百聞は一見に如かず!オシャレで高機能・高品質だった!
何事も自分の目で確かめてみたい!
私は基本的に何事も自分の目で確かめたい、あるいは経験してみたい性格なのかもしれません。
先日、職人の店ワークマンを取り上げ、国内の店舗数がユニクロを超えたことや、ワークマンがコンビニと違って労働条件も恵まれているために脱サラ組がFCオーナーに殺到していることを紹介しました。
では、そのワークマンが販売している商品は魅力的なのか?
まずは、自分の目で確かめたいと思い、いくつか商品を購入しました。
結論から申し上げると、「本当に、こんなに安くていいの?」と思うくらい、低価格でもクオリティーは高く、オシャレな商品ばかりでした。
特に感心したのは、ユニクロより、ひと手間かけた洋服類が多く、購入後に「お値段以上」と感じました。
というわけで、今回は私が購入した中で買って良かった商品ベスト5を紹介したいと思います。
ワークマン史上最軽量のインディゴネイビーシャツ
今回は春夏秋の3シーズン用の商品を購入しました。
まずは、デニム素材の長袖シャツを持っていないので、「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ) 長袖シャツ インディゴネイビー」を購入しました。価格は1900円です。
この商品を購入したのは、①裾がサイクルカット(下記の写真参照)のため、パンツの上に出してもだらしなく見えない②生地が軽量かつ薄手のため暑苦しくない③おっさん臭くないフォルムと思ったからです。
デニム素材のシャツやジャケットは、一般的に厚いうえに重さもあり、手触りもゴワゴワしています。
私はある有名メーカーのデニムジャケットを持っていましたが、その重さやゴワゴワ感から着る気になれず、保管しているのもどうかと思い、知人に譲ってしまいました。
しかし、この「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ) 長袖シャツ インディゴネイビー」は「ワークマン史上最軽量!」「空気のような究極の軽さ」とうたっているだけあって、確かに軽量です。
しかも、工夫を感じたのは次の3点です。
- ストレッチ生地なので動きやすい
- 胸に収納ポケットが合計3個付いていてデザイン性も考慮されている
- 左袖にもポケットがあり、袖を巻き上げて止めるボタンがある
ストレッチにも関わらず、素材は「綿98%・ポリウレタン2%」。ほぼ綿製のためか、とても優しい手触りでした。
この「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ) 長袖シャツ インディゴネイビー」は普段着だけでなく、キャンプでも着用しようかと考えています。
ミリタリーテイストな裏メッシュジャンバー
いま、無骨なミリタリーテイストを取り入れたファッションが流行しています。
ガチの軍隊風はどうかと思いますが、カジュアルにアレンジしたミリタリーファッションは、なかなか粋なものです。
高級ブランドも最近はミリタリーテイストのジャケットやジャンバーを数多く販売するようになりました。
先日、妻に付き合ってもらい、ある高級ブランド店で迷彩柄のジャンバーを高級すようと思いましたが、10万円近い価格を前に買おうかどうか迷いました。
妻は「買ってあげる」と言ってくれたのですが、キャンプなどで汚れることも考えると、結局、買うのをやめました。
そんな時にワークマンの公式オンラインストアで目にしたのが、ミリタリーテイストの「MA-1裏メッシュジャンパー」でした。価格は3024円という安さです。
「MA-1」というのは、アメリカ軍のジャケットをモデルにデザインされたジャケットのことです。
MA-1は、フライトジャケットの一種である。アメリカ軍における軍用品規格番号はMIL-J-8279からMIL-J-8279Gまでの八つ。アルファ・インダストリーズ[1]製のものが広く流通しているが、他にスカイラインクロージング等の軍納入業者の物が確認されている。読み方はエムエーワンだがマーワン、マースト、エムワン等と語呂良く呼ばれることが多い。(出典:Wikipedea)
ちなみに、私が購入したのは迷彩柄でした。ブラックベースなので、迷彩柄が強く主張せず、上品な柄だと感じました。
あの高級ブランドの迷彩柄ジャンバーと、ワークマンの「MA-1裏メッシュジャンパー」(3024円)では、価格ほどの違いは感じません。
少なくとも、ワークマンのジャンパーならば、どんなシーンでもガシガシ使えそうです。
ワークマンのストレッチパンツは満足度が抜群!
