ブログで失敗する人の共通点とは?
どんな失敗にも必ず原因がある
将来の早期退職や定年後の豊かな生活を目指して、ブログを始めるサラリーマンが増えています。
実際、ブログで月収100万円以上稼いでいる人も少なくありません。ブログの収入が本業の給料を追い越し、「ブログが本業、会社員は副業」という生活も十分可能です。
しかし、多くの人が、その夢にたどり着けずに断念しています。
では、なぜ、ブログで稼ぐことができないのでしょうか?
どんな失敗にも必ず原因があるものです。
まさか、「自分が稼げないのは社会や世の中のせいだ」と八つ当たりする人はいないと思います。
仮にいたとしたら、「自分が出世できないのは会社や上司のせいだ」と批判しているような人だと思います。
では、なぜ、ブログで稼げないのか?
これまで15年以上、ブログを運営し、多くのブロガーを見てきましたが、消えていったブロガーには一定の共通点があると考えています。
儲かるテーマ探しと必要労働量が不足している
ブログを始めるということは、お店を始めるということです。
しかし、誰も見向きもしない商品を並べても、早晩、そのお店は倒産してしまいます。
ですから、いま、多くの人が欲しがっている物や興味のあることは何なのか、見極める目が必要です。
もうひとつ注意が必要なのは、単に、ブログに日記を書いているだけでは、商品やサービスを売ることはできません。
ブログは広告業の一種です。ブログ内の記事に商品やサービスのレビューや紹介も含めていかないと収益は生まれません。
3つめは、ブログが収益を生むまで必要な労働量が不足しているということです。
労働量は何で測るか?
一番手っ取り早いのは記事数です。
ブログで儲からないと諦めてしまう人の多くは100記事や200記事程度で諦めてしまう人が多いようです。
月収1000万円を超えたというブロガーの話を聞いていると、記事数は1000記事を超えています。
そうしたブロガーでも、最初の300記事あたりの段階では月に数万円という収入だったということです。
ブログは儲け始めると、収入は倍々ゲームで急速に増えるものです。
100記事や200記事でブログに見切りをつける人は、ブログ特有の収入の増え方を知らない人なのかもしれません。
逆に、労働量を1000記事まで増やしていく人は、当然、収入が急増する可能性が高くなるわけです。
ブログで稼ぐためには、必要労働量が存在することを意識し、地道に継続することが重要なのです。
ブログで稼いでいる人が実行していることは何か?
定時に退社してブログ向けの経験や学ぶ時間を確保すること
ブログを書き続けるためには、時間の確保が重要です。
そのためには、できる限り、残業を避けて定時に退社して自分の自由時間を増やすことが重要です。
会社内の出世を目指し「残業しなければ、上司に評価されない」と心配する人は別として、会社の出世よりも自由な人生を求めている人であれば、定時退社してブログの執筆時間を捻出することは大切です。
ただ、残業時間を減らすためにはサラリーマンとしての能力も重要になります。
私はサラリーマン時代、ダラダラ会社に残ることは時間が勿体ないと考えていました。
勤務時間は昼食時間も惜しんで仕事に熱中し、残業を可能な限り避け、早めに帰宅していまいsた。
それでも、勤務評価は高かったし、本業に悪影響を及ぼすことはありませんでした。
まずは、自分が定時で退社できるようにサラリーマンとしての能力やスキルを高めたり、会社での自分の労働環境を改善する努力が重要です。
自由な時間を確保できたら、ブログを書くために自分の経験値や知識量を増やすことが大切です。
それなりの経験や知識がないと、他人に役立つ記事を提供できないからです。
商品やサービスを紹介する場合には、自分でも購入したり、利用することが重要です。利用もしないで紹介しても、その記事の中身は表面的で、他のブログには勝てません。
他のブログには書いていないような使い勝手やメリット・デメリットが盛り込まれていれば、Googleの評価も上昇し、検索エンジンの表示順位も上昇するはずです。
広告だけに頼らないブログ運営も重要
ブログの基本的なビジネスモデルは、広告収入です。
アフィリエイト広告から商品やサービスを購入してもらうか、あるいはGoogle AdSense広告をクリックしてもらうことで報酬を得る方式です。
しかし、広告収入はGoogle評価に左右されるのが実情です。
ある日突然、Googleのアルゴリズムが変更され、検索エンジンの表示順位が急落し、広告収入が激減したブロガーは少なくありません。
もちろん、逆に表示順位が上昇し、広告収入が急増したブログもありますが、ブログの収益がGoogleの評価に依存している以上、安定感に欠けるのも事実です。
ですから、ある程度、ブログのユーザーが増えてきた段階では、別のビジネスモデルを模索することも重要です。
具体的には、商品やサービスの広告収入以外に、自分の商品を販売するということです。
たとえば、最近、よく使われているnoteというコンテンツのプラットフォームを利用して、自分の文章や小説、写真、イラストなど電子コンテンツを販売することができます。
また、ブログを集客媒体と考えれば、自分でシールやTシャツを製作し、ブログ上で販売したり、動画教材を販売する方法もあります。
自分の趣味や作品を商品化して販売することで、ブログの収益を広告だけでなく、他の分野に拡大することもできるのです。
つまり、ブログ運営が成功すれば、そこから様々な派生的なビジネスを展開するのも楽しいものです。
多くの訪問者が集まるブログになれば、会社経営のような面白さが生まれてきます。
