毎日更新し続け250記事に到達した!
早期リタイア決断と同時にブログを開始
私は昨年9月に早期退職を最終的に決断し、当ブログをスタートしました。
以来、「毎日更新」を目標に記事配信を続けて、本日、250記事に到達しました。
正直、毎日更新できるかどうか自分でも自信がありませんでしたが、早期退職後は徐々にブログ更新が生活の一部となり、規則正しい生活を維持するツールにもなりました。
何よりも、当ブログを訪問してくれる方々が増え始め、ユーザー数が安定するようになったのは、私自身の励みになったと思います。
このブログは、私自身が早期リタイアを実現できたのはなぜだったのか、自問自答することが原点にあります。
実際、早期リタイアしてからは、毎日が自由な生活です。自分が望めば、どんなことにでも挑戦できます。
おそらく、多くのサラリーマンが早期退職を望んでいながら、経済的な理由で我慢する人生を送っているのではないかと思います。
しかし、自分自身の稼ぐ力を高めさえすれば、早期退職は決して難しいことではありません。
早期退職できずに定年退職になったとしても、稼ぐ力を養っておけば、豊かで悠々自適な後半人生を送る事が可能になります。
というわけで、今回は、なぜ、毎日更新して250記事まで到達できたのか、その根源的な理由について説明したいと思います。
自分の経験と挑戦がコンテンツになると考えた
私自身、サラリーマン生活を振り返ると、おそらく恵まれた会社員だったと思います。
30歳前後で年収1000万円を超え、40歳で1500万円を超えていました。
しかし、経済的に恵まれていても、それ以上の副収入を模索し続けました。なぜなら、早期退職するなら経済的な基盤が重要だと考えたからです。
会社から高い報酬をもらいながら、なぜ早期退職を考えるようになったのか?
それは、40歳前後のとき、このまま会社で働くことには満足できなくなったからです。
40歳すぎに社長の近くで勤務するようになってからは、50代、60代の幹部を見ても「報・連・相」に心を砕き、彼らがなにかビクビクしながら生きているようにみえました。
報・連・相(ほう・れん・そう)は、「報告」「連絡」「相談」を分かりやすくほうれん草と掛けた略語。主としてビジネス(職場)において使われる。(出典:Wikipedia)
サラリーマンですから、「報・連・相」に気を遣うのは当然のことです。
ただ、あれが未来の自分の姿ならば、「魅力のない人生になってしまう」と感じていました。
それ以上に、心の大部分を占めたのは「ワクワク感」の欠如でした。
「自分が心底、興味を持って打ち込めるものが他にあるのではないか」とおぼろげながら考えるようになっていました。
気の合わない上司がいたわけではありません。ただ、尊敬できる上司もいなくなっていました。
「そろそろ会社のためでなく、自分のための人生を模索してもいいのではないか?」
将来の早期退職を目指した40代前半、私はある決心をしました。
早期退職するために最も考えたことは?
「早期退職=無職」の覚悟と周到な準備
早期退職を目指し始めた40代前半。私にあるのは、6000万円ほどの貯蓄と、都心の賃貸用マンション、そして自宅だけでした。
おそらく40代前半で早期退職していたら、50代で息切れして、結局は再就職することになっていたかもしれません。
80歳以上まで生きてしまったとして、残り40年近くを埋められるだけの経済的基盤を作る事が急務だと考えました。
経済的な基盤づくりのために具体的に考えたことが次の3点でした。
- 金融資産(貯蓄)は1億円以上まで増やす事(ストック)
- 公的年金の夫婦合計額を年間400万円にし、妻の事業を発展させる事(フロー)
- 無職では不可能なこと(住宅ローンなど)を会社員時代に済ませておく事
この3点は絶対に成し遂げようと決意しました。
逆にいうと、これができなければ、60歳の定年まで働くしかないと考えました。
当ブログが250記事まで続けられた最大の要因とは?
私は現在、何の不安もなく早期リタイアを楽しんでいます。
何の不安も感じない最大の要因は経済的に恵まれた状態だからです。
しかし、その経済基盤を構築するには、早期リタイアを決意してから15年間という年月を要しました。
その間に自分が感じたり学んだことを分かりやすく配信し続ける事が、私ができる社会貢献ではないかと考えています。
自分が自分らしく生きることを模索するのはとても素敵なことです。
しかし、自由になりたいという思いだけが先行し、肝心の足元がゆるゆるでは早期退職しても不幸な人生に転落してしまいます。
ですから、私は当ブログで一部の大物ブロガーらが提唱する脱サラ推奨には注意を呼びかけてきました。
”脱社畜””大学に行くのは無駄”といって20代でフリーランスになるように呼びかける先には、高額な情報商材や有料サロン、noteなど有料コンテンツを買わせる大きな落とし穴があります。
「サラリーマンという素晴らしい身分を簡単に捨てて、ネット商人の養分に転落する人生を歩ませたくはない」
私が毎日、ブログを更新し続けるのは、いま、悩みながらサラリーマンを続けている人たちに対する強い思いがあるからです。