夏でも楽!薄くて伸びるストレッチパンツ
ワークマンの商品は「安かろう悪かろう」ではなく、「お値段以上」だと最初に実感した商品が、「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ)クライミングパンツ」でした。
価格は1900円。130%ストレッチ生地で、あまりの履き心地の良さに、もう1本追加購入しました。
当初、スリム型なので履いた時に窮屈かと思ったのですが、履いてみるとスクラッチ効果で窮屈さを感じませんでした。
伸びる素材なので、しゃがんでも苦しくなく、普段着としても最適です。
また、3箇所あるファスナーポケットやプリント、ボタンがとてもオシャレで、キャンプなどでも活用できそうです。
このパンツの主な特徴は次の通りです。
- ウエスト部分はゴム仕様なので楽
- 全方向ストレッチで動きやすい
- 腰の左右と左太モモサイドの3カ所にファスナーポケット
- 右太モモにはファスナーレスのポケット
- 反射プリントやカラビナループ付き
AERO STRETCH(エアロ ストレッチ)クライミングパンツのカラーは、サンド(ベージュ)、ダークグリーン、ネイビー、ブラックの4色から選べますが、私は濃いめのグリーンを気に入っています。
ストレッチのデニムカーゴパンツは最もおすすめできる!
ワークマンで購入した中で最も買って良かった商品が「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ) デニムカーゴパンツ」でした。価格は2500円。
このパンツも「インディゴネイビーの長袖シャツ」と同様に、「ワークマン史上最軽量!」と銘打たれています。
このデニムカーゴパンツは、履いた時のラインが綺麗で、ストレッチ素材のために不快な圧迫感も感じません。(参考:下記の写真右側)
主な特徴は次の通りです。
- 薄くてストレッチ性に優れ動きやすい
- 右側にファスナー付きカーゴポケット
- 尻部にスマートフォン用のポケット付き
- ひざ部分は3Dムービングカットで動かしやすい
- 裏側の布地にプリント。見えない部分にもオシャレ感
「AERO STRETCH(エアロ ストレッチ) デニムカーゴパンツ」はインディゴネイビーに加えて、2019年モデルには新色のデニムブラックも追加されました。
2500円という安さですから、私はデニムブラックも購入しようと考えています。
商品を購入して分かったワークマンが売れる理由
焚き火用に購入した牛革手袋は激安!
「ヒロシです」
かつて自虐ギャグで一世風靡した芸人のヒロシさんは、いまや登録者数42万人を超えるキャンプの人気YouTuberとして知られています。
そのヒロシさんが自身のギアを紹介する動画の中で、ワークマンで買った焚き火用の牛革手袋を紹介していました。
焚き火用の牛革手袋は、いろいろなキャンプ用品メーカーから販売されていますが、決して安くはありません。
高級メーカーのスノーピークは、Amazonでも約6900円となっています。
しかし、ワークマンでは、牛革手袋が1000円以下、あるいは500円以下で買えてしまいます。あまりの安さに、私も2つほど購入しました。
ひとつは、780円の「牛床革オイル内縫い内綿付手袋」です。
もうひとつは、299円の「牛床革オイル背縫い手袋 1双」です。
牛革手袋はキャンプや野営で火傷から手を守るために必要不可欠です。牛革手袋の安さには、本当に驚きました。
ワークマンが売れるのは安さ以上に商品の魅力
ワークマンの商品は牛革手袋のように激安ゆえの驚きもあります。
しかし、ワークマンの商品が売れているのは安さだけではなく、商品力が高さではないかと感じています。
ワークマンは商品価格を決める際、店舗側が「3980円でも売れる」という商品でも「2980円でなければダメなんです」と主張し、人気があるからといって安易な値上げをしないことで知られています。
こうした消費者重視の点が支持を集めている要因でもあります。
私が購入した洋服類は安さゆえの手抜きを感じませんでした。
しかも、最近はデザイン性も向上したとなれば、売り切れる商品が続出するのも分かる気がします。
ITなど起業で成功した富裕層がユニクロを愛用していると言われますが、これからはワークマンも愛用する人が増える予感がしています。