脱サラして幸せな人生を実現する方法とは?
誰でも会社に行くのが辛い時がある
長い連休が終わると、会社に通勤するのが億劫になるものです。
私も連休明けや毎週月曜日は何か調子が出ず、夕方にはとても疲労感を感じました。
とくに、会社の仕事が面白いと、いよいよ疲労度は増し、「早く勤務時間が終わらないか」と終業時間が待ち遠しかったものです。
すると、いつの間にか、「自分は何のために会社に通って日々の生活を我慢しながら生きているのだろうか?」と疑問を感じるようになっていました。
なぜ、会社に行くのか?
決して仕事が面白いわけでもあありません。ましてや、仕事に充実感も覚えていません。すべては生活のためでした。
給料をもらうために限りある人生の時間を日々、無為に消費していたのです。
そのとき考えたのは、「経済的な環境さえ整えれば、無理に会社に通う必要はない」ということです。
40歳を過ぎた頃、私は資産形成に力を入れ始めました。
早期リタイアした現在、あの時に経済的なハードルを乗り越えようと、一念発起して、あらゆる副業に取り組んだのは正解でした。
同時に、漫然と会社員生活を送っていたら、知らなかった世界や経験ができたのは幸運でもありました。
「上司の顔も見たくない」という重症の会社員はどうするべきか?
あの頃の私以上に、現在、重度の会社嫌いになっているサラリーマンは少なくと思います。
「上司の顔を見ただけでストレスが溜まる」「夜は眠れない」「何か不安なことばかりを考えるようになった」・・・・
こんな症状のサラリーマンは鬱(うつ)という危険水域に入っているかもしれません。
早めに、現在の環境から距離を置く事が必要です。医師に相談して早めに休養を取り、場合によっては無理せず、転職やフリーの道を考えることは大切なことです。
会社にしがみつかなくても生きてはいけます。無理に会社に通って精神状態が病的になれば、人生を修正する気力さえも奪われてしまいます。
そうなる前に、まずは早めに自分自信を安全地帯に置くことが何よりも重要です。
自分で会社に退職願を提出できない人でも、最近は弁護士事務所の退職代行サービスもあります。
ただ、そこまで精神的に追い詰められていない人も多いと思います。
その場合、会社にとどまったとしても、毎日張り切って働いている同僚よりも最終的には充実した人生を送る方法があります。
会社に使い捨てにされる前に経済的な準備が重要
人生を先読みできるサラリーマンが幸福な後半人生を実現できる
「一寸先は闇」なのがサラリーマンの世界です。
30〜40代に順調に昇進・昇格している人であっても、出世したが故に会社の不祥事に巻き込まれて連帯責任を負わされたり、部下に対する愛情だと思って指導した行為がパワハラと認定されたり、先々、予想もしなかったことが身に降りかかるかもしれません。
その時、経済的に自立する術がなければ、降格・左遷されても、我慢して会社にしがみつくほかありません。
ですから、いまから、副業を始めて給料以外の収入源を見つけ、経済的に自立する努力が大切なのです。
たとえ、会社員として順調な人生を送っていない人であっても、副業や収益を生むような趣味を見つければ、後半人生は逆転するのです。
会社内の出来事に心を奪われていると不幸な気分になるものです。会社内の処遇や人間関係から自分の関心を切り離して、より幅広く人生を見つめ直すことが肝心なのです。
どんな人でも、いずれ会社を辞める時が来ます。
その時、悠々自適な生活をスタートできるように準備することが重要なのです。
早期リタイアの準備を早く始めた人ほど後半人生が充実する
早期退職であっても、定年退職であっても、リタイア後の人生の分かれ道は、次の3点だと考えています。
- 経済的な備えが十分あること
- 健康であること
- 自分が熱中できる趣味や副業があること
この3点があれば、人生の後半は充実した生活を送ることができます。
とくに、経済的な備えは大切です。
人間は霞を食べて生きていけませんから経済的基盤は重要です。
そのためには、現在、会社員として順調に働いている人であっても給料以外の副業収入が必要だと、私は考えています。
というのは、若手・中堅時代に会社から重宝されていた人でも50代になって不要となった人をたくさん見てきました。
人間、だれしも、年には勝てないのです。
同時に、会社は50代を必要としていないのです。
「金融資産」プラス「収益を生む趣味」があれば理想的
会社員時代に副業に励むのは、単に生活のためだけではありません。
もちろん、最低限の生活を維持するための金融資産は必要です。しかし、それだけでは人生を充実させるには不足するものです。
なぜなら、金融資産が少なかったり、副収入がないと、お金の目減りが不安で趣味や旅行、外食に消費できず、行動範囲が狭まり、生ける屍になってしまうからです。
ですから、会社員時代から副業や趣味に取り組んで、少しでも経済的な余裕を図ることが重要です。
そのためには、失敗を恐れず、あらゆる副業を経験することです。
たとえ、失敗したとしても、その経験は必ず、のちのち、役立つものです。
まさに「人生に無駄なし」です。