早期退職者のブログが増加した理由とは?リストラ時代に生きがいを見つける中高年サラリーマン

生活
スポンサーリンク

中高年サラリーマンは自分の立ち位置を意識することが重要

リストラ実施企業の6割が黒字だった!

2019年は事業が好調な企業でもリストラに着手した「黒字リストラ元年」ともいえます。

東京商工リサーチの調査によると、2019年に上場企が実施した早期・希望退職者の募集状況は1月〜11月でのべ36社1万1351人に達し、社数と人数ともに2014年以降の年間実績を上回り、最多を更新しました。(参考:東京商工リサーチ

さらに、日本経済新聞は、リストラを実施した企業の約6割が黒字企業だったことを報じました。

好業績下で人員削減策を打ち出す企業が増えている。2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めた。これらの企業の削減人員数は中高年を中心に計9千人超と18年の約3倍に増えた。企業は若手社員への給与の再配分やデジタル時代に即した人材確保を迫られている。業績が堅調で雇用環境もいいうちに人員構成を見直す動きで、人材の流動化が進む。(出典:日本経済新聞

年功序列型の給与体系が日本企業の特徴でした。

しかし、大手企業を中心として、その年功序列型の給与体系を改め、若手に再配分する動きが活発化し、そのあおりで給料が高止まりしている中高年のリストラが活発化したわけです。

IT分野の新たな知識やスキルを学ぶ意思も気力もない中高年では、今後、企業が押し進めるデジタル化の動きについていけないという判断を強めていることも背景にあります。

未知を学ばない中高年は会社のお荷物

確かに、私の経営する小さな会社でも、中高年は過去の経験則に頼りがちで、新たな知識やITスキルを身に着ける意思が希薄です。

ですから、新卒をはじめとして若い人材に期待することになるわけで、今年も新卒採用を開始しました。

どうしても若手社員の方が新たなスキルを身に着けるスピードや意欲に優れ、会社を活性化させるためには必要不可欠な人材です。

しかし、会社の売り上げに対し、払える人件費は限られています。

若手の採用増に伴う人件費や給与の再配分はとても頭の痛い問題です。

40代以上の人たちをどう処遇するべきなのか?

私の会社も創業20年以上になりました。

ビジネス競争を勝ち抜く戦略とともに、中高年の処遇が重い経営課題になってきました。

スポンサーリンク

早期退職者ブログが増加した理由とは?

中高年は会社以外にも生きがいが最重要だ

私の所有する会社は社員の平均年齢が30歳前後です。

今年、新卒を採用すると、さらに平均年齢が低下します。

そうした若い人が多い会社ですら、中高年の処遇に頭を悩ますのですから、大手企業の経営陣にとって中高年対策は重い課題なのだろうと感じます。

ただ、私は20代から会社のために尽くしてきた社員についてリストラは考えていません。

なぜなら、若手が「自分も中高年になったらリストラされるのだろうか」と不安を抱かさせるからです。

もちろん、世の中には、そんなことは気にせず、中途採用の社員ばかりを集めて数年で使い捨てする会社も後を絶ちません。

もっとも、そうした会社は社員もまた数年で転職を考えているので、その意味では経営者と社員の間で暗黙の了解があるのかもしれません。

ただ、私の会社は人が財産です。ですから、いかに社員を大切にするのかという点が重要な業種なのです。

しかし、中高年のサラリーマンには、ひとつだけ強く認識して置いて欲しいと思うことがあります。

それは、会社以外にも自分の生きがいを持つということです。

早期退職前後を控えた中高年のブログが増加中!

会社員である限り、人生の喜怒哀楽の大部分は会社や職場の出来事に支配されます。

睡眠時間を除くと、1日の半分を会社で過ごしているのですから、当然のことです。

ですから、会社での人間関係や上司との関係、昇進・昇給な人事、取引相手との関係などに、心の大部分を揺さぶられる生活です。

しかし、いつまでも会社はあなたを必要とはしてくれません。

いずれ、そんな会社の空気を感じ、「自分はいままで何のために会社に尽くしてきたのか?」と寂しい思いに陥るかもしれません。

しかし、それは会社が悪いわけでもありません。あなたが無能なわけでもありません。

それは人間が老いる途上で必ず通る通過点なのです。

そのとき人生の価値観を会社以外にも置いておくことがとても重要になってきます。

最近、早期退職を前にしたサラリーマンや、最近退職した50代の女性社員らのブログが増えいています。

読ませてもらいましたが、どれも秀逸なブログばかりです。

現在の50代は、バブル期に入社して日本企業が世界的にキラキラしているときに中心をになった人たちです。

現在の若い人たちよりも幅広く深い知識を持っている優秀なサラリーマンだった人たちも少なくありません。

そんな中高年が深い人生経験に基づいて書いているブログですから内容が乏しい訳がありません。

早期・定年退職者のブログが増えた理由とは?

退職前後の中高年がブログを始めたあと、ある一定の感情を持つようになっています。(なかには明言されている人もいます)

それは、達成感です。

会社員生活を続けていたのは、もちろん生活のためでもありますが、職務やプロジェクトを成功させたあとの達成感が生きがいになっていたからです。

しかし、会社を辞めると、確かに精神的には楽かもしれませんが、達成感がなくなります。

ですから、ボランティア活動やアルバイトを始める中高年も少なくない訳ですが、多くの人は「どこか自分が無理をしている」と感じているはずです。

一方、ブログは自分の好きなこと、書きたいことを書けばいいのです。

もちろん、ブログのマネタイズ化を考えている人は書きたいことばかり書いていては収益化が難しいかもしれませんが、それでもブログは毎回、記事一本一本書き上げるたびに、小さな達成感をもたらしてくれます。

「せめて自分の足跡を残しておきたい」「新しいことに挑戦してみたい」「ネット分野を学びたい」「自分の経験を若い人たちに伝えたい」

ブログを始めるには様々な動機があると思いますが、少なくとも自分の意思で新しいことに動き出すだけで、大きな達成感を得られるはずです。

中高年になってくると、80歳まで生きるとして人生はあと何年残っているのか、逆算の人生を意識するようになります。

そのとき、生活のなかに達成感があるのは極めて重要なことだと私自身も実感しています。

次回は、最近、早期リタイアした人たちのブログに見られる、ある大きな共通点を解説したいと思います。

早期退職者がブログで失敗しない方法!趣味と実益の両面で成功する最低条件とは?
ブログで成功するには2つの条件がある 趣味と実益を兼ねたブログはスタート時が重要だ 企業が45歳以上の中高年をリストラする風潮が強まるにつれて、早期退職前後にブログを始めるサラリーマンが増えてきました。 顔や声を晒(さら)すYouTubeはさすがに勇気が要りますが、ブログは自分の姿形を晒す必要はありませんからとても気楽な娯楽です。 ですから、仕事ではなく趣味として始めるのですから、気楽なブログが最善と考える人が多いは当然だと思います。 今後、早期退職や副業がブームになるにつれて、これからブログを始める人が一層増える可能性があります。 というわけで、ブログを始める際に多くの人が陥りがちな落とし穴を中心に話していきたいと思います。 ブログを始める動機は、自分の足跡や忘備録を残したい人や、ブログを趣味として楽しみながら収益も得てみたい人など多種多様です。 単に足跡を残したいと...

コメント

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました