海外旅行前に要注意!海外保険付帯のクレジットカードはキャッシュレスで診療可能!

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海外旅行保険が付帯のクレカならキャッシュレスで受診可能

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海外保険の加入を忘れると旅行も人生も暗転する

怪我をしたり、病気になっても、日本は皆保険制度の国なので、少ない治療費で受診できる国は少ないものです。

米国・ハワイのように盲腸でも治療費に何百万円もかかるというのは、決して珍しいわけではありません。公的医療保険制度が整備されていなければ、すべて自己負担ですから、当然のことだと思います。

しかし、日本人は海外旅行でも国内旅行に出かける感覚で、いざという時の備えを怠っている人が少なくありません。

ただ、以前、ご紹介した年会費無料のEPOSカードや、年会費10,800円の楽天プレミアムカードを保有していれば、海外旅行保険が自動付帯されているので安心です。

海外旅行前にEPOSカード加入が必須の理由!毎年の自動車保険料見直しはリタイア生活の基本
海外旅行先の怪我や病気で不幸になる恐れがある 不要な支出と保険料の見直しは豊かな人生の鉄則ルール 我が家は100万円以上のカメラやバックを購入したりしますが、一方で不要なコストは徹底的に見直すのが習慣です。 とくに、何事もなければ、お金を捨てることになる各種保険料は、毎年、徹底的に見直しています。 富裕層が欲しがるような高級品は、いざという時に売却して現金化できます。しかし、保険のような出費は、一度支払ってしまうと現金化できないからです。 今回は、以前、ご紹介して、とても反響のあったツールを紹介しつつ、もうひとつ重要なことを共有したいと思います。 ハワイ旅行で盲腸の治療費が250万円超の事例 今年はゴールデンウイークが10連休になります。 このため、JTBによると、海外旅行に出かける人は1.1%増の1910万人で、史上初の1900万人台となる見通しということです。(参考:JTB綜合研究所)...

幸い、私は海外で病院に駆け込んだ経験がないので、まだ、クレカの傷害保険を使用したことがありません。

海外保険付帯のクレカを持っていれば、海外で病院に駆け込む際に、どんな手続きが必要で、どんな利便性があるのか、とてもよくわかるYouTube動画を見つけました。

その動画を見て分かったことを簡潔に説明したいと思います。

クレカがあればキャッシュレスで日本語対応の病院で受診できる

クレカの海外保険の利用方法が具体的に分かるのは「【体調不良】タイでクレジットカード付帯の海外旅行保険を使ってみた」という動画です。

このYouTuberは、高熱と耳の痛みに襲われて中耳炎で我慢できないため、病院に駆け込むことにしたようです。

これを見て分かった手順を整理します。

  • クレカ裏側に書いてあるサポートデスクに電話。専用デスクの番号を教えてもらう
  • 専用デスクに住所・氏名・病気になった場所などを伝える
  • この際、オペレーターは電話を掛け直しくれる
  • オペレーターに対し日本語対応の病院を希望すると伝える
  • オペレーターは宿泊ホテルの近辺で日本語対応の病院を探してくれる
  • 最適な病院が見つかると、オペレーターから電話があり、病院名と住所を教えられる
  • この時点でオペレーターは病院に連絡手配も済ませている
  • オペレーターからタクシーを使っても交通費は保険対象になるとも伝えられる
  • 病院にはパスポートや航空券の半券など日本出国を証明できるものを持ってゆくだけ
  • 病院ではキャッシュレス決済。治療費は日本円で2万8000円。現金の必要なし
  • 治療は注射と数種類の薬。薬の袋には日本語でも説明書きがあってわかりやすい

以上が、クレカのサポートデスクに電話してから治療を終えるまでの全行程ですが、一銭も自己負担なしに、しかも現金不要のキャッシュレスで、治療を終えている点が印象的でした。

自動付帯であれば、クレカの海外旅行保険は十分に使える

クレカの海外保険で最も感心したのは、オペレーターの配慮です。

国際電話で比較的長い時間通話することになります。このため、電話を掛け直してくれて、余計な出費を防いでくれています。

日本語対応の病院を希望すると、最適な病院を手配し、事前に連絡してくれているため、本人は日本出国の証明書(パスポートや旅券の半券)を持参さえすれば、あとは現金なしで治療を済ませることができます。

クレカに自動付帯されている保険がどのくらい使えるのかという不安もありましたが、動画を見ると完璧ですね。

詳しくは、次の動画を見れば分かります。

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クレジットカードの海外旅行保険で必ず注意すべきこと

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「自動付帯」と「利用付帯」の違いを理解しないと無保険になる恐れ

「海外旅行のたびに、損保会社に5000円前後の保険料を払いたくない」

そう考えて、海外旅行の傷害保険の付いているクレジットカードを契約したものの、いざという時にその保険が利用できないという人は少なくありません。

なぜなら、そのクレジットカードは航空券の購入などに利用していなければ、海外保険が適用されない「利用付帯」型のクレジットカードだからです。

ですから、海外旅行で高額な治療費を回避するためには、クレジットカードを利用していなくても保険が適用される「自動付帯」型のクレジットカードを保有することが必須です。

自動付帯型のクレジットカードは、年会費無料のEPOSカードと、年会費10,800円の楽天プレミアムカードが人気ですが、双方の保障の違いを比べてみます。

保険の種類 EPOSカード 楽天プレミアムカード
傷害死亡・後遺障害 最高500万円 最高5000万円
傷害治療費用 200万円 300万円
疫病治療費用 270万円 300万円
賠償責任(免責なし) 2000万円 3000万円
救援者費用 100万円 200万円
携行品損害(免責3000円) 20万円 50万円

もちろん、年会費10,800円の楽天プレミアムカードであれば、死亡保障も治療費の補償も十分というレベルです。

年に2回旅行したら、保険料だけでも年会費の投資分に相当するレベルです。

ただ、EPOSカードの保障は死亡時こそ少ないものの、傷害や疾病の治療費は十分な水準だということも分かります。

年会費無料でも、ここまで補償するのですから、EPOSカードは評価すべきクレジットカードだと思います。

ただ、私は海外保険が自動付帯されているEPOSカード楽天プレミアムカードの両方を保有しています。

それはなぜか?

重要なことを説明したいと思います。

傷害保険は複数の保険を合算できる

クレジットカードに付帯している海外旅行の傷害保険は、傷害死亡・後遺障害補償と疾病死亡補償を除いて、すべての項目を合算することが可能です。

ですから、自動付帯のクレジットカードを持っていると、いざという時に双方の補償額を合算することができます。

これによって、海外旅行中の多額の治療費や救急運搬費の費用は心配ない水準になります。

合算した補償額は次の通りです。(青字の数字)

保険の種類 EPOSカード 楽天プレミアムカード 合算
傷害死亡・後遺障害 最高500万円 最高5000万円 ×
傷害治療費用 200万円 300万円 500万円
疫病治療費用 270万円 300万円 570万円
賠償責任 2000万円 3000万円 5000万円
救援者費用 100万円 200万円 300万円
携行品損害 20万円 50万円 70万円

海外旅行中に救急救命室に搬送されたり、長期の入院となった場合、数千万円単位の医療費も覚悟しなければいけません。

そうした想定外リスクの対応は、常日頃、思いついた時にクレジットカードに加入するなど迅速に対応しておくことが必要です。

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