私が50代で早期退職できた理由!なぜ金融資産1億円の目標を達成できたのか

リタイア準備
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早期退職には生きるための資金計算が不可欠

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年齢ごとの必要資産を試算することが重要

前回は40歳前後で早期退職を決意し、自由に生きるための資金稼ぎを始めた頃の話を申し上げました。

私が50代で早期退職できた理由とは?経済的自由を手にするにはサラリーマン時代の考え方が重要
40代から現実と夢を胸に10年間は我慢の生活 人生観の相違と尊敬できない役員たち!早期退職を考え始めた40代 私が早期退職を考え始めたのは40歳前後の頃でした。 会社員には異動がつきものです。 しかし、その頃、自分が若い頃から思い描いていた仕事とは異質な異動辞令を受けました。 現場から管理職。 私は管理職には関心がなく、むしろ現場で多くの若い人や非正規、派遣の人たちと一緒に汗を流す仕事にやりがいを感じていました。 しかし、サラリーマンの宿命で、一定の年齢になると管理職に昇進します。 昇進を嬉しいと思うサラリーマンが大多数だと思いますが、私は逆でした。異動後、私は社長の補佐として仕事をこなしていましたが、そのときに接する役員たちを見て、「あれが自分が50歳前後の姿か」と想像すると、考え込んでしまいました。 社長はビジネスとともに社会貢献を考える尊敬できる人でした。 しかし、社長といえどもサラ...

とくに投資に特化した話でしたが、今回は「早期退職も夢ではなさそうだ」と感じた頃の話を述べたいと思います。

早期退職を実現するには、資金的な裏付けが必要不可欠になります。

貯金1000万円程度で早期退職するのは自由な生活どころか、生きるために好きでもない仕事に忙殺される恐れがあるからです。

そう気づいてからでは手遅れです。

早期退職には周到な準備と計算と覚悟が必要になります。

まず、早期退職を考えた時、最初にやるべきことがあります。

それは退職時の年齢別に自分に必要なお金を計算するということです。

1年間の生活費300万円で90歳まで生きた場合の必要資金は?

たとえば、年間生活費を300万円として90歳まで生きると仮定します。

すると、退職時の年齢によって、単純計算で次のようなお金が必要になります。

  • 40歳・・・300万円×残りの人生50年=1億5000万円
  • 50歳・・・300万円×残りの人生40年=1億2000万円
  • 60歳・・・300万円×残りの人生30年=9000万円

上記の試算は生活費だけですから、自宅の修繕費や子供の教育費、娯楽費など、それぞれの事情で加算する必要があります。

その金額から、今度は年金支給分を差し引きます。当然、早く退職すればするほど年金支給額は少なくなります。

さらには想定される退職金も差し引きます。

ですから、年金にしても退職金にしても、早すぎる早期退職はリスクも高まるのです。

私が常々、早期退職は50代が理想的だと申し上げているのは、この要素があるからです。

このような試算で、人生後半を自由に生きるために必要な正味の資金が算出できるはずです。

私の場合、趣味にも我慢せずにお金を使いたかったので、必要資金額を1億円に想定しました。

しかし、試算するだけでは不十分です。もうひとつ心がけることがあります。

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知っておきたい副業で稼ぐ秘訣と貯蓄を増やすポイント

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目標額を設定したら即座に動くことが最も重要

自由な人生を実現するために必要な資金を試算したあと、次に必要なのは、その金額を目標に設定し、すぐに動くということです。

間違っていけないのは、副業を選ぶ際の物差しは「何が儲かるか」ではなく、「今の自分に何ができるか」だということです。

何が儲かるかを考えているうちは、決して稼ぐことはできません。

とにかく、今の自分が置かれた環境で、すぐにできる副業は何か、必死で考えることです。

証券口座を開いて株式投資を始めるのか、レンタルサーバーをや契約して資産ブログの構築を始めるのか?

最初から成功を目指してはいけません。失敗しても、その失敗は必ず資産になるからです。

私の場合、すぐにスタートできそうなブログ運営から始めました。

ブログで年収300万円を超えたあたりから株式とFX両方にも力を入れて、FXは失敗、株式投資は1000万円ほどの利益となりました。

しかし、それ以上に私を早期退職に近づけてくれたのはブログでした。

ブログを始めて2年目に300万円、3年目は800万円、4年目には1800万円まで収益が拡大し、貯蓄や退職金などを合わせた自由を手にするための目標資金1億円がぐっと近づきました。

サラリーマンが自由になるための連立方程式

サラリーマンが金融資産を増やすためには、連立方程式を考える必要があります。

それは次の方程式です。

  • 給料×人数
  • 副業×年数

最初の(給料×人数)は、夫婦で働けば、二人分の給料がもらえるわけですから、貯蓄のスピードが早まるという算式です。

次の(副業×年数)は副業の年数が長いほど収益が拡大する傾向にあるという算式です。ですから、副業は早く始めた人が有利となります。

まずは、この二つが基本中の基本です。

そして、もうひとつ、私がブログ収益で体感した重要な方程式があります。

  • 給料所得=年収×年数
  • ブログ収益=年収×年数×2倍

給料だけで貯蓄した場合、ほぼ毎年同じ金額分が溜まっていくイメージです。

しかし、ブログの場合、最初は少ない収入ですが、年々、倍額で増えていきました。

ですから、給料は短期的に安定性に優れた収入源ですが、長期的にはブログなど個人ビジネスは爆発力を秘めた収入源ということがいえます。

それが分かってれば、「あまり儲からないから」と1〜2年で副業を諦めるのは、あまりにも勿体無い行為です。

しかし、上記の方程式が分かっていれば、副業で想定外の収入を手にすることが可能なのです。

副業に取り組んで体得した最大の果実が、この方程式でした。

早期退職を目指すサラリーマンが副業でブログを始める基本手順とは?
会社員が低コストでコンテンツ資産を築く手順 自分のペースで自宅でやれる副業はブログが一番! 私が早期退職を考え始めた15年ほど前、最初に始めた副業はサイトの構築でした。 3ヵ月ほどで50ページほどのサイトを立ち上げたあと、次に手がけたのがブログでした。 最初の1年間は30万円ほどの収入に過ぎませんでしたが、それでも、私は可能性を感じていました。 それは次のような理由からでした。 本業に影響を及ぼさずに長期的に取り組める 低コストなのに、毎月、少しずつ収益が増えていた 自分の好きな分野をテーマにできる 好きなテーマだから長時間の作業も苦痛ではなく、むしろ楽しかった 株式投資のように損失を被ることがない まさに、サラリーマンが小遣い程度のコストで、楽しみながら、マイペースで取り組める副業だと感じるのに、さほど時間はかかりませんでした。 5年後には、予感通りに年収1800万円を超えたわけですが、...
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