リタイア生活は東京が最適と考える3つの理由

私は、このブログのタイトル通り、リタイア後は東京で生活したいと考えています。

長年、東京で生活してきたので、当然といえば、当然の選択ですが、そんな私でも海外や国内リゾート、地方都市での生活を検討したこともありました。

しかし、考えれば考えるほど、老後の生活は東京で暮らすのが最も快適ではないかと思うようになりました。

それはなぜなのでしょうか?

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海外や地方でのリタイア生活を選択しない理由

物価安が魅力な東南アジア

最近、リタイア後はシンガポールやマレーシア、バンコク、ハワイといった海外で生活することを斡旋する業者が増えました。

特に、シンガポールを除く東南アジアは物価が安く支出も年金の範囲内で収まるため、一定の人気があるようです。

マレーシアのように、医療機関も日本語の話せる医師や看護婦を常駐させ、日本からのリタイア組を歓迎している国も少なくありません。

私の知人も早くからマレーシア生活を計画していました。

「同じお金で日本の3倍の生活ができる」とも話していました。

つまり、10万円あれば、日本で言う30万円分の生活が可能だということなのかもしれません。

東南アジアに魅力を感じている人は、ゴルフのプレー代が安いということも口にします。

確かに夫婦でプレーしたら、日本国内ならば、一回につき、全て含めて2万円は覚悟しなければいけませんが、東南アジアだと数千円のレベルです。

以前のように、1ドル=80円や90円といった為替水準ならば、確かにコストパフォーマンスの良い生活が実現しそうです。

もっとも、最近は円安ですから、話半分に聞いておく必要もありそうです。

ということは、常に為替相場を気にする必要があります。

人々の性格も穏やかな東南アジアは悪くない選択

また、最近、私が旅行したタイは、仏教国らしく人々の性格が穏やかで、親日的な空気も感じました。

非常に暑いというイメージもありましたが、最近の東京の暑さに比べたら、しのぎやすい暑さにも思えます。

年老いてからは、寒さよりも暑さのほうが、体の負担は少なそうです。

東南アジアに慣れ親しんできた人たちにとっては、リタイア後や老後にマレーシアやタイといった東南アジアで暮らすのは決して悪い選択ではないと思います。

一方、ハワイやシンガポールは家賃をはじめ物価が安くはありません。むしろ、東京よりも高いかもしれません。

ハワイは、生活費が苦しく、ダブルワーク、トリプルワークの若い地元の女性や男性も存在します。

ハワイで別荘物件を探した事がある人は実感したと思いますが、日本国内の別荘の数倍の価格を覚悟しければいけません。

食事代も東京と変わらず、日本食を食べたくなって出かけると、料金は驚くような高さです。旅行なら我慢できても、長期的な日常生活は相当な金銭的覚悟が必要になりそうです。

言葉や異文化に順応するストレス

物価など経済的な側面を考えると、東南アジアは悪い選択ではないと申し上げましたが、私の場合、東南アジアはさほど行ったことがありません。

その地で暮らすとなると、新たな文化への順応や言葉の習得といった努力が必要になりそうです。

たまの旅行ならば、異文化や言葉の違いは刺激的で面白いものですが、日常生活で順応するとなると、刺激ではなくストレスになると考えました。

また、日本語を話せる医療スタッフが増えていても、救急搬送の際に日本語で対応してもらえるのか不安もあります。

そんな日常生活を考えると、住み慣れた東京がリタイア生活に最適と考えるようになりました。

地方ではなく東京を選択する理由と事情

では、国内の地方都市や自然豊かな山村はどうか?

私は地方出身の東京在住者なので、地方の良さも悪さも分かっています。

地方の良さはあくせくしないおおらかさであり、悪い点は助け合う互助社会ゆえの煩わしさです。

地方は大企業内の競争社会が希薄なため、どこか、のんびりした気分で生活できます。

私が生まれ育った土地は、たまに帰省すると、本当に癒やされます。

住んでいたころは退屈な街だと感じて早く脱出したいと思ったものですが、年を取るつれ、帰省の度に「田舎もいいなあ」と思ったものです。

ただ、日常生活となると、どうなんでしょうか?

