったからです。仮に失敗したとしても命を落とすこともありません。
面白そうだと思って始めたあとは、実践・失敗・修正、つまり「トライ・アンド・エラー」の連続でした。
ブログも株式投資も楽しいが故に10年以上も継続し、自分の想像を超える収益を得ることができました。
面白そうだと思って即座に実践し、継続したからこそ、いまでは都内に余裕を持って家を買えたし、早期リタイアもできたと思っています。
面白そうなことを手当たり次第に経験すれば、熱中できることは簡単に見つかるものだと実感しています。
熱中できる物を見つけたあと絶対にやるべきことは?
熱中できることが見つかったら、あとは継続するだけです。
好きなことですから継続するのは、比較的、楽なはずです。
しかし、それだけでは目標を達成するのは厳しいかもしれません。なぜなら、好きな事とはいえ、いずれ諦めるかもしれないからです。
人は好きな事でもなぜやめてしまうのでしょうか?
それはなかなか結果が出ないからです。結果が出ないとモチベーションが低下し、継続するエネルギーを失います。
ですから、好きな事が見つかったとしても、もうひとつ精神的エネルギーを加える必要があります。
それは「明確な目標」です。ぼんやりとしたものではなく、数値も入れた具体的目標です。そして、その具体的な目標を公言すると、目標は近づいてきます。
イチローは「最低50歳まで大リーガーを続けたい」と公言してきました。
しかし、45歳で引退することについて「その表現をしてこなかったらここまでできなかったかもなという思いもあります」と述べています。
目標を公言することによって、自分自身の明確な目標になり、その目標に向かって走り続ける責任も伴います。
私自身、10年以上前から、早期退職する目標を家族には話していました。
ですから、早期退職に向かって経済的な自立を確立しようと頑張れたと思っています。
最後に、早期リタイアに成功するために重要な言葉をまとめておきたいと思います。
- 継続
- 熱中
- 経験
- 目標
- 公言
この5つの言葉に沿って実践できれば、悠々自適な早期リタイアが近づいてくるはずです。