会社依存型のサラリーマンは極めて危険だ!みずほFGの人事制度改革に見る中高年対策

リタイア準備
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会社依存型サラリーマンは生き残れない時代が本格的に始まる

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早期退職は日本の企業文化になりそうだ

私は昨年末、早期退職を選択し、今年は大学卒業後、初めて自由な生活を経験しました。

15年ほど前から早期退職を目指して、コツコツ資産を増やし、念願の早期リタイア生活を実現しました。

しかし、最近は東証一部の大手企業が45歳以降のリストラを活発化していますが、つい先日、みずほFGが新手の早期退職促進策と受け取られる制度を検討していることが報じられました。

みずほ、53歳以下の企業年金減 来年10月、早期退職増か

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が2020年10月から企業年金を事実上、減額することが18日、分かった。傘下のみずほ銀行、みずほ信託銀行を中心とする約3万5千人の社員のうち53歳以下を対象とする。48~53歳の社員が20年度中に会社を辞めた場合は減額しない特例を設けるため、中高年の早期退職が増える可能性がある。(出典:共同通信社)

みずほFGが検討しているのは、企業年金を減額し、48〜53歳の社員が20年度中に退職した場合、減額しないという特例措置。

みずほFGは共同通信社に「退職を促す意図はない」(広報)とコメントしたそうですが、来年3月末まで早期退職することを促しているともいえます。

保守的な金融機関でもベテラン管理職が若手管理職に待遇逆転か

みすほFGはまた、来年度から年功序列的な昇給を見直し、管理職10年目の社員と管理職1年目の社員で処遇が逆転する可能性がある人事制度も検討しています。

日本経済新聞は次のように報じました。

一方、現役世代に対して成果に報いるため人事制度も改める。年功序列的な昇給につながっていた管理職の人事評価を、来年度から見直す。管理職になって10年目の社員と1年目の社員でも処遇が逆転し得る制度とする。ポストや年次ではなく成果に対して賞与で報いる。2021年6月の賞与から反映する。(出典:日本経済新聞

能力がなくても管理職になって10年目の社員は、管理職1年目の社員より給料が多いのは当たり前というのが、日本企業の特徴でした。

年功序列は、年上の人を敬う儒教精神とも親和性があり、企業内の雰囲気を安定させるいう一定の役割もあったと思います。

ところが、最近は年功序列は会社にしがみつく中高年を増やす弊害が目立つようになりました。

ですから、給料が高止まりしている中高年を減らしたい企業にとっては不都合な制度でした。

メガバンクといえば、保守的でもあり、日本型企業の象徴的存在です。

「大手企業のサラリーマンは普通に昇格していれば安泰」

メガバンクが日本型の人事制度を終焉させるわけですから、平凡な会社員は早めに去れという企業文化が今後、一層強まることが予想されます。

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「早期退職=不幸」ではない!幸せな再出発にする方法

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可もなく不可もない会社員が企業依存で生きるのは極めて危険だ

人事制度は、自分ではなく最終的に他人が自分を評価するものです。

ですから、自分では一生懸命頑張っているつもりでも、他人の目には物足りなく映るのが一般的です。

通常、自己評価が会社の評価より高いというのは、そのためです。

ですから、「自分は頑張っているから会社は評価してくれているだろう」と考え、会社を早期退職した場合に備えず会社に定年までしがみつこうという人生は極めて危険です。

リストラという事態だけでなく、定年間近になってプライドをズタズタにされ、生活のために堪える人生を強いられる恐れがあるからです。

経済的な理由から会社にしがみつこうとしたら、心が病んでいた。

そんな定年退職では、第2の人生を力強く再出発することはできません。

ですから、どんなにサラリーマン生活が順調であっても、常に自分がいつか不要社員になるかもしれないという覚悟と準備が必要不可欠なのです。

早期退職して初めて分かる本当の幸せとは?

「リストラされたら明日から生活はどうしたらいいのか」「家族に何と説明しようか」「名刺も社会的な地位も失いたくない」・・・

多くのサラリーマンがリストラの恐怖に怯(おび)えています。

会社を離れて生きる勇気や実力に自信が持てないからです。

しかし、リストラや早期退職はそれほど怖い事態なのでしょうか?

私は大手企業に勤務しながら40代から早期退職を目指し実現した人間ですが、会社を離れた人から本当に幸せな人生がスタートしたと考えています。

時間はすべて自分だけのもの。会社員ではできなかったことでも自由にチャレンジできるのです。

こんな夢のような日々はありません。

まるで学生時代に戻ったような気分でもあります。

ですから、リストラや早期退職を怖がるよりも、早めに会社を離れるようなことがあっても自由に生きていけるだけの経済的な基盤を整えることに早くから着手することが何より大切だと思っています。

幸いにもサラリーマンは副業に失敗しても生活に困ることがありません。

会社員でいるうちは家族を養うこともできます。

そんな恵まれた期間を会社だけのために時間を消費するのは実にもったいないことだと思います。

自分に与えられた時間の3割でも副業に配分し、副収入が稼げるようになれば、早期退職やリストラを怖がる必要もなくなります。

私の場合、ブログで6000万円以上稼いで、その収益が経済的基盤を強化してくれました。

ブログは単なる遊びではなく、小さくとも立派なビジネスです。

自分のために、まずは小さなビジネスからスタートして1日も早く自力で稼ぐ経験を身に着けることが何よりも重要だと考えています。

早期退職を目指すサラリーマンが副業でブログを始める基本手順とは?
会社員が低コストでコンテンツ資産を築く手順 自分のペースで自宅でやれる副業はブログが一番! 私が早期退職を考え始めた15年ほど前、最初に始めた副業はサイトの構築でした。 3ヵ月ほどで50ページほどのサイトを立ち上げたあと、次に手がけたのがブログでした。 最初の1年間は30万円ほどの収入に過ぎませんでしたが、それでも、私は可能性を感じていました。 それは次のような理由からでした。 本業に影響を及ぼさずに長期的に取り組める 低コストなのに、毎月、少しずつ収益が増えていた 自分の好きな分野をテーマにできる 好きなテーマだから長時間の作業も苦痛ではなく、むしろ楽しかった 株式投資のように損失を被ることがない まさに、サラリーマンが小遣い程度のコストで、楽しみながら、マイペースで取り組める副業だと感じるのに、さほど時間はかかりませんでした。 5年後には、予感通りに年収1800万円を超えたわけですが、...
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