どんな稼ぎ方が真の幸福なのか?富裕層や高所得者が国から狙い撃ちされる時代

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富裕層や高所得者が狙い撃ちされる時代

驚愕の歴史!過去に富裕層は93%も課税されていた

信じられないかもしれませんが、過去に、日本ではお金持ちが所得税と住民税を合わせて93%も課税される時代がありました。

それは1974年年から1983年度までの期間で、所得税は最高75%、住民税は最高18%。合計すると93%でした。

しかし、バブル期以降、国民所得が増えるにつれて重税感が強まり、最高税率は徐々に引き下げられ、1999年度には37%に引き下げられました。

最高税率(所得税)の推移は以下の通りです。

  • 1974年度〜75%
  • 1984年度〜70%
  • 1987年度〜60%
  • 1989年度〜50%
  • 1999年度〜37%
  • 2007年度〜40%
  • 2015年度〜45%

現在は4000万円以上の高額所得者は所得税(45%)と住民税(10%)を合わせて最高55%となっています。

現在、所得税率は以下の通りです。

(出典・国税庁「所得税の税率」)

富裕層と税務当局の戦いが本格化

日本の税率の高さに嫌気した富裕層が2000年ごろからタックスヘイブン(税の楽園)に逃避する動きが活発化しました。

2000年以降、税逃れの海外移住などをテーマにした書籍が相次いで発行されるほど、海外移住や法人の海外設立が富裕層の間ではひとつの流行となりました。

しかし、税務当局も黙ってはいません。

12月31日現在の残高が5000万円以上の国外資産を保有する人には、国外財産調書を所轄の税務署に提出することを義務付けました。

さらには、海外子会社から得た所得を日本法人の所得と合算するタックスヘイブン対策税制も整備するなど、海外のペーパーカンパニーを利用した税逃れを阻止する動きを強めています。

そして、いま不動産投資家を戦々恐々とさせているのは、海外不動産を利用した節税にもメスが入るということです。

不動産投資家の間では、国内の不動産が黒字でも海外不動産が赤字であれば、損益通算で相殺し、利益を圧縮して節税することができました。

しかし、2020年度の税制改正大綱で、こうした損益通算を認めないことを盛り込み、2021年分以降の所得税から適用される見通しです。

徐々に富裕層の最高税率が引き上げられ、今度は富裕層の節税スキームが次々と塞がれているわけです。

近年、我が世の春を謳歌した富裕層は、今度は税務当局に狙い撃ちされているのです。

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お金に支配され税金に怯える富裕層が幸せなのか?

お金に支配される人生とは?

月収20万円しかないサラリーマンが上司の理不尽な指示や仕打ちに耐え続けるのは、まさに生活のためにお金が必要だからです。

一方、年収1億円や資産10億円の人が退屈なタックスヘイブンに移住して累進課税や相続税を逃れようとするのは少しでも多くのお金を手元に残したいと考えているためです。

しかし、両者には共通点があります。

それは、どちらもお金に支配された人生を送っているということです。

お金と幸福感の関係性はとても面白いものです。

一般的に、年収800万円を超えると、所得が増えても幸福感はさほど上昇しないと言われます。

私も20代の頃は年収1000万円以下でしたが、30代になって年収1000万円を超えてからは、収入が増えることにさほど幸福感を抱かなくなった覚えがあります。

当時は「年収800万円以上から幸福度は上昇しない」という法則を知っていたわけではありませんが、金融資産1億円を貯めるという新たな目標を設定し、働くモチベーションを高めたのは、結果的に心理学的に正解だったと考えています。

心地よいお金と幸福度の関係とは?

では、程よいお金と幸福感の関係は、どんな状況なのでしょうか?

もちろん、幸福感には個人差がありますから、万人に共通するものではありません。

ただ、資産が多すぎると、相続税が心配になって不要な借金を背負ってアパート経営による節税に手を出す人もいます。

余計な相続税対策に手を出した結果、逆に負債が増えて資産を失う人も少なくありません。

資産を失って初めて「黙って相続税を支払った方が得だった」と悔やむに違いありません。

一方で、資産や年収が少ないと、一生、他人に雇用され命令されて働く人生が待っています。

人間にとって最大のストレスは他人との関係や命令です。

ですから、雇用されなくても生きていけるだけの金融資産や貯蓄は必要不可欠です。

お金に人生を支配されない状態とは?

金持ちすぎても貧乏でもお金に支配されるリスクがあるのですから、人間の経済的状況と幸福感の関係は実に難しいものです。

そんなことを考えると、幸せな状態は次の2点ではないかと考えています。

  • 相続税が不安にならないレベルの金融資産
  • 将来のために1億円貯蓄できるレベルの所得水準

具体的な数字で言うと、相続税が不安にならず、人生を悠々自適に生きていける資産は1〜2億円程度だと思います。

また、サラリーマン時代に金融資産1億円を貯めることができる収入は、給料と副業を合わせて年収2000万円〜3000万円程度です。

適度な資産ができたら、お金の為に働くことをやめて、最もやりたいことや社会に役立つことに励む生活が幸せな状態だと実感しています。

年末年始の9連休はサラリーマンが人生を変えるチャンス!副業ブログで早期リタイアを実現する方法
年末年始に人生を変えるには3つのポイントがある 早期退職を実現した私の経験談 私が早期退職を実現してから1年近くになりました。 資金的な準備にも留意したため、現在は何者にも束縛されない自由な生活を謳歌しています。 何よりも学生時代から夢だった文筆活動やカメラ撮影に専念できるだけでなく、映画や絵画の鑑賞、さらには来年からは海外旅行の回数も増やす計画です。 私が早期退職を目指したのは40代前半でした。 早期退職後、自由な生活を手にするには、お金に縛られないことが必要です。 そのためには会社員時代に早期退職後に働く必要がないように副業や資産形成に本腰を入れました。 具体的には、ブログ収入と株式や不動産投資、妻が社長の会社経営です。 このなかで、自由な人生に貢献したのは、①ブログ収入②会社経営③株式や不動産投資の順でした。 特に、ブログ収入は総額6000万円超の収入となり、...
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