利益を考える仕事は稼げない!社会に役立つ仕事に富が集まる本当の理由

リタイア準備
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儲けようと思うと稼げないポスト資本主義の時代

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お金よりも人生の意義を考える人が成功する

前回、若い人たちがフリーに転じたときには、お金よりも自分が熱中できる仕事を選ぶべきではないかという記事を書きました。

サラリーマンが会社選びに失敗しても幸せなリタイア生活を手にする方法とは?
リタイア生活は想像以上に楽しく時間の経過が早く感じる 想像以上にリタイア生活は時間が早く経過する アーリーリタイアして最も強く感じていることがあります。 それは1日が過ぎ去るのが物凄く早く感じるということです。 現在のタイムスケジュールは特に決めずに自由を満喫しています。ただ、生活リズムも定まってきました。 午前9時前 起床 午前9時すぎ コーヒータイム 午前10時ごろ ブログの執筆開始 午後1時すぎ 昼食や散歩・雑用の処理 午後3時すぎ ブログなどの執筆再開 午後5時ごろ 読書 午後8時ごろ 夕食 深夜 自由時間 午前2時ごろ 就寝 早期退職後、時間があっという間に過ぎ去り、夜更かししてしまいます。 正直、サラリーマン時代はリタイア生活の1日がこれほど早く終わるとは思ってもいませんでした。 このため、現在は就寝時間を2時間早めて1日のスタートを早めるのが目標です。 なぜ、リタイア生活は時...

なぜ、そう思うのか?もう少し突っ込んだ話をしたいと思います。

これからは、お金を稼ごうという人はさほど稼げなくなり、お金を稼ごうとしない人ほど稼げる時代が到来したような気がします。

変な話かもしれませんが、お金を稼ごうと必死にお客さんに訴求する企業は嫌われ、事業の方向性を買えざるを得ないケースが少なくありません。

いまはネットでいろいろな情報や知識が公開され、「お客様のために」と言いながら、その実、「自分たちの利益のため」という性根が見透かされてしまうからです。

大手銀行は投資信託「脱手数料」で本当に変われるのか?
銀行は個人の良きパートナーになれるのか? メガバンクが投資信託の「脱手数料」に着手 やはり、この日が来ました。 日本経済新聞の電子版を見ていたら、大手銀行が投資信託の販売方法を見直していると報じていました。 メガバンクの雄・三菱UFJ銀行は投資信託など運用商品の販売額を銀行員の業績評価から完全に外したほか、他の銀行も投資信託の販売からは距離を置き始めたということです。 銀行が手数料目当てに投資信託を売る問題は「高齢者が資産運用で注意すべきこと」に書きましたが、金融庁が運用成績を開示させたところ、4割は損失を抱えていました。 「資金運用のお手伝いをさせてください」と言って投資信託を薦め、手数料収入をもらったあとは、顧客が損をしようが、「運用成績は自己責任」という姿勢では社会は納得しません。 自分から進んで投資信託を購入した人は別として、お金のプロが知識の乏しい人に投資商品を安易に薦めてはいけ...

労働時間ではなく意味のある仕事かどうかが大切

逆に、稼ごうとせずに社会貢献を考え、トライ・アンド・エラーを繰り返す熱量が富を産むことが増えてきました。

Googleは無料で世界中の情報にアクセスできる検索エンジンを人々に提供し、そこから収益源が次々誕生しました。Facebookもまた無料で世界中の人たちと繋がれるツールを提供し、そこから広告という収益が生まれました。

社会に貢献した結果、その努力が人々に評価され、結果として富が集まってきた好例です。

しかし、この社会貢献の姿勢は外向けの姿勢だけではありません。

Googleは社員を「1日の労働時間は何時間以下にする」といった労働時間で管理しません。

「その仕事は意味のある仕事なのか」ということを大切にしています。

質の高いアウトプットを出す上で大切なのは、労働時間を短縮して、効率化を図ることだけではありません。むしろ、質の高い、「意味のある仕事」に取り組むことなんです。引用元:「長時間労働をどう解消するか、元Googleのピョートルさんに聞く」

最近、日本の企業は、労基法違反に問われないように長時間労働を管理し、退社時間の厳守を徹底する企業も増えてきました。

しかし、これは何か履き違えていると感じます。

多くの社員が求めているのは、労働時間の長短ではなく、いまやっている仕事が意義があるのかどうかということなのです。

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「好きな仕事」「意義を感じる仕事」を選ぶ重要性

意義を感じる仕事なら長時間働いても苦にならない

私自身、意義を感じる仕事ならば、長時間働いても苦になりませんでした。

しかし、意義を感じない仕事には労働時間が長く感じられ、疲労も比較にならないほど大きく感じたものです。

意義ある仕事とは何か?

それは自分が社会に何をもたらしたいのか考えることができる仕事であり、何が顧客に喜ばれるのか考える仕事です。

上司が会議で発表するための資料をまとめたり、社員を管理したり、お客さんのクレームに言い訳するような説明を考えるような仕事ではありません。

きちんと社会に貢献している思えるような仕事です。

人間はロボットではありませんから、仕事の内容や意味を考えると、どうしても前向きに働く気になれないことがあります。

すると、心身共に疲労度が大きく、結局、過労に陥ります。

自分はいま、会社の利益ではなく、社会に貢献するために働いているのだろうかと、常にフィードバックすることが大切です。

自分の心を偽って無理に働き、心身の不調に陥ることは最も避けるべきことなのです。

社会に貢献し役立つ仕事は絶対に富を生み出す

最後に、私は最もお金を稼ぐ可能性のある人たちはフリーで働いている人たちだと考えています。

サラリーマンは会長や社長の年収を調べれば、上限は見えています。

しかし、ソフトバンクの孫正義会長兼社長はフリーだったからこそ、2兆6000億円もの資産を築くことができたのです。

携帯電話が出始めたころ、安さでシェアを拡大し、原発事故後は太陽光発電の再生可能エネルギーによる発電事業に着手するなど、いま社会が求めるものは何かという視点を持ち続けたことが富に繋がったのだと思います。

ただ、社会に役立つことを考え続けるだけではいけません。

実際に行動して失敗しなければ、大きな成功はありません。失敗は後悔するべきことではなく、成功の種を与えてくれたとむしろ感謝すべきことなのです。

社会に役立てることは何か?

私も常に考えることにしています。ただ、もう年も年ですから、富は追いかけてくれなくてもいいと考えています(笑)

お金のための仕事はつまらない!リタイア生活を楽しくするには趣味と実益が必要だ【早期退職】
お金のために働くとリタイア生活はつまらなくなる 仕事で腹が立っても趣味ではイラつかない 退職したら暇で仕方がないという人は意外に多いものです。 暇だから、少し家計を助けようとバイトに出かけます。最初は新鮮で緊張もしているので働いて良かったと感じるかもしれません。 しかし、もともと関心もなかった仕事。自分の子供のような若者に怒られ、無能呼ばりされ、「やるんじゃなかった」と早々にバイトを辞めてしまった友人がいました。 では、なぜ、彼は面白くなかったのでしょうか? それはお金を稼ぐためにバイトを始めたからです。 これが、例えば趣味のカメラやピアノだったら、どうでしょうか? 若い人に怒られても、もっと上手くなろうと頑張るはずです。 趣味を楽しんだ延長線上に実益がついてくる 私はリタイア生活において、何よりも趣味が必要だと考えています。 趣味さえあれば、毎日が充実します。 その趣味を会社員時代に作れ...
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