私が大暴落相場で現物株を買う理由と自己ルール!相場崩壊のリスクと魅力とは?

株式・投資信託
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非課税のNISA口座で暴落銘柄を買い続けている理由

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年間投資枠120万円の約7割まで買い進んだ

新型コロナウイルスをめぐる世界的な恐怖感が広がるとともに、世界の株式市場は歴史的な暴落相場となっています。

3月4日の記事では、私がとうとう非課税のNISA口座で初めて株を買い始めたことをお伝えしました。

リーマンショックの大暴落以来13年ぶりに株式を買った理由!2024年に改定される一般NISAで初運用
私が大暴落時に日本株を積極的に買う理由と自己ルール 新型コロナウイルスの感染拡大懸念でリーマンショック以来の大暴落 2020年初めから新型コロナウイルスへの懸念が世界中を駆け巡り、とうとう、ニューヨークニューヨーク株式市場は2月28日、ダウ平均株価が一時、1000ドル以上急落するなど、1週間でリーマンショック以来の暴落相場となりました。 私は2018年暮れに譲渡駅や配当金が非課税になるNISA口座を開設しましたが、株式を買う気分になれない相場が続きました。 しかし、誰もが恐怖感を感じる世界同時株安が進行し、NISA口座開設後、1年あまりたって、ようやく株式を買い始めました。 私の株式投資の自己ルールは誰もが恐怖感から株式を投げ売りし、市場から逃亡する相場で買い始めるということです。 しかも、新型コロナウイルスの影響は世界経済に長期的な悪影響を及ぼす可能性があるので、あわてず、株式が下落する...

その後も、最安値を更新する度に最低単位で買い続け、ようやくNISAの年間投資枠120万円の約7割程度まで埋まりました。

まだ、下がった場合には、最低単位で買い進もうと考えていますが、下落すればするほど購入コストが安くなり、買える株数も増えています。

ただし、私の手法は、いわゆる「ドル・コスト平均法」とは異なり、前回購入した株価よりも安くならなければ絶対に買わないという、どちらかというと「ナンピン買い」に近い手法です。

ドル・コスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。

高値掴みのリスクを避けるための時間分散の一種であるが、数量を等分するのではなく、金額を等分する点が単なる分散と異なる。価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされる。価格が下がった場合のみならず、上がったときにも買う点で難平買いとは異なる。(出典:Wikipedia

というわけで、歴史的な暴落相場はリスクが高いので、良い子は真似をしないで欲しいのですが、私が現在、NISA口座で実践している自己ルール手法を紹介したいと思います。

私の購入ルールは「同一銘柄」「最安値更新」「最低単位」

まずは、銘柄選びですが、私は次の3条件に合った銘柄を購入しています。

  • 自分が利用して素晴らしいと感動した商品・サービスを提供する企業
  • 安定的に株式配当や株主優待券を出している企業
  • その業界では知る人ぞ知るという有名企業

上記の3条件に合致する企業を選んだら、今年は、その銘柄を一点買いしています。

なぜ、一点買いしているのか?

それは暴落相場で、いろいろな銘柄を見て投資するのは株価水準が格安なのかどうか混乱するからです。

1銘柄に絞り込むことによって定点観測できるので、大暴落時に混乱することなく最安値で確実に買い付けることができます。

というわけで、2番目の自己ルールは最安値更新時だけ購入するということです。(この場合の最安値は過去2年間とか過去5年間、あるいは10年間といったように銘柄で異なってくると思います)

そして、3番目の自己ルールは最低単位で買い付けるということです。

さらに、新型コロナウイルスの影響はいつまで続くのか不透明です。

ですから、暴落相場は長期化する可能性もあるので、バーゲンセールだと大喜びして大量買いせずに、最低単位株をコツコツ買うことにしています。

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個人投資家は大暴落時のリスクにどう立ち向かうべきなのか

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相場崩壊時の投資は「お宝ポジション」か「リスク無視の暴挙」か

NYや日本の株式市場は株価が3分の2前後となりました。

つまり、相場が壊れた状態です。相場が壊れた状態というのはテクニカル分析も通用しません。

ですから、多くの投資家は大波にさらわれないように岸辺で様子見を決め込むわけです。

私はリスク管理には2つの考え方があると思っています。

ひとつは無理のない相場との付き合い方。つまり、危ない時にはポジションを整理して様子を見るということです。

もう一つは資金管理です。

持ち金8〜9割を株式に投じている人は、上昇相場では気分が良いかもしれませんが、大暴落相場になると損切りでメンタルをやられて、せっかくのバーゲンセールでも買い場に立ち遅れてしまいます。

私は株式投資は持ち金の1割が自己ルールです。この程度なら、多少のリスクも取れますし、株価の騰落で気分がハイになったり、落ち込むこともありません。

10万円前後のお金でも損をしたくないという人は株式投資に手を出すべきではありません。

一方、私のように100万〜200万円程度なら損をしても構わないという人は、もしかしたら、いまはバーゲンセールかもしれないと考えて少しずつ現物株を仕込む考え方もあります。

つまり、相場が壊れてしまうと、どんな天才でも先を見通すことはできません。

あるのは、トンネルの先が見えない真っ暗な時に突き進むのか、それともトンネルの先に光が見えた時に突き進むのかという選択です。

私は前者。トンネルの先に光が見えた時、私にとって相場はすでに終わった時です。

大暴落相場の自己ルールと絶対にやってはいけないこと

最後に、大暴落相場で絶対に避けたいことに触れておきたいと思います。

それは信用取引です。

確かに短期トレードならありかもしれませんが、あまりにもリスクが大きすぎます。

もうひとつは他人の相場感で取引することです。

先ほど申し上げたように相場が壊れたときは、どんな専門家でも先を読めなくなっています。

ですから、当然のことですが、自分の頭と勘で投資するしかないのです。自己責任の投資を徹底することです。

最後に、私が今回、取り組んでいる自己ルールをまとめます。

  • 同一銘柄に絞り込んで定点観測する
  • 前回購入時の安値を割り込んだときだけ買いを入れる
  • 1日で大量に買わず、最低単位で買い付ける

この自己ルールを継続し、私の保有銘柄は平均株価がだいぶ低下しました。

一般NISA口座の非課税期間は5年ですから、その間にプラスに転じたらいいわけです。しかも、利益が出た時には譲渡課税(2割)がないので、一般的な口座に比べて圧倒的に有利です。

ですから、気楽といえば気楽です。

リタイア生活の株式投資はNISAが最適な3つの理由【初心者入門】
リタイア生活にNISAが最適と考える理由 2019年はNISAで株式投資を楽しむ年にしたい 2018年も残りわずかとなりました。 今年は早期リタイアを実現し、収入を気にすることなく悠々自適な生活に入ることができました。 しかし、目標がなければ、リタイア生活も張りがありません。 2年ほど前にリタイア生活を想定して、賃貸用のマンションを売却し、現在、私が取り組んでいる投資といえば、海外株を中心とした株式投資だけになりました。 不動産は売却できなければ、最終的に資金を回収できないので、売却できてホッとしています。 ある程度、余剰資金もあるので、来たる2019年は、5年間、売却益や株式配当が非課税となるNISA(ニーサ)に取り組みたいと考えています。 このNISAという制度は、正直なところ、あまり関心がなかったのですが、調べれば調べるほど、お得な制度であることが分かりました。 利益が非課税になる口...
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