金融資産1億円は50代でも遅くはない!老後資金2000万円で豊かな老後は無理

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老後2000万円では不足!では1億円も必要なのか?

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老後の貯蓄2000万円では自由な人生は無理

金融庁が老後2000万円不足するという報告書を発表して政界も世の中も大騒ぎになりましたが、すでに50代で早期退職した私の実感としては、正直言って、2000万円では足りないと感じています。

年金のモデルケースは夫がサラリーマン、妻が専業主婦で、年金収入は月14万7000円にすぎません。

サラリーマン以上に厳しいのは自営業者で、一人平均月5万5000円です。夫婦が月11万円で豊かな生活を実現するのは現実的には無理です。

金融庁の報告書は、サラリーマンのモデルケースで生活費が月5万円不足するとしています。

65歳から30年生きるのならば、「不足分5万円×12ヵ月×30年=老後の不足額1800万円」という計算です。

しかし、年金の平均的支給額に対し、毎月貯蓄から5万円補填したとしても、たいして豊かな生活を送れるとは思えません。

それでも相当な倹約や交際費や旅行費の節約が必要です。どこにも行かず、冠婚葬祭も断って、俗世を離れた生活なら可能かもしれません。

「制約人生であっても構わない」という人は別として、東京都内で自由に生活するのならば、毎月30万円でも足りないくらいです。

ですから、老後資金は1億円必要だという人もいますが、自由な生活を謳歌するには決して大げさではないとも感じます。

経済的な余裕がなくなると心の余裕もなくなる

世の中には様々な刑事事件が発生しています。

その多くは金銭がらみです。貧困やお金に対する欲望は犯罪のエネルーともいえます。

どんなに人徳に溢れている人でも、貧乏になると、心の余裕がなくなり、目先の損得に心を奪われ、愚かな行動に走るものです。

まさに、「貧すれば鈍する」のです。

貧すれば鈍する 貧乏をすると、毎日その生活のことばかり考えるようになるから、人は知恵や頭の回転が衰えてしまい、賢い人でも愚かになるという意味。また、暮しが貧しくなれば、心までも貧しくなるものだということ。(出典:故事ことわざ辞典)

ただ、経済的な格差というのは、20〜30代の若い頃はさほど目立たないものです。

しかし、高齢になると、残酷なほど、それまでの努力や収入の差がはっきりと浮き彫りになるものです。

若い頃ならば、まだ挽回できますが、高齢者の経済格差は固定化されてしまいます。

ですから、40〜50代は人生マラソンの最終コーナーなのです。

金融庁の報告書が「老後2000万円足りない」と警告したのは、準備を促す意味で素晴らしいことです。

報告書は若い頃から金融リテラシーを高め、NISAなどで投資に励むことを推奨したのも、高齢者になってからお金が足りないと気づいても手遅れだからです。

では、そんな大金をどうやって貯めたらいいのでしょうか?

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50代までに大きな金融資産を形成する方法とは?

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30代の頃は金融リテラシーが未熟だった

金融資産を増やすためには順序があります。

小学生が野球を覚えて甲子園で高校球児として活躍するまでには、徐々に野球を覚え、技術を身につける過程を経るものです。

小学生に高度な技術や難解なプレーを教えても消化不良を起こすからです。場合によっては、うまくいかないがために野球が嫌いになるかもしれません。

ですから、最初は投げて打って走るという簡単な技術を身につけるところから始めます。

資金形成も同じです、

最初から株式投資や投資信託で稼ごうとしても、ビジナーズラックで一時的に稼げるかもしれませんが、持続的には稼げないものです。

なぜなら、勘頼み、運頼みの投資だからです。

金融庁の報告書は、若い頃は金融リテラシーを高めるようにアドバイスしていますが、金融リテラシーだって簡単に身につくものではありません。

私自身、30代までは金融リテラシーが乏しかったと思っています。

金融知識の足りなさを自覚していましたから、30代の頃に実行したことは、節約して貯まった余剰金を預金することぐらいでした。

本格的に金融知識を身につけたのは40代でした。それも、50代半ばで早期退職するという具体的な目標ができたからです。

40代から本格的に副業や投資の勉強を始め、節約を頑張ってもさほどお金は貯まらないことや、複数の収入源をつくることが何よりも重要だということを学びました。

様々な投資を実践し、損失や利益を経験する一方、副業でブログにも取り組んで給料と同水準(1800万円前後)の副収入を稼ぐようになりました。

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50代は金融資産が急増した!

巷には「50代から金融資産を増やすのでは遅すぎる」という人がいます。

しかし、私自身、最も年間貯蓄が増えたのは、その50代になってからでした。

確かに、50代は子供の教育費がピークに達し、住宅ローンも相変わらず毎月引かれるという家庭は多いと思います。

「毎月、余剰のお金なんかないよ」という人も少なくないかもしれません。

私も同じような環境でしたが、それでも大きな出費の見直しから始めました。

まずは住宅ローン。低金利に着目して銀行に掛け合い、金利を半分以下に下げてもらいました。

ただ、金利交渉に応じてくれない銀行もあると思います。その場合には別の銀行で借り換えればいいのです。

それだけでも、長男の大学(国立)の学費程度は、利払いが減少しました。

ただ、50代から金融資産が加速度的に増えたのは、そうした節約よりも収入が増えたことが原因でした。

しかし、50代に金融資産が急増するには条件があります。

40代の過ごし方が金融資産のカギを握る

金融資産を増やすのは、小学生が野球を覚え、失敗やエラーを繰り返し、甲子園でプレーできるようになる過程と同じだと申し上げました。

その意味で、40代は金融リテラシーを身につけ、投資で失敗を繰り返したり、副業で複数の収入源にトライしたりする準備期間です。

40代の準備なしには50代で金融資産を急増させることはできません。50代は果実をもぎ取る時期なのです。

ここまで読んできて、賢明な人は、あることに気づいたはずです。

それは金融資産を形成するには4〜5年程度の時間では足りないのです。

最低でも10年、私の場合は15年以上を要しました。

大切なことは同じような作業を継続する力です。

「継続は力なり」とはよく言ったもので、ブログにしても毎日買い続けることさえ意識すれば、10年後には人生が大きく変わっているかもしれません。

逆に考えると、たったの10年や15年で人生を大きく好転できるかもしれないということです。

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