不安のないアーリーリタイアを目指すために必要なこと
自由と幸福を感じる日々を手に入れました
サラリーマンを辞め、リタイア生活に入ると、1日が本当に早く過ぎ去っていきます。
それほど、いまの私はリタイア生活を満喫しているのだと思います。
朝の起床時間は決めていませんが、時間がもったいないので、なるべく早めに起き上がって午前中はブログの執筆。昼食を食べたあとはユーチューブを見たり、散歩したり、カメラ撮影に出かけています。
夜は時々、お気に入りの居酒屋で食事するほかは、基本的に仕事を終えて帰宅した妻の手料理をいただき、深夜に再び執筆活動するのが日常になっています。
夫婦で旅行も計画していますが、平日はどのホテルや旅館も空いていて予約が入りやすく、週間天気予報を見て確実に晴そうな日を選ぶこともできます。しかも宿泊料金は割安です。
「これほど自由と幸福を感じる生活は、いつ以来だろうか?」と考えることもあります。
幸せなリタイアを実現するためのワタシ的条件とは?
私はリタイアして本当に良かったと思っています。
しかし、こうしたリタイアを実現できたのは、次のような条件を満たしているからだと思います。
- 早期退職を目標に準備をしてきたため、貯蓄や年金が充実している
- リタイア後に本当にやりたいことがたくさんあった
- 妻が稼き私が自由人でも許してもらえる家族の理解
この3条件はとても重要だと思っています。
会社員は、自営業やフリーランスの人たちより、リタイア生活を目指すには大きなアドバンテージがあります。
長年納めていると、毎月天引きされる厚生年金の保険料は「真の不労所得」として、将来、大きな力を発揮してくれます。
もちろん、早期リタイアを目指していたので副業にも励みました。
たとえ副業収入が思うように伸びなかったとしても、サラリーマンは毎月安定した給料が振り込まれますから、生活に困ることはありません。
ですから、焦らず、じっくり、副業に取り組んで、副業だけ年収1000万円以上に成長させることができました。
もうひとつ、リタイア後にやりたい趣味や夢があった事も早期退職後の充実感につながっています。
ブログや小説、最近流行りのnoteでもいいですが、自由に執筆活動したいという長年の夢がありました。
さらには、好きなカメラ撮影や旅行、気ままなドライブ、一眼カメラで動画撮影し編集も勉強したいと思います。
さらには、社会に貢献できる起業も計画しています。
リタイア生活に大切なのは夫婦の適度な距離感
リタイア生活で最も大切なことは、妻との適度な距離感だと考えています。
妻は朝、仕事に出かけるので、夜までは私の自由時間となります。
妻が取引先と夜の会合で遅くなる日には、私もお気に入りの居酒屋で少しばかり晩酌とごちそうを頂いています。
夫婦一緒の時間が限られているのは、むしろ心地よいものです。余計なことで口喧嘩になることが少ないからです。
むしろ、限られた時間での夫婦の会話なので互いに話題が新鮮です。
奥さんが専業主婦だと、夫婦2人が同じ空間にいる時間が多いので、お互いに息苦しくなるかもしれません。
よく旦那さんが定年退職で家にこもるのを嫌がる奥さんがいると聞きますが、それは分かるような気がします。
家族のために一生懸命働いてきた旦那さんは可愛そうだと思いますねどね。
リタイア生活にデメリットはないのか?
リタイアの最大のデメリットは収入が減ること
では、リタイア生活にデメリットはないのでしょうか?
それはたくさんあります。思いついただけでも6つありました。
- 毎月の定期収入が減る、あるいはなくなる
- 会社員は厚生年金の支給額が定年退職者よりも少なくなる
- 趣味がないと何もすることがなく時間を持て余す
- 無職という肩書のない人生のスタート
- 通勤がなくなる分、運動不足になるかもしれない
- 会社員時代より友人が減るかもしれない
思いつくだけでも、これだけのデメリットが考えられますが、どれも決して大きなデメリットではありません。
工夫次第で、簡単に解消できることばかりです。
考え方次第でデメリットはメリットに変わる
ただ、早期退職して最も大きなデメリットは経済的な損失だと思います。
定年まで働けばえられる給料やボーナスを放棄するわけですから、早期退職で数千万円単位の経済的損失を覚悟しなければいけません。
しかし、アーリーリタイアにむけて計画的に準備してきた人は、経済的な問題はクリアしているはずです。
経済的損失が心配な人やリタイア後に副収入を得る自信のない人は無理をせず、65歳、いや70歳まで働けばいいのです。
心の安定は会社を辞めた方が得られるのか?
それとも辞めずに我慢してサラリーマンを続けた方がいいのか?
それはあなた自身の心の問題ですから、自分で判断するしかありません。
絶対にやっていけないことは他人に相談するということです。
人生の大きな決断は自分で判断して自分で決断する。他人のアドバイスに従って、のちのち後悔するような格好の悪い人生は送らないで欲しいと思います。
その他のデメリット、「肩書がなくなること」や「友達が減ること」は全く気にする必要のない話です。「運動不足」は毎日散歩するだけで解消されるはずです。
最後に、よくあるデメリットですが、退職したものの、何もやることがなく、時間を持て余す危険性です。
やりたいことや趣味もない人は早期リタイアを急ぐ必要はないと思います。
もしかしたら、多少ストレスがあっても会社員生活の方が自分に合っている可能性があるからです。
充実したリタイア生活は、お金さえあれば、いつでも実現できます。
まずはブログで稼いだり、何か副業に取り組んで副収入を得るメドがついてから、本格的に会社を退職するタイミングを考えても遅くはありません。