副業で人生は変えられるのか?早期退職目指す会社員が副業で好循環になる理由

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実は知られていない副業の恩恵とは?

急激に高まる副業への関心

最近、自分に合った副業や稼げそうな副業を探す人が増えています。

日本経済新聞で9月16日から始まった連載コラム「副業を考える」は、副業の実態や意義、今後の課題など幅広い分析を報じました。

第一回目の「働き方改革で高まる関心」では、Googleの検索数に言及し、副業がリーマンショックに直面した10年前の2009年と比べても、2019年は急増していることを報じました。

「Google トレンド」はキーワードの一定期間の検索件数について、最も高い時期を「100」、逆に最も低い時期を「0」として人気度を表示します。2004年1月から19年8月の期間で「副業」を調べると、「100」は19年6月、リーマン・ショックの中で副業が注目された10年前の09年6月は「38」でした。(出典:日本経済新聞「副業を考える 『働き方改革』で高まる関心」)

最近の副業ブームは、2017年3月に政府が策定した「働き方改革実行計画」を抜きには語れません。

「働き方改革実行計画」は、副業や兼業の生きを強調した上で「副業・兼業を認めている企業は、いまだ極めて少なく、その普及を図っていくことは重要である」と指摘したからです。

この指摘が政府の意向と受け取られ、企業が副業を解禁するムーブメントを生み出しました。(参考:働き方改革実行計画「柔軟な働き方がしやすい環境整備」の項目

では、副業は”官”先行の一時的なブームに終わるのでしょうか?

私は今後、ますますサラリーマンに広がると考えています。

それはなぜか?

副業がブームになっている最大の理由とは?

なぜ、いま、副業がブームなのでしょうか?

その多くは収入を増やしたいためです。

「給料だけでは生活が苦しい」「住宅ローンの負担を軽減したい」「消費増税や保険料アップの対策を考えたい」「将来のために貯蓄を増やしたい」・・・

サラリーマンの場合、本業の収入が劇的に伸びることは期待できません。

ですから、本業以外の副収入を得ることを考えるのは当然なことです。

その経済的な動機が、本業に合間を副業に注ぎ込むエネルギーになっているのは間違いありません。

しかし、副業の意義は経済的な側面だけでしょうか?

多くの人たちが副業を実践してみて、もうひとつの意義に気づいていました。

それは「幸福感」です。

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なぜ副業が幸福感を高めるのか?

副業を持っている人のほうが幸福という分析結果

日経連載コラム「副業を考える」の最終回。東洋大学の川上淳之准教授が「副業が人々に与える幸福感」を分析しています。(参考:「幸福感はもたらされるか」)

この中で、川上准教授は、リクルートワークス研究所の「就業実態パネル調査」をもとに、副業に幸福感を高める効果があるのかどうかを調べました。

その結果、「副業を持っている人のほうが幸福であると回答している割合が高かったのです」と結論づけています。

その理由について「本業の仕事では果たされない部分を副業が補完しているのかもしれません」とも述べています。

川上准教授はまた、精神科医で作家の神谷美恵子さんが著書「生きがいについて」で副業に触れた文面も紹介しました。

「どちらかというと『本職』でないもののほうが単に『したくてする挙動』であるだけに、よけいに生きがいを感じたのであったかもしれない。あるいは二つの異なった活動が互いに生きがい感を強め合っていたかもしれない」

その例として、神谷さんは医学と文学を両立していた森鴎外と木下杢太郎を引き合いに出しています。(出典:日本経済新聞幸福感はもたらされるか

神谷さんが指摘するように、サラリーマンでありながら名声を得た作家や作曲家は少なくありません。

レコード大賞を受賞曲『シクラメンのかほり』(歌唱・布施明)の作曲家・小椋佳氏は、日本勧業銀行(現みずほ銀行)の銀行マンでした。

若手作家では『桐島、部活やめるってよ』でデビュー後、『何者』で直木賞を受賞した朝井リョウ氏も、早稲田大学の在学中に作家デビューしましたが、卒業後も会社員をしながら作家活動しました。

サラリーマンの副業は好循環をもたらす

会社の仕事に社会的意義や生きがいを感じられない会社員は多いものです。

会社の利益を上げるためにノルマに追われ、好きになれない上司に叱咤激励される日々に「いったい、自分は何のために働いているのか」と疑問を感じ、心まで病んでしまう人さえいます。

たとえ高給取りのサラリーマンであっても「お金よりももっと大切なことがあるのではないか?」と自問自答しながら働いているものです。

私も年収2000万円近いサラリーマンでしたが、生きがいを求めて早期退職ばかり考えていました。

私はサラリーマン時代に副業を始めたのは、給料以外に副収入を増やして、経済的に自立した形で早期退職するのが目的でした。

副収入が目的で始めた副業でしたが、会社の仕事に生きがいを感じなくなっていたせいか、副業ブログを執筆していることに幸福感を感じていました。

幸福感があったからこそ、長年にわたってブログを継続できたのかもしれません。

結果として、次のようなプラスの循環が生まれました。

副業を始める→副業に生きがいを感じる→生きがいを感じるから継続する→継続するから副収入が増える

「副業で人生が変わる」というのは、決して、大げさな言葉ではありません。

私自身、いま、好きなことで自由に生きているのも、サラリーマン時代に副業を始めたからだと考えています。

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