本当はサラリーマンよりもフリーランスの方が辛い!”脱社畜”ビジネスの餌食にならないための心構え

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フリーランスは地獄!サラリーマンは気楽な稼業

実は辛くて不安なフリーランスの生活

「サラリーマンは社畜。私のようにフリーランスになって自由な生活を謳歌しませんか」

ブログやSNSには、こんな甘美な言葉があふれています。

私も早期退職して、いわば、フリーランスの端くれです。

働かなくても生きていけるだけの金融資産を準備してリタイアしましたが、もしも金融資産も事業もなかったら、どんな気持ちでリタイア生活を送っているだろうかと考えることがあります。

考えるうちに、冒頭の甘美な言葉は、ちょっと嘘くさいと思うようになりました。

自由な人生を謳歌するには、先立つものは経済的な基盤です。

サラリーマンは会社内の人間関係など辛いことはあるかもしれませんが、風邪を引いて休んでも、窓際に押しやられて一日中何もしなくても給料は振り込まれます。

かつて植木等が映画の中で「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」と歌っていましたが、あのセリフは時代を超えて、ある意味、名言だと思います。

しかも、いまは労働基準監督署の指導も厳しくなり、「働き方改革」の掛け声で、週末もしっかり休める会社が増えています。

確かに、ブラック企業は残っているかもしれませんが、何事も例外はあります。

普通の会社に就職した学生が数年で退職し、憧れを抱いてフリーランスの世界に足を踏み入れるのが果たして自由で楽しい人生になるのか、はなはだ疑問に思うことがあります。

フリーランス歴10年のユーチューバーが本音を語った

もしかしたら、サラリーマンよりもフリーランスの方が辛く自由を謳歌できていないのではないか?

そんな疑問を抱いていたところ、フリーランスのユーチューバー(でろりんチャンネル)が「会社員よりフリーランスの方が時間の自由もないし辛いよって話」という動画をあげていました。

サムネには「フリーランス歴10年ですが、地獄へようこそ!!基本地獄の世界ですよ」とも書かれていたので視聴してみると、「なるほど。やはり、そうか」と納得しました。

会社員よりフリーランスの方が時間の自由もないし辛いよって話【脱社畜は優秀な人のみ可能】

「サラリーマンの方がフリーランスよりも100億倍気楽だった」

サラリーマンも経験した「でろりんチャンネル」さんが述べた要点は次の通りです。

  • サラリーマンの方が100億倍気楽だった
  • 収入が不安定。いきなりゼロもある。自分は月収3万円のときもあった
  • 誰かの事情でいきなり切られるのがフリーランス
  • 特技のない人や会社でお荷物になっている人は会社員の方がいい
  • フリーランスは超優秀な人でなければ厳しい。誰でも独立して大丈夫ではない
  • ユーチューバーになっても番組を打ち切られたら収入ゼロのリスクがある
  • 成功者が脱社畜をすすめるのはサッカーのメッシがサッカーをすすめているようなもの
  • このままでは死ぬと思って1日3時間しか寝ずに頑張った時もあった
  • 土日も安心して休めない

とても腑に落ちる事ばかりです。

フリーランスといっても、かつてのフリーターのようなものです。1990年代にフリーターが流行しましたが、現在50歳前後になって、その人たちが、いまどんな思いで最近の”脱社畜”の風潮を見ているのか。おそらく複雑な思いだと思います。

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”脱社畜”よりも”軽社畜”でリタイアを目指すのが賢明だ

いっとき儲かっても不安な精神状態のフリーランス

私が20代や30代でフリーランスになっていたら、おそらく地獄のような苦労と日々を重ねていたと思います。

副業で年間2000万円近い収入を得た時もありましたが、調子に乗って会社をやめていたら、その所得水準を20年間も維持できたのだろうか?正直言って厳しかったと思います。

なぜなら、インターネットの世界は、運営会社の都合で突然ルールを変更されたり、人気案件のブームが去ってアフィリエイト収入が激減するのは日常茶飯事のように起こるからです。

具体例で言うと、2017年から2018年にかけて仮想通貨が大流行しました。多くのアフィリエイターは「ツルハシ商法」で仮想通貨の取引口座を紹介して多額の成果報酬を手にしました。

某有名ブロガーも数千万円規模の報酬を手にしましたが、いまではブームが去り、仮想通貨口座の広告案件も多くは消え去りました。

アフィリエイト収入に対する所得税は前年実績に課税されます。そのため、翌年、収入が激減すると納税が重くのしかかります。

”脱社畜”が魅力的でなければ成り立たないビジネスがある

私もブログで1800万円超稼いだ翌年、ネット収入が1000万円ほどに落ち込んだことがあります。当然、その年には納税しなければいけませんから、所得税(雑所得)の重さをずしりと感じたものです。

それでも、サラリーマンの副業だったので、ネット収入が減っても、まだ気楽でした。しかし、仮に、私が専業のブロガーだったら、先々のことが心配になって不安な日々を過ごしたと思います。

仮想通貨口座で数千万円稼いだブロガーが、「脱社畜」を掲げて、有料サロンやYouTubeに新たな鉱脈を求める気持ちは手に取るように分かります。

彼らは、これからも長年、お金に心を消耗する人生を送るのかもしれません。

では、なぜ、インフルエンサーと称するブロガーたちが、”脱社畜”したら自由な人生になれると煽っているのでしょうか?

人間の行動には、必ず目的があります。

そんな風に煽るのは、若い人たちが”脱社畜”に憧れてもらわないと、彼らのビジネスが成り立たないからです。

”脱社畜”に憧れる若い人たちは、彼らにとっては有料サロンやYouTubeのノウハウ商材を売る大切なターゲットです。

サラリーマンがフリーランスよりも気楽な稼業だというのは、脱社畜ビジネスで儲けようとする人たちには不都合な真実なのです。

”脱社畜”の成功者が陥る大きな落とし穴!脱サラ後に分かる幸せな人生の基盤とは?
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いまの会社がどうしても嫌な人はどうするべきか?

ただ、世の中にはブラック企業も存在します。たとえ、ホワイト企業に就職しても人間関係で悩むこともあります。

早期退職の原因の多くは人間関係だといいます。

悩んでいると、どうしても”脱社畜”という言葉が魅力的に思えてきます。

しかし、まだ若いのなら、フリーではなく、まずは転職を考えるべきです。

次の会社で耐え忍んで、会社の給料をもらいながら副業で収入源を複数化し、金融資産を増やしてから早期リタイアするのが、最も幸せなリタイア生活への道筋です。

「転職と言っても就職したい企業が見つかりそうにもない」

こんな人もいると思います。しかし、この世の中に、自分にとってラストリゾートのような企業は存在しません。

転職先に多くを期待するのではなく、副業と両立できそうな会社を選ぶことが大切です。勤務時間が短い会社であれば、給料で生活を維持しながら副業の時間も捻出できます。

大切なことは、生活の安定です。生活さえ安定していれば、変なことに手を出さずに、じっくりと副業に取り組むことができるものです。

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