早期リタイアは本当に幸せなのか?早期退職者が本音を吐露する

リタイア準備
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アーリーリタイアを実現したあと何があるのか?

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アーリーリタイアして幸せを感じない人もいる

会社に時間も心も支配されていると、自由な生活に憧れるものです。

しかし、株式投資などで資産を増やしてアーリーリタイアしたものの、幸福感を感じないという人は多いものです。

早期リタイアを実現するために、家族も作らず、ひたすら貯蓄し、早期リタイア後は鬱状態になる人もいます。

アーリーリタイアは本当に人を幸せにするのでしょうか?

早期退職を目指す人が増えています。

私は昨年、早期退職し、現在は仕事もせずに、毎日、自由な生活を送っています。

いまはストレスもなく、サラリーマン時代からやりたかったことをひとつひとつ実行している途上です。

ですから、私自身は早期退職して本当に良かったと実感しています。

しかし、早期リタイアしても幸せになれない人がいるのではないかとも感じています。

リタイア生活は自分主導の人生を手に入れるということ

早期退職であれ、定年退職であれ、自由に生きるということは、会社ではなく、自分主導の人生に切り替えるということです。

これまでは、会社が仕事や他人との交流の機会を与えてくれて、自分はそのレールの上を走っていれば、事足りました。

しかし、自分主導の人生は、すべて自分で人生を設計しなければいけません。

設計できなければ、毎日、テレビやネットを視聴しながら、1日が終わるのを待つ生活になってしまいます。

退職後、最初のうちは、そうした生活も気楽でいいのかもしれません。

しかし、何もしない生活が20年も30年も続くとすれば、普通の人はおかしくなってしまいます。

リタイア生活には適度な作や趣味が必要です。

私がブログを推奨しているのも、ブログは趣味と実益の両方の性格を兼ね備えているからです。

しかも、ブログの素材を探すために、様々な事象を調べ学ぶきっかけにもなります。

さらには、まとまった文章を書く作業は論理的思考を高めてもくれます。

もしも、私がブログという趣味がなければ、時間を持て余し、夜は飲み回る生活だったかもしれません。

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アーリーリタイアの幸せとは何か?

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早期退職を目指しているときが一番幸福かもしれない

目標に向かって走り続けているときは、充実感や幸福感を感じるものです。

しかし、目標を達成した途端、生気がなくなる人も少なくありません。

早期リタイアも同じです。

サラリーマン時代に副業を身につけ、金融資産が順調に増えているときは充実感を感じるものです。

私自身、早期退職という目標に向けて、様々な副業を経験し、給料以外に想定外の収入を手にした頃は楽しかった記憶があります。

ですから、早期退職を目指して10年ほど副業に取り組んだのは、その状態が心地よかったからかもしれません。

大手企業の管理職という立場と、副業という夢のある作業。金融資産が貯まるだけでなく、その生活自体に充実感を感じていました。

同時に、いまとなっては、30〜40代に早まって退職しなくて良かったとも考えています。

なぜなら、早すぎるリタイアは、その後の人生を決して幸せにしない恐れがあるからです。

50代の早期退職が望ましいと考える理由

私は当ブログで、50代のが望ましいと強調してきました。

その理由は次のようなメリットがあるからです。

  • 長く働いた分だけ貯蓄と年金支給額が増える
  • 20〜30代の早期退職より退職金が多い
  • 子供の教育費などもほぼ済んでいる
  • フリーと違って会社内で様々な人生経験を積める
  • 人生経験や知見はその後のコンテンツ資産になる
  • 好きなことで生きるにはちょうど良い残り時間

この中で、最後の「好きなことで生きるにはちょうど良い残り時間」という点は重要です。

早期退職が20〜30代では残りの人生を持て余すおそれがあります。

40代の早期退職は退職金や年金が少し損な感じがします。また、生きるために稼ぐことがまだまだ必要です。

しかし、50代はまだ体力的にも時間的にも余裕があり、管理職まで経験している年代なので、その知見はブログなどコンテンツ資産を形成する上でも役立ちます。

充実したリタイア生活は50代スタートがベスト!早期退職後の実感を正直に語ろう
60代では遅い!50代リタイアは何倍も生活を楽しめる 早期退職して実感した50代リタイアのメリット 最近は「サラリーマンは社畜。早く辞めてユーチューブやブログで稼いだ方が自由な生活が手に入る」と若い人たちを煽るインフルエンサーが蔓延し、その言葉に踊らされる短絡的な若者も少なくないので、思慮深い判断を願って注意喚起の記事を多めに配信してきました。 ところで、リタイアしてから4ヶ月になろうとしています。 リタイア後は、まず生活の軸を作りたかったので、当ブログをはじめ複数のブログを立ち上げました。一方で、様々な勉強やカメラ撮影に時間を割き、毎日がストレスのない日曜日といった状態です。 久しぶりにブログを本格的に始めたことで、自分の小遣いほどの収益が見込めるようになりました。趣味と実益を兼ねたブログは知的娯楽として最高のツールだと改めて実感しています。 早期リタイア生活を送ってみて、やはり早期退職...
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まとめ・アーリーリタイアは幸せなのか?

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アーリーリタイアを幸せにするか否かは個人差がとても大きい

早期退職後の人生が幸せになるかどうかは、個人差があるものです。

端的に言うと、「自分次第」なのです。

重要なのは、早期退職を目指した時期から、リタイア後の生活設計を考えておくことです。

その際、リタイア後も興味を持って継続できる副業が一石二鳥となるものです。

副業を探す際に、すぐに稼げる副業や、副業の稼ぎ方ばかりに着目せず、むしろ面白いと思える、あるいは楽しめる副業を探す視点が大切です。

楽しめる副業はリタイア後も趣味的に継続できるものです。

楽しめる副業もなく、現状から逃れたい一心で早期退職すると、早晩、何もしない生活に飽き、自由すぎるゆえに苦しむ生活に陥ります。

しかも、十分に副業を確立していないために、資金面の不安も募り、結局は好きでもない仕事に従事し、不満とストレスの生活に舞い戻ることになります。

幸せなアーリーリタイアを実現するために必要不可欠なこと

幸せなアーリーリタイアに必要なことは何でしょうか?

それには3つの財産をつくることです。

  • 金融資産や副業など経済的財産
  • 心の支えとなる家族や友人など人的財産
  • 好きなことや打ち込める趣味的財産

上記のひとつたりと欠けたら、「私は何のために生きているのだろう」と無力感や脱力感に苛まれるかもしれません。

ただ、座していても、宝くじに当選するように、3つの財産が天から降ってくるわけではありません。

体力的、精神的に余裕のある30〜40代に、この3つの財産を意識し大切に育ててきた人と、会社一筋で生きてきた人では、リタイア後の生活に大きな格差が生まれるはずです。

私は40代から重い責任を任されるサラリーマンでしたが、つねに50代以降の人生を充実させることは忘れないようにしていました。

早期退職を実現したいま、それは正解だったと実感しています。

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