1週間でAmazon成りすまし詐欺メールが2通届いた!
Appleに続いてAmazon騙る詐欺メール
7月初旬、Appleに成りすました詐欺メールが届いたほとをお知らせしました。
もちろん無視する一方、当ブログで注意喚起の記事をアップしました。
ところが、それから2週間後、今度はAmazonに成りすました詐欺メールが2通届きました。
うっかりパスワードなど個人情報を打ち込んでしまう人がいるかもしれません。個人情報を入れたら最後、個人情報は乗っ取られ、勝手に買い物されて換金される恐れがあります。
このメールは個人情報を盗むためのフィッシングメールだと思われます。
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。なお、フィッシングはphishingという綴りで、魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から作られた造語であると言われています。(出典:総務省)
今回は注意喚起するため、Amazonを名乗る詐欺メールを完全公開します。
同じようなメールが届いた人たちは被害に遭わないように役立てて欲しいと思います。
1通目は「お支払い方法の情報を更新してください」
1通目は「お支払い方法の情報を更新してください」というメールでした。
それが下記のメールです。
メールの差出人は「Amazon Prime」となっています。
その内容は・・・
- Amazonプライムの会委員資格が2019年4月16日で更新を迎える
- 調べたところ、まだ会費支払いに使えるクレジットカードが登録されていない
- クレジットカードの更新、または新しいクレジットカードの追加をしてください
- 以下の手順を確認してください(1〜4段階の手順説明)
- 会費が請求できない場合はAmazonプライム会員の資格は失効する
まるで本物のようなメールでした。
2通目は「お支払い方法の情報を更新してください」
Amazonに成りすました2通目のメールは、その3日後に届きました。
タイトルは「Amazon.co.jpにご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認」。
今度はタイトルに「名前、パスワード、その他個人情報」という文字まで書かれていました。
詐欺グループが欲しい情報を告知しているようなメールです。
それが次のメールです。
メールの内容は、要約すると・・・
- Amazonがアカウントを確認できなかった
- カードの期限切れか住所が変更されたためかもしれない
- アカウントを維持するためにAmazon情報を確認する必要がある
- 24時間以内に確認しない場合、アカウントをロックする
- パスワードを確認した覚えがない場合は至急電話してください
メールからログインしてAmazon情報を確認するか、電話することを促しています。
ログインすると個人情報を詐取され、電話するとアカウントを抜き取る方向に誘導される危険性があります。
しかし、私はいずれのメールもすぐに詐欺メールだと感じました。
それはなぜか?
詐欺メールに騙されない方法とは?
私がすぐに詐欺メールと分かった理由
私がAmazonに成りすました詐欺メールと気づいたのは、そのメールの届いた私のアドレスがAmazonとは無関係だったからです。
私はそのメールアドレスでAmazonプライムに登録していませんでした。
次に、詐欺メールはメールボックスの迷惑メールに振り分けられていました。ですから、最初からスパムなど怪しいメールだと構えることができました。
詐欺グループは、様々な形でメールアドレスを集めて、無差別に一斉送信しているのかもしれません。
さらには、これは詐欺メールの共通点ですが、私の名前が書かれていないということです。
これはとても大切なポイントです。
普通のメールは必ず「山本太郎様」などと最初は相手の名前から始まります。
しかし、双方の詐欺メールを見ると分かる通り、どちらも名前が記入されていません。
名前がわからず、名前の部分にメールアドレスが書かれているケースもありますが、これも詐欺メールに多い共通点です。
詐欺メールを見分ける方法
私は詐欺メールとすぐに気づきましたが、もしかしたら、Amazonのアカウントが失効すると思い、慌てて個人情報を打ち込んでしまった人もいるのではないかと懸念しています。
不審なメールが送られてきたら、まずは次の点を確認することが重要です。
- 宛先に自分の名前が書かれているか
- 日本語として文章におかしな部分はないか
- メールのタイトルをコピペしてGoogleやyahoo!で検索する
最後のタイトルのコピペ→検索は必ず実施してください。
詐欺メールの場合、必ず誰かが注意喚起しているはずです。
そして、最後の砦としてセキュリティーソフトを活用することが大切です。
私はセキュリティーソフトのノートンを利用しているので、詐欺メールが届いて、たとえサイトに誘導されても「偽のサイトにアクセスしようとしています」と警告してくれます。
ノートンは世界で最も売れていてセキュリティー体制や情報量に信頼性があります。
今回のような「なりすまし詐欺メール」は、AmazonやAppleだけでなく、佐川急便やヤマト運輸、銀行など、様々な企業を騙る詐欺が横行しています。
自分の財産を守るには、普段から対策することが何よりも重要です。