私の妻は江戸っ子なので、東京から離れたくないようです。

海外暮らしには少し関心があったようですが、いまは国内外かかわらず、東京から離れたくないといいます。

ですから、最初から東京以外の選択肢はなくなりました。

リタイア生活の場所は、夫の気持ちだけで決めてはいけません。夫婦が折り合いをつけて生きることが最も重要です。

ただ、ひとつだけ付け加えるなら、リタイアして地方に気楽に住みたいのなら、互助的奉仕の義務感を感じなくて済む別荘地が良いと思います。

ただ、別荘地は毎月の管理費が必要ですが、そこは干渉されない自由とのトレード・オフですね。

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東京リタイア生活の積極的な選択理由

東京は世界有数の観光地かもしれない

サラリーマン生活を振り返ると、私はまだ東京のことを何も知っていないことに気づきます。

もちろん、仕事の関係で都内の高級ホテルや著名な施設に行ったことはあります。

ただ、普段は、自宅と会社を往復し、夜の付き合いや家族との外食で居酒屋やレストランを知っている程度です。

なにか、東京の重要な部分が抜け落ちている感覚に陥るときがあります。

「東京は私がまだ知らない未知の場所がたくさんある」と思うのです。

例えば、東京スカイツリーは多くの人たちが訪れる有数の観光スポットですが、私は行ったことがありません。

浅草も夜の飲み会で訪れたことがありますが、昼の浅草寺は見たことがないのです。

また、芸術的な施設や武道館、両国国技館と行った施設だって足を運んでいません。

最近オープンした豊洲市場だって見てみたいです。

2020年の東京五輪に向けて東京都内は様々な進化を遂げようとしています。

それに歩調を合わせるように、海外からの観光客も増えました。

そんな光景を見る時、「もしかしたら、東京は世界有数の観光地なのではないか」とも思うのです。

まさに「灯台もと暗し」ですね。

東京はコスト安で文化的な生活が可能な大都市

ここからは主に妻の証言ですが、ネットスーパーの発達で、自宅にいながら、そのへんのスーパーマケットよりも安く買い物することが可能になりました。

具体的には、我が家は値が張るものは楽天市場で買い物し、そのポイントを利用して食料品を購入しているのですが、最近、西友と楽天が提携した恩恵で、安い食料品をタダで自宅に届けてくれるようになりました。

特に、重いペットボトルの飲料水も配達してくれますから、年老いてきたら、非常に便利で助かるシステムです。

地方は物価が安いと言われますが、東京でも工夫すれば、同水準の安い買い物は可能だと考えています。

東京は絵画や写真、文芸など芸術品の展示施設や映画館がたくさんあり、数百円の電車代だけで行くことが可能です。

時間や曜日を気にせず、平日に電車で遊びに行けるのは、リタイア生活の醍醐味です。

レストランの味は世界最高レベルです。

私も人並み以上に海外旅行しましたが、料理の味となると、東京のレベルの高さを再認識して帰国することが少なくありませんでした。

寿司など日本料理はもちろん、東京は中国料理やイタリア料理、スペイン、インド、韓国など各国の料理が世界でも最高レベルの味でいただける希有な大都市だと思っています。

医療機関が集中する東京は高齢者に優しい都市

もうひとつ、大切なことは医療機関の数です。

東京は人口が多く病院経営にも有利な場所のせいか、医療機関が多い都市でもあります。

私の自宅の近くには歩いていけるクリニックや歯医者さんがたくさんあるうえに、総合病院もクルマで数分から10数分の所にいくつもあります。

もちろん、症状の説明も海外のように言葉の心配はありません。

いまは健康なので、病院の数や距離を気にする必要がありませんが、体のあちこちに故障が出始め、日常的に通院するような年になったとき、東京のありがたみを感じるのではないかと考えるときがあります。

逆に、ここまで東京が魅力的だと、地方から東京への人の移動が続き、まずます地方の過疎化と東京の肥大化が進む弊害を考えてしまいます。

私が理想とするリタイア生活は?

私が理想とするのは、東京を拠点として年に何度かは海外や地方の観光地や名所を訪ねる生活です。

東京の利便性や魅力を享受しながら、海外や地方に長めに滞在し、その土地に住む感覚も味わいたいとも思います。

同時に、社会にお役に立つためには、日常生活のストレスをなるべく減らしたいという気持ちもあります。

それには、地域のしきたりや義務的奉仕が必要ない東京が最もストレスを感じないで、自分の目指す好きなことに没頭できる土地だと思うのです。

何よりも、人生で最も長く暮らし、住み慣れた場所で、人生最終コーナーを走り切るのが、一番気楽だというのが、東京でリタイア生活を選択する最大の理由なのかもしれません。

まさに「住めば都」です。

私にとって、それが、たまたま東京だったということなのです。

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